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手術を予定しているなら、これを自分が知ったほうがいい、中医学的手術養生学!



手術する予定の方やされた方の話を聞いていて、

あまりにも!あまりにも!中医学的考えと西洋医学的考えが違うので、本当に知ってもらいたくて書きます。



友人の中国人中医師が腫瘍ができて悪性か良性か手術して判断することになった時のこと。

本人は何をしたか?

○まず手術に備え、血を増やし、免疫力をあげるための漢方を飲み始め

○手術用に自分の血を輸血用としてストック

○仕事はほどほどに早寝早起きで体力温存

○休みは遊びに行ってのんきに過ごす
(それまで日焼けが嫌いでいつも傘をさしていていたのが思いっきり海に行って泳いでいた)

そして手術を迎えていました。(幸い良性でした)

この中で中医学理論通りだな〜と思うのは、手術前に体調、気持ちを整えてから手術に望むということ。手術あとの回復は、当然、手術前の養生から作られます。

手術は大怪我と同じ、それを治すのは手術前からどれだけ怪我を治す力があるかしかない。


悪いところ取る、それは西洋医学、その後の傷をつなぐ、それは自分の力です。薬ではありません。だからこそ、力を最大限に蓄えるような養生が術前は必要です。体重が10キロ減るとかザラなことです。手術後にはすぐに食欲もありません。

手術前のエネルギーだけが体を治す材料です。「入院したらゆっくり寝れるから」それは若いときだけだと思ったほうがいい。

手術前、すでに体は病気になってます。それを休まず栄養も取らずで大怪我を治すほど、その体は強くありません。

友人はちょっと遊びにいっていました、体調が良ければ気分転換も大事です。くよくよ悩んでは免疫力が下がります。悩まないで!なんてできない事をいうより好きなことをして病気から少しでも離れて過ごすことが中医学的、養生学なんです。

手術が決まると、家庭の雑事や仕事の引き継ぎ、不在時の仕事のことばかりに気を取られ、いつも以上に働き、休まず、夜は自分の病気が気になって不眠となり食欲も落ちる、ボロボロの精神状態と肉体疲労で手術を迎える人のなんと多いことか。

それが手術後の回復をどれだけ遅らせるか。

手術後の合併症、感染症、全ては自分の免疫力なんです。

周りの人もそれをよく理解して本人が平気と言っても、かわれることは代わってあげて、食事を気をつけて、養生を手伝ってください。手術前を楽しく過ごす、おいしく食べる、そういう風に考えたことはありますか?


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