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何事も適当でよい 〜Disc1〜

本題に入る前に前書きを書くことにしているんだけど、気がついたらそっちがメインになってることが多々あります。そういう時はなんの身にもならない話です。今回はちゃんと書きました(疑惑)。

なお、今回から話を分ける時は〜Disc○〜とつけることにしました。何故なら私の一番好きなゲームはディスクだった初代プレステの作品で、何枚にも分かれていたからです。


夫のブルーハーツ現象

夫の仕事が煮詰まったらしい。ヘルプを求められた。

事務作業に時間がかかりすぎて、その日のノルマ、すべきことを達成できていないとのこと。

夫は営業だ。ノルマが達成できないのは問題だ。やれと言われたことをやりきれないのもまずい。

というわけで、一通り思いの丈を聞いたあと、ねちねちヒアリングしてみた。

夫は転職したばかりだ。同じ職種だが、畑が全く違う。そしてそもそも、事務作業があまり得意ではない。

事務作業の効率をあげなきゃ、トークスキルをあげなきゃ、その業界の知識もつけたい、

ようするに、

あれもしたい、これもしたい、もっとしたいもっともっとしたいー♪

状態である。ブルーハーツ現象である。もちろんそんな現象はない。今考えた。

で、この歌は前向きでいい曲なんだけど、今の夫は前向きすぎて左右15°くらいまでしか見えていない。あれもこれもと言いながら地面を見て歩いているので、人一人分くらいの何もない一本道を歩いていることに気付いていない。

もうなんのために仕事をしているかも見失っている。

これはよろしくない。


キャパ=野原家の押入れ

人にはキャパというものがある。

押入れに服やらなんやらドンドン詰めていくとする。

やがて物でパンパンになり、何かを捨てなければ入らなくなる。それでも捨てずに詰めていくと、押入れを開けるたびに雪崩が発生する。春日部の野原家のように。

何も考えずにパンパンにすると雪崩ばかりか、出し入れするのも一苦労だ。何が入っているかも分からなくなる。

そして入っているものを忘れたり、使わないでまた新しいものを買い…という負のスパイラルの出来上がり。みさえは何十年経っても学ばないな…

これは掃除と整理整頓とかの話だけど、人のキャパも同じである。そしてどちらもそうだけど、精神衛生上も良くない。

そもそも押入れに物を収納するのは何故か。

使うものをいつでも選び使える状態にしておくこと、家の中を綺麗に保つこと、とかその辺りが収納する目的だと思う。これを忘れるから、パンパンになる。

今の夫は当初の目的を忘れ、押入れ決壊寸前状態だった。そこでお願いをした。


思い出せ!お前の夢を!誇りを!

お願いの内容はこうである。

「家に仕事を持って帰らない」

お願いという形にしたのは、その方が受け入れやすいからだけどこれは、夫にとって死刑宣告に違いなかった。だって終わらなくて持って帰ってきてるんだから。

仕事が終わるまで帰ってくるなというのか!夫を殺す気かこの鬼!悪魔!ヒイイイイイ!!と、思われただろうが、もちろん何故そのようなお願いになったかをキチンと説明した。

まずはじめに、家で仕事をしてしまったら、あなたが心安らげる場所はどこにもなくなるよ、ということ。

仕事が大好き!もう離れたくないの!とか、仕事とプライベート空間はあまり分けない方がやりやすい、という方なら話は別だが、夫はそうではない。

それから、お金を稼ぐのは家庭を回すために働いて、私と一緒に遊んだりするためでしょう、ということ。(上から目線に聞こえるが、丁寧に説明するよりこの方が夫には分かりやすかった)

ようするに、プライベートを充実させるために頑張って働いているのに、仕事を持って帰ってきては本末転倒である、ということを認識してもらった。


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なんかまた長くなってきたから、いったんここまで。続きはまた明日。

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