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脱ステロイド脱保湿を続けて半年

アトピー性皮膚炎の画期的な治療法と言われている脱ステロイド、脱保湿治療。

私もこの治療法を去年の9月に始めて早半年が経ちました。

子供の頃から皮膚が過敏で、ずっとステロイドや抗生剤、保湿を毎日の様に使ってきましたが、
私の経験では、ここ数年で一番良い皮膚の状態が続いています。

長年ステロイドの使用でむしばんだ体を癒したい、
そんな思いで行き着いた脱ステロイド、脱保湿治療。

最初聞いた時は怖ろしさのあまり涙が出たのを覚えています。

そこで、初めて自分がどれだけステロイドや保湿剤に依存していたのか知りました。

ステロイドを塗ると、すぐに人前に出ても目立たない程度に抑えられる魔法の薬。

その即効性ばかりに気を取られて、自分の体のサインは意識的に無視をしていました。

そしてそれはその中毒症と自分の体のサインを真摯に受け止めていないアプローチが問題を作り続けていると気付いた瞬間でした。

実はこの治療法を試すのは今回で2回目です。
前回はあまりにも免疫が落ち過ぎており、途中で辛くなってステロイドに戻ってしまいました。

今回は9月の気候が落ち着いている時に始めたことも良かった様で、
真冬の厳しい乾燥の中でも、自分の肌が保湿し続けてくれて、本当に喜びを感じています。

以前は髪の毛が肌に少しでも当たったり、涙が頬を伝うだけでも大きな刺激があったのですが、
今はほとんど気にならないほど、肌がふっくらしてきました!

そしてもう一つ功を奏した要因は、自分の中毒症を認めて受け入れた事だと思いました。
受け入れた事で、安心感を感じて、さらに自分の体のサインに気を配れる様になった気がします。

細胞が持つヒーリング力を生かし、自然治癒力にアクセスすることで、
負担の多い外用剤や抗生剤に頼らず、自分の力で回復する治療法。

症状が重い方はダウンタイムが発生する可能性など賛否両論ありますが、
本当は何を恐れているのか、少し立ち止まって自分の意識を見ていくのも、
根本的な治療のきっかけになる気がしました。



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