Kanolab【滋賀大学教育学部 加納研究室】

滋賀大学加納圭研究室が運営しています。私たちは、子どもと保護者の「科学的な見方・考え方」を醸成し、 当たり前を疑い、科学技術が関連する諸課題に主体的・対話的に取り組む人を育てます。

Kanolab【滋賀大学教育学部 加納研究室】

滋賀大学加納圭研究室が運営しています。私たちは、子どもと保護者の「科学的な見方・考え方」を醸成し、 当たり前を疑い、科学技術が関連する諸課題に主体的・対話的に取り組む人を育てます。

最近の記事

日本の伝統STEAM教育ワークショップ「スーパーボールすくいで大実験」in滋賀県

2023年11月4日から11月26日にかけて、滋賀県の様々な場所で計21回ワークショップ「スーパーボールすくいで大実験」を行いました。 「スーパーボールすくいで大実験」って?日本の伝統STEAM教育ワークショップ「スーパーボールすくいで大実験」inオーストラリア版を読んでくださった方はご存知かもしれませんが、どんなことをするのか簡単に説明します! 皆さんは夏祭りなどでスーパーボールすくいをしたことはありますか?ポイが破れやすくって、なかなかすくえなかったという人も多いので

    • 日本の伝統STEAM教育ワークショップ「スーパーボールすくいで大実験」 in オーストラリア

       こんにちは!滋賀大学教育学部加納研究室です。  2023年8月12日〜8月20日、オーストラリアにて小学生を対象とした※STEAM教育ワークショップ「スーパーボールすくいで大実験」を行いました。なんと海外進出するとは!・・・ オーストラリアはGunghalin Library, Tuggeranong Library, Kippax  Library, Belconnen Library, Questaconの5箇所で計10回実施しました。 ※日本における「STEAM

      • 日本茶の飲み比べをやってみた!

        新たなワークショップ開催に向けて2022年12月3日に実施する「日本の伝統STEAM教育シリーズ第2弾 茶レンジ!のみくらべ」の開催に向けて、滋賀大学加納研究室では日本茶の飲み比べをたくさん行いました! 飲み比べをした日本茶を一挙紹介!飲み比べで使用した日本茶をご紹介します!ご紹介したティーバッグは「日本の伝統STEAM教育シリーズ第2弾 茶レンジ!のみくらべ」でご使用いただけます。また、購入サイトも掲載していますのでそちらからご購入いただけます。 1. 福寿園 煎茶銀閣

        • グランフロント大阪でワークショップフェス開催!

          2022年7月30日、31日に大阪駅から徒歩5分ほどのところにあるグランフロント大阪で、ワークショップフェスが開催されました!私たち滋賀大学は、「スーパーボールすくいでふしぎ発見」という1回1時間のワークショップを2日間で7回行ってきました。 「スーパーボールすくいでふしぎ発見」って何をするの?誰もが1度はやったことのあるスーパーボールすくい。夏祭りで見かける定番の屋台の1つですよね。でも、すぐに紙が破れてしまって全くすくえなかった経験がある人も多いと思います。 ところが

          【オンライン開催】自由研究テーマ発見ワークショップ〜「質問して比べる動物当てっこカードゲーム(くらべてみるゲーム)」を持っている人集まれ〜の開催報告

          みなさんは、オンラインでカードゲームをしたことはありますか? 今回は、オンラインで同じカードゲームを持っている家族と繋がって、一緒にプレイしながら学ぶワークショップを開催しました! 今回使用したカードゲームは「NHKカガクノミカタくらべてみるゲーム(著者:加納圭、出版社:幻冬舎、出版年:2019年)」です! ゲームのルールを簡単に説明します!1人が動物X役、ほかの人は博士役です。博士役は30種類の動物の中から、動物Xともう1種類の動物を比べる質問をして、予想することで楽しく動

          【オンライン開催】自由研究テーマ発見ワークショップ〜「質問して比べる動物当てっこカードゲーム(くらべてみるゲーム)」を持っている人集まれ〜の開催報告

          【オンラインワークショップ】スーパーボールすくいで大実験

          おうちで夏祭り!スーパーボールすくいを攻略しよう!夏祭りに行けないこのご時世。そんな子どもたちと一緒にそれぞれのおうちで夏祭り気分を味わえるオンライン科学実験ワークショップを実施しました! 「夏祭り気分を味わえるオンライン科学実験ワークショップ」が気になったそこのあなた! 実際に告知した内容(一部)をご紹介します。 お祭りの定番、スーパーボールすくいをしたことはある? でも全然すくえないよね••• そこで、科学の力をつかってスーパーボールをたくさんすくってみよう!! ど

          【オンラインワークショップ】スーパーボールすくいで大実験

          どうやってろう・難聴児とコミュニケーションをするの?

