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暦と暮らし【小暑】

#暮らしの養生 #中医学を楽しむ暮らし


こんにちは🎋暑い日が増えましたね。各地でそろそろ梅雨が明けそうです。今回は小暑というこよみを迎えました。

【小暑】

7/7〜7/22

🌱小暑ってどんな季節?

梅雨が明けて、本格的に暑くなるころと言われています。夏のピークは夏至で迎えましたが、暑さはこれからが本番。
蝉の鳴き声もあちこちで聞こえるようになります。
また、暑中見舞いを送るのはこの小暑から立秋までにとされています。

🌱こんな不調に注意!

・熱中症
・食欲不振、消化不良(胃もたれ)
・目や顔のむくみ
・肌荒れ

気温が高い上に、湿度も高い、しかもまだ暑さに慣れてないし、エアコンもつけたくない…ということで熱中症に注意です。草刈りしてて熱中症になったーなんて話もよく聞きます。
体に熱がこもらないようにしてあげたいです。

残りの三つは前回に引き続き消化器のトラブルです。消化器(脾)は湿気に弱いので普段食べれる物が負担になってたりします。その影響は少し遅れて出てきたりするので要注意です。

消化器の疲れは、口内炎や肌荒れなど目に見えるカタチでSOSを出してるので、早めに休めてあげたいところです。

🌱養生法

次は、ケアするポイントについてです。

・熱を発散させる
・冷やさない

熱がこもりやすいので、発散させてあげたいです。

この時に気をつけたいのが、冷やしすぎないこと。

エアコンを使って涼しくするのは良いですが、どんどん涼しいのに慣れて冷やしすぎることがあります。
感覚だけでなく、温度計を使って適温になるように気をつけると良いです。

冷たいものを食べると、それを体内で温めるのに体力を使うので食べた分だけ胃腸が疲れます。せめて一気飲みは控えめに…。

そして、熱の発散については適度な運動入浴で汗をかくことです。入浴が難しいときは、首の後ろにシャワーのお湯を当てて温めると良いです。
ただし、汗のかきすぎに注意です。さっぱり気持ち良い程度で。

流した汗の水分補給は、飲むだけではなく、食べて補給がおすすめです。
飲むだけだと吸収されずに出ちゃうこともあります。

旬の夏野菜を食べると熱も取れるし、潤いも補給できて体に優しいです。



🌱おすすめの食材3選

①きゅうり
水分が豊富でほてりを冷ましてくれます。酢の物に入れると食欲がない時でも食べやすいです。冷え性の方は生姜や唐辛子と食べると良いです。

②桃orプラム
桃は体を温める性質があります。「長寿の果物」と言われるスーパーフルーツだったりします。
プラムは、血の滞りをなくし、精神安定に効果的。貧血の人にもおすすめです。

③なす
体を冷やす"寒性"の野菜です。体の熱を冷ます効果が強いとされます。ピーマンと味噌で炒め物にするのがおすすめです。

祖母の家のプラムは毎年のお楽しみ!

🔰お手軽版

☆夏野菜を食べる!

一日一つ何か旬の野菜を意識して食べてみてください。
季節感も味わえるし、体にも良いし、旬のものは大体安いので良いことづくめ!


あいさつのように「暑い」という言葉を発しまくる季節がやってきました。
その反面、冷房で冷えてしまう方も少なくありません。

暑さ対策もしなきゃいけないし、寒さ対策も必要。

私たちは忙しい暮らしの中でそれらを乗り越えなくちゃいけません。

自然の力を使って楽に元気に夏を過ごしていけたら良いなと思います🌿


ここまで読んで頂きありがとうございました😊
また次回【大暑】でお会いしましょう🙌

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