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過去の自分を使って養生する方法


どんな時に風邪をひきやすいかパッと答えられますか?

寒さに弱くて毎年冬になると、高熱を出す

春になると、胃腸風邪ひく…

など人によって風邪をひきやすい条件は異なります。



養生は先手必勝

漢方の世界では、病気になる前に対策をする予防医学を大切にしています。

自分の弱いところを知っていれば、事前に対策ができます。

しかし、

風邪をひいても、治ったら忘れてしまうのが人間の記憶というものだったりします。

(昨日の夕飯だって忘れてそうなのにいちいち覚えてないよね…)

そんな時、役に立つのが体調記録です。

コロナ禍で毎日書かされたなんて人もいるのではないでしょうか。

詳細に記録してあれば、それが一番理想なのかもしれませんが、忙しい毎日の暮らしではなかなか続けにくいです。

私が色々試してみた中で、一番使えるなと思ったのは、

連用日記です

いわゆる5年日記とか10年日記というやつです。

ここに簡単に体調を書いています。

「今日は夜中暑くて目が覚めて寝不足だ」

「今日は喉が痛かった」

「今日はイライラした」

など一言でも書いてあると使えます。

記憶より記録

例えば、一月末頃の日記からイライラが増えてきたな、春が近づいてるんかな、こまめに体動かしてみようかな

と不調が予測できて、養生することができます。

漢方の世界では春は怒り・イライラの季節とされています



私はこの日記に何度か助けられています。

3月にひどい風邪をひいたので、毎年その少し前から予定を入れすぎないようにしています。

イライラがたまらないように楽しい予定を積極的に入れたりと工夫ができます。


春になるとみんなイライラしたり、風邪をひくわけではありません。

ひとりひとり弱いところは違います。


暦に合わせた養生にさらにプラスして、自分に合わせた養生をして、少しでも元気に楽しく毎日を過ごしていけたらと思います。


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