          これまで加納研究室では、耳が聞こえる子どもたちを対象にオンライン科学実験ワークショップを実施してきました。今回新たな試みとして、ろう・難聴児を対象にオンライン科学実験ワークショップを開催しました! →→ワークショップの様子に関する記事はこちらから←← この記事では、子どもたちとのコミュニケーションを行うために、私たちが工夫したところなど、ワークショップの裏側までたくさんご紹介します! ぜひ最後までお読みください! 1.説明・手話が1つにまとまる画面構成 私たちのオンライ

          どうやってろう・難聴児とコミュニケーションをするの?

          ふしぎがあふれだす おうちラボ 「コアラのしっぽ」 3日目〜音編〜

          ふしぎがあふれだす おうちラボ「コアラのしっぽ」って何? と思った方はこちらで詳しく説明していますのでぜひご覧ください! 「コアラのしっぽ」は「ふしぎ発見フェーズ」と「ふしぎ探究フェーズ」の2段階に分かれています。 この記事では「ふしぎ発見フェーズ」の3日目「生き物のふしぎ発見おうちラボ」の様子をご紹介します! ↓1日目、2日目の記事をまだ見ていない方はこちらをチェック↓ 1日目「柿渋のふしぎ発見おうちラボ」開催レポート! 2日目「生き物のふしぎ発見おうちラボ

          ふしぎがあふれだす おうちラボ 「コアラのしっぽ」 3日目〜音編〜

          ふしぎがあふれだす おうちラボ 「コアラのしっぽ」 2日目〜生き物編〜

          ふしぎがあふれだす おうちラボ「コアラのしっぽ」って何? と思った方はこちらで詳しく説明していますのでぜひご覧ください 「コアラのしっぽ」は「ふしぎ発見フェーズ」と「ふしぎ探究フェーズ」の2段階に分かれています。 この記事では「ふしぎ発見フェーズ」のなかの「生き物のふしぎ発見おうちラボ」の様子をご紹介します! ある生き物のふしぎ👀を発見するオンラインワークショップを開催!今回開催したオンラインワークショップを紹介していきたいと思います! 見出しにもあるように、今回

          ふしぎがあふれだす おうちラボ 「コアラのしっぽ」 2日目〜生き物編〜

          ふしぎがあふれだす おうちラボ 「コアラのしっぽ」 1日目〜柿渋編〜

          継続的オンライン科学実験ワークショップを開催!! ふしぎがあふれだす おうちラボ「コアラのしっぽ」では、半年間にわたって親子で継続的に参加するオンライン科学実験ワークショップをスタートしました! ”おうちラボ”とはみなさんのおうちに郵送される実験キットとオンライン参加を組み合わせた「コアラのしっぽ」独自のシステムです。 コアラのしっぽでは、「ふしぎ発見フェーズ」と「ふしぎ探究フェーズ」の2段階に分けて探究を行います。「ふしぎ発見フェーズ」では、3回のワークショップ「ふし

          ふしぎがあふれだす おうちラボ 「コアラのしっぽ」 1日目〜柿渋編〜

          同時双方向でオンライン科学実験ワークショップをやってみた!〜音のヒミツ編〜

          音のヒミツに迫る科学実験ワークショップを開催!みなさんが普段聞いている「音」。どんな「音」が思い浮かびますか? 目覚ましの音、学校のチャイムの音、ピアノの音、近くのスーパーのレジの音、お母さんが料理している音. . . このように日常には「音」が溢れています。 もし、世界から「音」がなくなってしまったら . . . あなたはどうしますか? ワークショップ前半では、「音がなくなってしまった世界」の中から「音」を見つけていきます!身の回りにあるものを叩いてみたり、こす

          同時双方向でオンライン科学実験ワークショップをやってみた!〜音のヒミツ編〜

          同時双方向でオンライン科学実験ワークショップをやってみた!〜柿渋編〜

          日本の伝統技術である「○○」を用いた科学実験ワークショップを開催! 実際に行ったオンライン科学実験がどのようなものだったのかについて紹介していきたいと思います! 早速ですが、見出しにもあるように、今回のワークショップではとある日本の伝統技術を使ってオンライン科学実験を行いました。 さて、とある日本の伝統技術とは一体どんなものなのでしょうか? その答えは、「柿渋」です!ほとんどの人は聞いたことがないワードだと思います。 柿渋とは、まだ青いうちに収穫した渋柿の未

          同時双方向でオンライン科学実験ワークショップをやってみた!〜柿渋編〜

          「なぜ私たちはオンライン科学実験ワークショップをするのか?」

          今回の記事は、加納研究室所属の永安が執筆しました。 「オンライン」新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、よく聞くキーワードとして真っ先に思い浮かぶのがこの言葉だろう。 最近は、何をするにしても、「オンライン○○」と、言葉のあたまに「オンライン」が付けられることが当たり前になり始めました。そしてそれは、大人にとってだけの話ではない。子どもの学びや遊びについても、「オンライン」は重要な側面の一つとなりつつある。 今までは、子どもは毎日学校に通い、対面で授業を受け、友達と外で

          「なぜ私たちはオンライン科学実験ワークショップをするのか?」