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12年前のバイト先から夜勤シフト替われないか電話が来た

今日はお休み。在宅勤務はもう少しで365日になる。京都に住んでいるけど名所巡りもできないのでいつも通りステイホーム。マヂカルラブリーが祇園花月に来てたのでめちゃめちゃ悩んだけど今回は見送ることにした。 するとお昼頃に着信が。とある大手チェーンのコンビニの名前が表示されている。なんでだろう?なんか落とし物でもしたのかな? おそるおそる電話に出てみることにした。 電話先の人は大学2年の時にバイトしていた札幌のコンビニのオーナーだった。 「もしもし〇〇くんだよね?今日の夜勤

良いお年をお迎えください

色々ありましたが今年も終わろうとしてます。 昨年末年始は初めて転勤地の大阪で過ごしました。 当時付き合っていた方に実家に呼んでもらっていましたが人付き合いが苦手でやんわり断り…1ヶ月後、映画館で「音楽」を観てる間にLINEで振られました。 高校以来の花園ラグビー場にも行けました。僕が出場した時は2回戦で0-90で負けた。不思議な気持ちになりました。あの時以来の花園は、W杯後の熱気そのままに超満員。嬉しかったなあ。 1月後半には初めてのナンバーガールのライブを札幌で観る

仕掛けでウケを狙うしか無い

好きな芸人は?と尋ねられたらオードリー、アルコ&ピース、マヂカルラブリー、蛙亭と答えると思う。 共通してるところをあえて探すとしたら、ネタが独特で仕掛けのクセが強い。そして普通に話すと人間味(いわゆる"ニン")が濃いところだとおもっています。4組とも際物扱いされやすいけど、人間性が色濃くネタに反映されていて。そしてラジオがすごい面白い。 ぺこぱの2人もすごい好きです。去年のM-1の「キャラ芸人になるしかなかったんだ!」のセリフはしびれたなあ。 しかしながらこの5組ともネ

生きる・活きる

例えば発達障害だとして。 そうだとしても何かが終わることも始まることもない。 ただ、そうであるだけなのだ。 なぜなら、発達障害は枠組みではなく性質の度合い・傾向の話だと思っているからだ。 そうじゃないとぼくも含めてかなりの人が多分発達障害で。 でも脳みその具合がその度合いに1つもかすっていない、傾いていない状態の持ち主はすごい羨ましい。 そうなってみたい。 在宅勤務がまる6ヶ月経過して、へこむ時もあれば楽しい時もあり。 自分に向き合う時間が増えた。 生活とは

僕らは勝手に怒っている

知らなくてもいいことを簡単に知ることができすぎて、僕らは勝手に見聞きしては怒っている。 それだけでない。怒りを表明し、不満を露わにし、同調を募り、当事者以外をも煽り、とどまることはもう無いのかもしれない。 僕らは大概の出来事に無関係な部外者だったはずなのに、無断で当事者になりがちだ。フェスの会場に入るためにはチケットが必要で、議会で手を挙げて意見を述べるためには選挙に当選する必要がある。それなのに当事者には無料で自由になることができる。 これはすごいことだ。 学者や研

嘘つきバービーというバンドの話

ニガミ17才というバンドがいます。 こちらです。 この美女がメインボーカルかと思いきや、ボーカルは短パンのボブ河童おじさん。 世間的にはそんな入り口。 でも僕にとっては違いました。 このPVを見た時に僕は「岩下さんやないか!!!!!」と強烈に喰いつきました。 ニガミ17才って、え、岩下優介さんのバンドなのか!!!!!と。それは一方的で突然の再会。 この感情を語るには欠かせないバンドがいます。 岩下優介さんは以前「嘘つきバービー」というバンドを組んでいました。2

在宅勤務が始まって152日

無くなった思い出のシャツが未来から届きました。これを着て、1日を過ごすとああ世界は平和だったのだなと思います。 例年ならライジングサンの直前でワクワクしながら過ごせる期間。今年はそれが無い社会人初めての夏です というか20歳から毎年行ってたので、大人になってから初めての夏です 緊急事態宣言前に一泊だけ東京に戻ったけど、基本毎日関西から出てません。 地元に帰省したくても、「大阪からの帰省者が陽性反応で…」の記事を目にするとちょっと帰りづらい 地元に帰りたいし、 仙台に

