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「派遣社員制度をやめる!」-Hornet society-

女性・子どもが輝く社会こそ、幸せな社会であると私は考えます。
具体的には【派遣社員制度をやめる】ことが必要です。

❶日本は非正規労働者が多い

日本には、「非正規労働者」と呼ばれる人たちがたくさんいます。
アルバイトやパート、派遣社員、期間限定の従業員などです。
総務省の調査によると、非正規労働者の人数は2,000万人以上(総務省労働力調査)。
正社員比率が62.0%に対し、非正規労働者は38.0%にも上ります。
非正規労働者は相対的に賃金が低く、雇われる期間も限定されていることが多いです。
多くの企業が従業員を非正規の仕事に切り替える傾向にあります。
非正規雇用の増加の原因には、非正規雇用枠を拡大して賃金の節約を考える、企業側の理由も関わっています。

日本は非正規労働者が多い

❷派遣社員の位置付けが中途半端

派遣社員は、企業に直接雇われた「正社員」と、一定の時間や条件で働く「パートタイム労働者」の間に位置して、中途半端だと考えます。

パートタイムは、フルタイムの仕事よりも少ない時間で働けるため、家族との時間にあてることができるので良いと思います。

しかし、派遣社員は正社員と同じ時間働いているのに、労働力を安くされていることに私は問題があると思います。

これは、人々の安心や生活の質に影響を与えて、不公平な労働条件を作り出しています。
正社員は企業に長く雇われ、良い福利厚生を受けられるけど、派遣社員はそれが難しくなります。

❸女性のポテンシャルを潰している

また、派遣社員制度は女性のポテンシャルを潰していると考えます。
責任が軽く、簡単な仕事は比較的に楽ですが、反面、その人が本来持つスキルや可能性を十分に活かせなくなってしまいます。

公平でない仕事の割り当ては、女性が自分の能力を伸ばしたり、キャリアを築くのを妨げになっています。
女性はいろんな才能や技能を持っているので、仕事の難しさに関係なく、適切な仕事をするべきです。

正直に言うと私は、ヘタな男性正社員より女性の派遣社員の方が仕事ができると思ったことが何度もあります。
そして、もっと良い仕事をして、もっと社会を良くできる可能性があるのにすごくもったいないと思っています。

派遣社員制度は女性のポテンシャルを潰している

❹正社員が過重労働になり、士気も下がる

派遣社員が多い場合、正社員の業務負担が増える可能性があります。
そして、次のような問題が生じています。

長時間労働…仕事の量が多く、長時間働かなければ業務を完了できない状況です。これにより、従業員の健康や生活バランスが損なわれる可能性があります。

業務負担の不均衡…特定の従業員が多くの業務を担当している一方で、他の従業員の業務負担が軽い状況です。これにより、負担が不公平に分配され、ストレスや不満が生じる可能性があります。

休日や休暇の取得困難…業務量が多いために、休日や有給休暇を取得することが難しい状況です。これにより、従業員のストレスが増加し、疲労や健康問題が引き起こされる可能性があります。

精神的な負担…業務量や要求が高いために、従業員がストレスや不安を感じる状況です。これにより、メンタルヘルスの問題が発生し、従業員のパフォーマンスや生産性が低下する可能性があります。

昔は、正社員が多く、チームワークで仕事をしていたように思います。
仕事の壁をみんなで乗り越えていたのです。
派遣社員制度があると差別が発生し、正社員もつらい状態が続きます。
また、派遣社員も過酷な労働を見て、正社員になろうと思わないのではないのでしょうか。

なにより、長時間労働や休日や休暇の取得困難であれば「子育て」する時間がありません。

❺正社員を多くしてノー残業を目指す

派遣社員の方が、正社員になりたいと思えるようにするには、業務の責任と残業を減らす必要があります。

女性にとっては、残業なんかしていられません。
自宅に帰っても、家事や育児の大変な仕事が待っているのです。
正社員を増やし、仕事をみんなで終わらせるというチームワークが必要です。
そして、ノー残業を当たり前の社会にしないといけません。

ノー残業にした上で、仕事内容や貢献度によって賃金に上乗せする給与体系にします。
残業がなくて、働いた内容やどれだけ役に立ったかによって給料が上がる仕組みがあれば、女性がプライベートと仕事をうまく両立しやすくなるかもしれません。
そうすると、女性が働きやすい環境ができて、キャリアを築くのも簡単になるでしょう。
さらに、自分の仕事の成果が給料に反映されるので、女性も自信を持って頑張ることができ、自分の目標を達成するチャンスも増えます。
このような体系を導入するには、企業や社会全体の意識改革や制度改革が必要です。

定時退社を当たり前の社会にする


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