栄養と心身の発達

昨日書いたように、母には食に関する知識がない。
母は自分の興味のない分野にはとても無頓着だ。

自分自身が食べる事に興味がなく、「お母さんは何でんよかとやけん。」が口癖。

私は幸いにも幼少期は祖母の味で育ったため、好き嫌いなく食に対する興味も人並みにある。

実家には、弟の子供である高校生が2人同居している。弟も結婚生活を棒に振りパチンコに明け暮れて離婚した。姪が4歳前、甥が2歳の頃。離婚の際は父が口を出しまくり、弁護士を立て半ば強引に離婚が成立した。
子供2人は母親に会えない取り決めで弟が親権を持った。
弟が望んだ事ではなく、父の独断で。
弟に子供達を愛する能力はなく、事実上祖父母が養育。

なぜその話をしたのかというと、当たり前のように甥、姪も普通の高校生には成長していない。いわゆる発達障害グレーゾーン。

これには食事の内容も関係していると思う。
毎日のように揚げ物、肉、肉、、、

しかもそれを家族揃って食べることはない。母が準備し、食べたい時間にそれぞれが食べる。冷蔵庫には常にコーラ、ジュース。
甥は一年ほど前、肝臓の数値に異常があった。これには驚いたが。

何度か母に食育の大切さ、現状がいかに問題か、話して来たが一向に改善する気にはならないようだ。今更無理なのかもしれない。

忙しさにかまけてきちんと子供に食べさせないことの怖さを感じる。

親の愛情とはお金を出して大学まで行かせることなのか?父と母は子育てにおける大切な何かを見失っているのではないか?

もう遅いかもしれない。私もその事で母に意見する気力はないし。

手作りにこだわれというのではない。たまにはマックもいいだろうし、揚げ物だった揚げたてはおいしい。

しかし私は我が娘に母の味を覚えていてほしい。
将来、家を出ることがあるなら、帰ってきた時は娘の好物をテーブルいっぱいに並べてあげたい。

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