「聞く習慣」の読書感想文
タイトルそのままなんですが、いしかわゆき さんの「聞く習慣」という本を読んだ感想です。
私がnoteを始めるのに背中をぼーんっと押したのがいしかわゆきさん(ゆぴさん)の「書く習慣」という本でした。
あの本を読んだ時の衝撃は大きく、色んな人に勧めまくってます(笑)
「書くってこんなにハードル低くて良いんだ!」と謎の呪縛から解放してくれました。
書くことで、自分の思考や興味は整理されるし、新発見はあるし、良いことづくめでした。
お陰で今も「心が動いたら感想を書く」という習慣が身についています。
そこで、偶然本屋で見かけた今回の本。
あの作者の本ならと即買いしました!
その上、さらに私にピンとくる理由がありました。
この本は「聞く」をテーマにした本です。
実は最近、「聞く」ことに興味があり、流行りの聞き方の本や傾聴について調べていました。
その理由は、「聞くことが苦手だから」。
自分が話したいことを話すのは楽しいけど、相手の話を聞くのが苦手なんです。
その苦手を克服したいと情報収集していたところに出会ってしまいました。
もはや運命。
しかも帯には、「興味をもてない相手」とも“うまく話せる”コツなんて書かれています。
わくわくしながら読みました。
特に私がコレだ!と思ったのは
・読者が知りたそうなことを聞く
です。ライターならではの発想です。自分は興味が持てなかったとしても、「読者が知りたそうなことを聞く」ことで主観から離れて客観的に会話ができます。
一旦、主観から離れることでラクになります。
みんなの知りたいは相手の話したいに繋がるかもしれない、さらに聞いてるうちに自分まで楽しくなるかもしれない…。
初めから興味ないや〜で切り捨てずに、誰かの役に立つかもと聞くことは大事だなと思いました。
今後、会話する上で取り入れてみます。
もう一点コレだ!と思ったのは
・「なぜ知りたいのか」もセットにして質問
「それを聞いてどうするの?」と思われる質問はシンプルに「答えづらい」からです。
答える側としては、意図のわからないふわっとした質問は答えにくく、答えも曖昧になりがちです。
気持ちよく会話するために、少し気遣いができると素敵だなと思いました。
聞くことは自分のためになる
相手の話を聞くことは、自分のためにもなります。ゆぴさん曰く、
「聞く」を通して、私だけの力を手に入れて、そしてまた誰かの為に生かす。
そんなサイクルが生まれたら良いなと思います。
最後になりましたが、この本ははじめにがすごく良いです。というか、良い本は大抵はじめにが良いです。そこだけ読む為に買っても良いくらいです(笑)
7月になったら、「聞く習慣」1ヶ月チャレンジするぞ!(宣言)
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