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今日のありがとう #6

3月22日(水) 

一人暮らしをしている娘から電話がかかってきました。


娘はもともと肌が弱くて
疲れやストレスがたまると肌荒れがひどくなり
蕁麻疹が出てしまいます。

最近、疲れがたまっていないかな?と
心配していましたが
予感が当たってしまいました。

 
娘「今駅で電車待ってるの。
  最近、肌荒れがひどくて蕁麻疹出ちゃて
  テンション低い😢
  それでね・・・」

私 「そうなのね」
娘 「夜勤の後 寝る時間がないまま 次の予定が入ってて・・・・・」

私「やる事たくさんあるから大変だね
   休む時間取れるといいね」

しばらく
そんないつもと変わらないやり取りをしていたら
電車が来たようで 
娘「電車乗るから 電話切るね」 

と会話を終えました。



しばらくしたら娘からLINEが届きました。

「ありがとう
言うだけ言って切っちゃってゴメン。
けど、ママと話すとホッとするし
元気出る」 のメッセージ。


とても嬉しくて
私からも

「こちらこそありがとう。
私のほうこそ
そう言ってもらえて
ホッとして元気が出たよ」 

そして
娘から 「ありがとう」のスタンプ

短いやり取りに嬉しさがこみあげてきました。

私たち親子は 
最初からこんな風にうまくやり取りが
出来ていたわけではありません。

お互いに意地をはりあったり
いがみ合ったり、嫉妬したり、
すれ違いも誤解もたくさんしてきました。
私が酷いうつ病だった時には
母親として何もしてあげらず、
ひどく辛い思いをさせてしまいました。
娘が私に対して心を閉ざした時期もありました。


たくさん涙を流して
怒って、喧嘩して、
絶望して、
笑って・・・
数え切れない困難を乗り越えて
今があります。


私自身は機能不全家族に育ち 
いつも殺伐とした会話の中で育ちました。
親に本音で話した記憶がありません。

ずっと「温かい家庭」を持つことが夢でした。
それが叶っているんだな と 
しばらく温かい気持ちに包まれました。

多分、辛い家庭を知っている分、
何気ないことにも
余計に幸せに感じることもできると思うので
「私は得してるな~」と思っています。


今日も心がほっと温かくなり
いい一日をすごせました。

忙しい時間の合間に電話をくれた娘に
心から
ありがとう 

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