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現実と現実’(ダッシュ)2

実はこれが、有名な「思考は現実化する」や「引き寄せの法則」を一番体感できる方法。

成功法則になぜ失敗するか

いわゆる「成功法則」は「スピリチュアル」や「詐欺」からケチョンケチョンに言われがち。

僕も一度手酷く失敗しているからわからなくもない。

親や学校、そして世間から正しいと教えられ、それまで信じていた「当たり前」をある意味で完全に否定する得体のしれない考え方だからだ。

しかし、その考え方に最初にふれた時は目から鱗がシャワーのように落ち。

「あー、こりゃ、成功だわ。俺、間違いなく富豪になるわ。」

などと、最高の気分になる。

おかげで、僕は「成功法則」「自己啓発」「ビジネス書」といわれる書籍は少なくとも300冊は読んだと思う。
60万円の著名な講師のセミナーに参加したこともある、総額でいくら使ったか、何時間をかけたかは僕もわからない。

ところが、1,000万円をこす借金を作った、生活も困窮した、自己破産すらできなかった。

「あー、こりゃ、失敗だわ。俺、間違いなく貧困になったわ。」

真逆の方向にいってしまった。

普通ならこことで「ほら、やっぱり詐欺じゃん!」っとなる。
しかし、諦めが悪いというか、しつこいというか、何しろ他に方法がなかったのも事実で、僕は成功法則の本をもう一度読み直し。
何が原因で成功ではなく失敗になったかを考えた。

実は同じように考えて考察をした人っていうのは結構いて、だいたい同じことをいっている。

・思考した内容に現実感が足りなかった
・行動が足りなかった

大きく分けると、この2つだと思う。

僕がそもそもがリアリスト(疑り深い経験論者)である事も少なからず影響しているとは思うが、
「人が羨むような住宅」、「ピカピカの高級車」、「ラグジュアリーな休日」という成功者の姿をいくら想像しても「ホンマかいな?」っと、自分自身の思考にツッコミをいれまくっていた。
「妄想」の域を出なかった。
そして、どれだけ思考をしていたとしても、自分自身が疑っているわけだから、もちろん「行動」もともなわない。

ものすごく、中途半端な自分を作り上げてしまっていた。

これじゃ、失敗するはずだ。

何をしたか

では、僕ような疑り深い人間がなぜこの成功法則を確実に実行できるようになったかというと。

成功法則を体感をしたから

いやいや、待て待て、そんな事、簡単にできるはずないじゃん!

聞こえる。聞こえる。

実際、僕もこれは本当に偶然、たまたま、何の気なしに打っていた点が線として繋がったに過ぎない。

現実と現実’(ダッシュ)

昨日、書いたnoteでも書いた、運動会のお父さんのお話。

頭の中にある現実に老化により低下した運動機能が追いつかず現実’では足がもつれてスッテンコロリン

そして、昨日のnoteでは

現実とは実は頭の中にあって、実際の行動は現実'(ダッシュ)なのだから、実際の行動を元に「現実的には」なんて説教をするのは筋が違うのである。

っと、終わらせていた。
昨日の話は「現実的には」なんて説教はクソほども役に立たないってことを伝えたいがための例え話のつもりだったけど。

ほとんどのお父さんは例え話のとおりに照れ笑いで終わってしまうだろう。

けれども、もし、このお父さんが「現実」に「現実’」をそわせるべくトレーニングを開始したら?

確実に身体機能はアップする。

しかも、割と短期間で本人が思っている以上にアップする。

誤りのないように断っておくが、僕はこのお父さんではない。
ただ、似たような経験はしている。

僕の場合は「なわとび」がそれ。

なわとび100回できる!?

僕はそもそもが太りやすい生活をしている、普段は椅子にすわってパソコンをいじっている時間が長いため運動もあまりしない。
おかげで、20代のころは170cmの身長で50kgあるかないかだった体重も今では76kgとスーパーカップみたく1.5倍になっていた。
嫁からは「詐欺」だといわれ、子どもからは「デブ」っと言われる毎日。

もちろん、これまでにジョギングや、糖質制限、ビリーズブートキャンプなど様々なダイエットに挑戦して、大きく結果を出した事もあった。
ただ、その状態をキープすることはできずリバウンドを繰り返して今である。

ある日、今や、筋肉タレントとして活躍している武田真治さんが「なわとび100回」の重要性を熱く語っていた。

ほ〜ん。っと思い、早速、近所でなわとび100回に挑戦をすると、初日はものすごいことになった...

体の芯(骨・筋肉)と表面(贅肉)が別々に動く。

腕、足、背中、お尻、体を構成する全てのパーツがちぐはぐに動く。

なんとか、100回をこなしたものの。

内臓が飛び出すんじゃないかってほどの吐き気。

若い頃から、縄跳びは苦手。
2重飛びは3回くらいしかできない。

けれども、さすがに100回飛び続けるくらいは楽勝でできた。

流石に悔しくて、Youtubeで飛び方の動画をみて研究したり、それを次の日に試してみたりっと繰り返すうちに1週間。
少しずつバラバラだった体が一つになり、飛び終わった後の疲労も心地よい程度になってきた。

ふと、思い立って体重計にのると、なんと...

1.4kgも体重が落ちていたのである。

ジョギングやプールなど多くの運動のように、準備や終わった後の色々を考える事もないし、「ヨシっ!」っと気合いを入れる必要もない。

そのままの服装で100円くらいのなわとびを持って、外にでて1分程度とびだけだ。

こんなにお気軽にダイエットに成功したのは本当にはじめて!

お気軽な成功法則を体感

僕の体験をあらためて整理してみる。

**現実→なわとび100回楽勝
現実’→なわとび100回死に物狂い

努力→毎日、なわとび100回

結果→楽勝とまではいかないまでも最初に比べると楽になった

副産物(おまけ)→体重が1.4kg減**

これを、借金返済の成功法則にあてはめると

**現実→借金がない生活
現実’→毎日の生活が苦しい

努力→僕が提唱する非常識な借金返済方法

結果→毎日の生活が楽になる

副産物(おまけ)→貯金ができた**

こんな感じになるのではないだろうか?

これは、前のnoteで書いた最終目標をたてた後にそこまでの道のりを細かく刻んで設置したマイルストーンといえる。
この簡単な方法でマイルストーンを乗り越えていけば、どんどん、最終的な目標に近くことは間違いない。

追記

学生時代に部活などで激しい運動を経験していた人ほど、中年になってからのダイエットに失敗しやすい。
なわたび程度と侮ることなかれ。
ぜひ、今からチャンレジしてみてください!

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