『多機能女優』って、何?
こんにちは、多機能女優の松井花音です。
今回は今更のお話を書き留めようと思い、noteを開きました。
名刺にも掲げている『多機能女優』の肩書きについて、です。
はじめましての方はもちろん、すでに私を知っている人も「で、『多機能女優』ってなに?」と、頭に「?」を浮かべる人が多いと思います。
その言葉の意味は、そのまま。
おそらく、私が勝手に言い出した造語です。
会社の顧問税理士さんには「商標とったら?」と言っていただきました。冗談でも面白いと思っていただけたことがうれしいものです。
考えたのは、2年前、会社員から独立することを決めた夏の日。
それまで秘密裏に独立に向けて準備はしていたものの、突然決まった独立の日に少し緊張しながら、「独立にあたって必要なものは何か」を考えていました。
そこでふと思い出したのが、駅の改札内で人を待っている時に聞こえてきた声。
「右奥手前は、多機能トイレです」でした。
「いや、何を言っているんだ」と思われた方もいるかもしれませんが、『多機能女優』は"多機能トイレ"から着想を得ました。
子どもの頃、"滝のおトイレ"と空耳していたあの単語に、その時なぜだか惹かれてしまったのです。
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『多機能』って何?
では、何が"多機能"なのか。
名刺の裏には私の機能を書き連ねています。
小学生から触れはじめたお芝居、学生時代のイベント企画運営、その他の活動、出版社での勤務、PR・マーケティング会社での勤務、独立後の活動などの経験から得られた機能です。
機能をたくさん持つ理由は、私が人生の軸として置いている『心底「いい」「素敵」と思えたモノコトを、作り上げるため、多くの人に届けるため、持続させていくために活動する』というフィロソフィーにあります。
いいサービスや製品を届けるためにはPR活動が必要で、時には、イベントや冊子、動画などのコンテンツも必要。
企業の想いや世界観を表現する映像コンテンツに役者が必要なこともあれば、いい映像作品を作り上げること自体にはもちろん役者が必要になる。
アーティストや職人が社会とつなぐ部分のお手伝いができたら、いい作品の制作に集中してもらえるかもしれない。
いいモノコトに向き合うためには、こちら側で関わり方や売り物を絞ってしまってはエゴが強くなってしまう気がする。
だから、状況に応じて協働できるように、たくさん機能を持っておこう。
そんな想いを、これまで歩いてきた道すがらに募らせていきました。
そこに、そもそも私が好奇心旺盛で色々なことにチャレンジしたい気持ちを持っていたため、いまがあります。
機能一つひとつについては、近いうちnoteにまとめたいと思います。
よかったら、そちらも覗いてみてください。
『多機能女優』を名乗ることは、正直怖い。
『多機能女優』という肩書きは考えついたものの、それを実際自称することには大きなメンタルブロックがありました。
実は、そもそも私は、お芝居をしながらも、自分に自信を持つことに臆病で、変に目立ってしまうことに怯えて生きてきました。
そんな中で、資格職でない「女優」を名乗ること、自分でつくった肩書きを自称することには、最初は怯えていましたし、今でも声に出して自称する時は特にドキドキしてしまいます。
それでも「多機能女優」を名乗ろうとしたことは、独立した以上、「何かに所属している私、ではなく、私そのもので戦っていかなければならない」という意識を持ったことが後押しになったのだと思います。
恥を偲んで、正直に言います。
私のことを、覚えていただきたいです。
面白くて魅力的なあなたに、私とはちがう考えを持つあなたに、松井花音個人として会って、認識し合いたいのです。
そんな欲を自認してからは世界が開けたような感覚になりました。
「テレビに出てるわけでもないのに、女優を自称するなんて」
「自分で多機能って言って恥ずかしくないの?」
そんな言葉も聞こえてきてしまいますが、心底惚れた人やモノコトに愛を持って向き合って、「ああ、なるほどね。多機能女優だわ」と思っていただけるように、今後も突き進んでいきます。
詳しい機能のことや、私のことはまた別の記事などでお話ししたいと思っています。もし、興味を持っていただけたら、引き続きチェックしていただけたらうれしいです。
今惚れているいいモノコトには引き続き愛を注ぎつつ、まだ見ぬいいモノコトに出会えますように。
cover photo / INAGAKI KOYO
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