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君のまま光ってゆけよ


大切な曲はいくつもある
音楽は聴いた時の情景感情を鮮明に刻み
聴くたびにその時のわたしへと巻き戻す。

羊文学の「光るとき」

アニメの平家物語のオープニング曲で
耳にしたことがあったが歌詞を見て
しっかりと聴いたことはなかった。

わたしが転職して間も無く
環境の変化や自分自身に対して
すごく苦しく悩んでいた時に
あるひとが共有してくれた。

きっとそのひとがわたしに対して
言いたいことがぎゅっと
この曲に詰まっているのだと感じ
わんわん泣いて
泣きながら運転して帰ったのを覚えている。

“君のまま光ってゆけよ”

このフレーズで崩れ落ちた

ああ、わたしはどこにいても
わたしのままでいいのだ、と。

“側にいた人はきっと分かっているはずだから”

“何回だって言うよ、世界は美しいよ
君がそれを諦めないからだよ”

大丈夫、ちゃんと見てるよ
きっとうまく行くからって
そう言って側にいてくれているみたいで。

わたしはどれほど救われただろうか

同じように苦しい時は
何度も何度もあったけれど
その度に 光るとき を聴く

言葉のお守りのようで
わたしは大丈夫だ、と強くなれる。

羊文学は

アーティストも一般人も
同じ人間なんだ、
同じように苦しい時もあるし
同じように感じるんだ
そりゃそういう日もあるよね
みんな同じだよね

あなただけじゃないよ、大丈夫だよって
いつも伝えてくれる、背中を押す、じゃなくて
側にいて話しかけてくれているような
そんな感じ

生活 がリリースされて改めてそう感じた。
他にもたくさん励まされた曲がある
一曲ずつ紹介したいくらい

羊文学に限らず、ね

一生懸命に強くなろうとしなくても
そのままでいいのだ、と思わせてくれる。

わたしはどこへ種子を落としても
わたしのままで花を咲かせる

今だって 光るとき なのだ

わたしの大切な曲が
このnoteを見つけてくれた方々にとっても
大切な曲の一部となりますように。





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