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地方住みのススメ。

前にも書いたが、私は地方の適度に田舎な地域に住んで早5年程経つ。それ以前は大阪に10数年、都内に5年程住んでいたかと思う。

これも何度か前にも書いているが、昨今の日本においては田舎であってもほぼ不便はない。生活のどこに重点を置くかによって多少変わるが、大体の人達が求めるものは田舎でもほぼ手に入る。

まず生活必需品で言えば(根本は衣食住かと思うが)住で言うならば、当然都会と比較して、安くて広い家に住めことが可能である。

私もこちらへ来た当初は賃貸だが一軒家を借りていた。

駐車場は2台分あり、庭付きの家である。ほぼ新築でありながら家賃は都心の1K程度。

キッチンも広く非常に快適であった。(諸事情によりその家は引越しをして今は別のところに住んでいる。)

また先日何となく中古の売り家を不動産情報のサイトで見ていたら、車で30分程度の田舎のところで、神殿のような家が3500万位で売っていた。

お手伝いさんを雇わないといけないような広い家で、庭には何だかよく判らないヨーロッパ彫刻のような像が立っている家だったが、都内であの規模の家を新築すると10億くらいするのではないだろうか。

食も全般的に田舎の方が、素材が良いからか美味いと思う。

たまに都内でお客と会食などになった際に、所謂高級料理の店などに連れていかれる事があるが、お店の人が得意気に出してくる

「〇〇産の最高級和牛で御座います。』

の〇〇が私の住んでいる地域だったりする。
美味しいのだが、価格を見ると数万円したりするので(地元だと数千円で食べられたりする)何となく損した気分になる。

また田舎といえど、腕の良い料理人(都内の一流店で修業して地元で店を開いたみたいな)がやっているような高級店も当然ある。
当然高級店であっても美味しい店はやはり人気店なので、予約が取りづらい時もあるが、都心程ではない。
そういった店は素材の良さも相まって絶品である。

しかも都心に比べて断然安い。

衣についてはどうか。試着が出来ないのは難点だが何とかネットで揃える事は出来る。

私はそれほど高級ブランドをそろえることもないので今のところ特に困っていない。

またそれ以外で言うと、海も山も近いため、自然が豊富で且つ身近である。

ちなみに私の住んでいるところから海までは車で20分程度でいける。

ストレスが溜まると海を眺めに行くと非常に気持ちが良くストレスも解消される。

以上のように総じて田舎の方が、とてつもなくコスパが良いように感じる。

しかしながら、あまりに田舎贔屓もどうかと思うので、思いつく限りのデメリットも書いてみたい。

演劇、ライブ、ミュージカルなどが頻繁に見れない。

都心に比べると美術館や博物館が劣る。

飲食店や雑貨店などの店の数が圧倒的に少ない。

異性との出会いが少ない。(状況にもよるかもしれない。)

極端な田舎だと町内全員知り合いみたいな状況が生まれ、プライベートが保てない。(私は適度な田舎暮らしなのであまり感じない。)

車(免許)が無いと何も出来ない。

海外への飛行機の便が少ない。(成田や関空経由)

などであろうか。

上記のデメリットがあまりデメリットと感じない生活スタイルであれば是非田舎暮らしをおすすめしたい。

ビジネスにおいてもこれからはローカルの時代だと思っている。幅広く展開するのではなく、局地的に展開してグローバルに広げていく時代になっていくと思う。

ローカルからグローバルへ。

そんな地方創生に私自身も僅かながら手助けが出来ると嬉しい。



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