ヤフコメの怒れる住人

世の中物騒ですね。 そしてコロナで荒れまくっています。 ですが1番荒れてるのはYahooニュースのコメント欄で間違い無いでしょう。 「こんなニュース興味ない」から始まり「どうでもいい」「中国に肩入れする奴は馬鹿だ」「くだらない」「〇〇すべきだ」 みたいなコメントが多くて驚きます。 特に「〇〇すべきだ」ってコメントは嫌いです。べき論語る人は自分の意見が正しいと思ってる節がある反面、叩かれたり批判されると一気にシュンってなります。 シュンってなるくらいならやめるべきだ

「先生」だった父がバイトをし始めていた話

親父は変わり者で、割と高給取りな専門職、人から先生と呼ばれる仕事をしていた。なのに一向にお金はたまらず、オンボロになった車の修理に何十万円を掛けたりと子供目にも無駄な出費が多く、小さい頃から僕ら家族を苦しめた。 やや右傾している気質の親父は、その後転職し、割と世間的な身分も高い職についた。その時も以前とは意味合いは違うが先生と呼ばれる仕事だった。 だが程なくその職から離れざるを得なくなった。人気が必要な仕事だが、変わった言動が多く、その肝心の人気がなかった。 その後どん

致死率

普通に暮らしている人間の致死率って、100%らしいよ。 そう言うと、 そりゃ最後は死ぬからそうでしょ!と言う人と え!って驚いたのちに、あ、そうか。 ってなる人に別れる。 僕もそうで。 人間って必ず死ぬことを前提に日々を生きていない。 いつでも死の危機を感じなさいって言いたいわけではなく、 いつか必ず死ぬ時が来る。それにあたって今どんな生き方ができているか、を時折思い描くことが大事だ、ということを言いたい。 これは、ご飯を食べるときにちゃんと噛んで味わって食

帰省が大変って話

よし!北海道はオホーツクにある地元へいざ、帰省するぞ! と思い立ったとして、 札幌までは往復3万8千円くらい(コロナ影響なのか普段の半分くらい安い)。大阪市内の自宅から札駅まで4時間。 ここまではかなり近い。 大学から社会人3年目まで過ごした街札幌。札幌までは年2回は行く。友達も沢山いるし、ご飯もうまい。コロナじゃなければ毎年ライジングサンロックフェスティバルがある。 オホーツク民の帰省はここからが大変。 地元へは札幌から高速バスで5時間。往復1万2千円。約300

タイに行こうと思ったのに中国に降り立ってしまった話

2回目の海外も2回目のタイ。当時バンコクに就職していた元彼女とプーケットで年越しするために行った。1度目は夏。大学院修士1年目の夏休みを使ってバンコク、チェンマイ、パタヤと周った。1度目は初の海外。チケットは旅行代理店に頼んで格安なルートを取ってもらった。 2度目だからルートはわかる。中国東方航空に乗り、上海浦東国際空港経由で格安乗り換えをする。これが当時最安値の方法だった。チケットは購入。これで万全、のつもりだった。が、失敗した。中国に強制入国。真っ暗闇で極寒の上海郊外に

豆腐の話

「お前って豆腐メンタルだもんな」 って当時の上司は笑って僕に言った。 冗談なのか軽いツッコミなのか、悪気はなさそうだったけど、 ぼくはめちゃくちゃへこんだ。 上司が知っての通り、豆腐メンタルだからだ。 へこみすぎて仕事が手につかない。営業先に電話するのが怖くて仕方なくなる。 怒らなくていいのに怒ることで鼓舞しようとする上司 コーチングという名目でなんで?どうして?と聞いてくる上司 たくさんいるけど、共通するのは自我を通し切って上に上がった人たちだってことだ。

この味がいいねの話

人との合う合わない、好き嫌い、はニュアンス的な接点だから意味を言葉にできない。 なので この味がいいね、的なこと を増やせていけるのがいいなと思っています。 それは素朴な共感と好感です。 以前あまりにモテなさすぎてマッチングアプリに登録していましたが、 「面白い人」「いつも楽しい話をしてくれる人」「ドライブに行きたいな」「料理教室に通ってます」みたいな人が多かったかな。 男性でも、そういうのが多いんだろか。 与えてばかり、もらってばかりだと、どんな物でもいつか