見出し画像

信頼関係で成り立つ支援

こんにちは!関東SIVIO15期のみそらです!

ついに募金ぱにゃにゃんだー最終日ですね😭

これまでメンバーや他支部の記事を読んできて、最終日の今だからこそ、皆さんに考えていただきたいことを記事にしたいと思います。

多くの学生団体は、協賛や募金、クラウドファウンディングなど、誰かのお金をいただいて、その資金を支援に役立てています。

みなさんは、この学生団体の仕組みについてどう考えていますか?

過去に、この学生のボランティアの仕組みに対して、「他人の褌で相撲を取っている状態だ」と言われたことがありました。

SIVIOは、数多くの支援実績がありますが、多くの学生団体と同じく、募金や協賛によって団体が成り立っているため、 たしかに他人の褌で相撲を取っている状態かもしれません。

ですが、1年半活動してきた私がこの問題提起に対して自分なりの回答を考えてみました。

結論から言うと、関東SIVIOは「他人の褌"だけ"で相撲を取っている団体ではない!」と私は思います。

その理由は、シビオが団体として組織していることと、信頼関係を構築していることです。

学生は、お金は無くても、時間と労力が自由に使えます。逆に、時間が縛られているけど、お金に余裕がある社会人の方もいます。

お金を持っている人間が1人いて、自分1人で何かをしようとしても、目的に対して、大きな影響力を与えるには、コネが必要だったり、知識が必要だったり、多くの人々の協力が必要になります。

関東SIVIOという団体で組織していることで、繋がれる団体や組織、企業があります。また三支部あるので、多くの人からの協力も得られます。

「人脈や時間はないけど、国際協力に携わりたい!」「お金はないけど、時間と労力はあるから国際協力したい!」など互いの出来ること、出来ないことを相互に補いながら協力することで、有効な支援ができると私は思います。

そして関東SIVIOに寄付する大きなメリットとして、シビオがこの14年間培ってきた「ラオスとの信頼関係」が何よりも重要であると考えます。

現在、話題になっているアフガニスタンですが、日本人医師の中村哲さんが、現地で水路建設を行った話を知っていますか?

水路建設開始前、現地の人は中村哲さんに対して、「先進国は、私達に気まぐれに支援をする。いきなりやってきて、そして、去っていってしまう。」不信感を抱いている様子で言葉を放ちます。しかし、中村さんは、覚悟を持って水路建設に取り組み、15年以上現地で彼らと連れ添いました。ここで活きたのが彼が覚悟を持って取り組んだことで得た「強い信頼関係」です。信頼された中村さんだからこそ、多くの現地人が駆けつけ協力し、砂漠化した土地に緑が宿りました。

これは例ですが、地域やコミュニティの仕組みや環境を変える行動を行う際には「信頼関係」がなによりも重要だと私は思います。

自分の立場になって考えてみても、いきなり自分の学校に全く知らない人達がやってきて、あれこれ決められて、プロジェクトをやってって考えたら私は少し嫌な気持ちになると思います。

14年という長い時間をかけて信頼関係を築くことは、簡単なことではありません。14年という長い歴史の中で培った現地の人との強い信頼関係があるからこそ、現地の人に寄り添った支援ができると思います。

だからSIVIOは、「他人の褌だけで相撲を取っている団体」ではなく、私たちと募金をしてくださる方の双方が存在することで、村の子供達の教育環境向上に繋がると私は考えています。

いただいた募金は、各村や学校の状況などから判断して、支援の優先順位を決め、きちんとどのように使うか話し合い、ラオスの子供達の支援向上の為に役立てています。

この団体は、覚悟を持って取り組んでいるメンバーがほとんどです。

コロナ禍でも様々なPJを実施したり、オンラインでラオスの小学校と交流を行ったり、大学と連携してラオスの授業を作ったり、またラオスの国立大学の学生とも交流も行っています。

14年間ラオスへの教育支援を続け、コロナ禍でも挑戦をし続けるこの関東SIVIOだからこそ寄付してあげたい!応援したい!と思ってくださる方が、この記事を読んで少しでも増えたら嬉しいです!

ぜひ互いの力を合わせて、子供達の未来へ繋げていきましょう!!!私たちも精一杯頑張るので、応援よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?