ポケスリ狂人、リアルキャンプでぜったいねむりバターカレーする
やあみんな!みんなはもうポケモンスリープしてる!?
ポケモンスリープ、それはポケモンと一緒に毎日の睡眠を楽しくするゲーム。
ざっくり言うと、日々の睡眠を計測しながらポケモンの育成ができるゲームである。
私、鹿野はこのゲームにめっぽうハマっている。
実は幼少の頃から大変睡眠が浅いタイプの人間で、生きてる限り絶対寝なきゃいけないのに、それがぼんやり苦痛なのって何???などと思っていたのだが、ポケモンスリープを初めてからは毎日寝るのも起きるのも楽しい。
ありがとうポケモンスリープ。
ポケモンスリープ、やるだけならただ寝て起きてポケモンを捕まえて好きなポケモンを編成して、ポケモンが集めた食材で料理を作って〜という比較的シンプルなゲームなのだが、ちゃんとやろうとするとかなーーーり奥が深い。
捕まえるポケモンには集めてくる食材や性格、サブスキルの構成等の個体差があり、それぞれのポケモンによって理想的な能力が異なる。
ポケモンを集めて楽しむライトなプレイングももちろんできるが、理想的なサブスキル構成はこうで、持ってきて欲しい食材はこれで、欲しい性格はこれで(性格によってポケモンのステータスが異なるため)……などとこだわり始めればキリがないゲームでもあるのだ。
スキルや性格がばっちり嚙み合ったポケモンを集めて最強のパーティーを編成するも良し、自分の好きなポケモンを集めて一緒に寝るのを楽しむもよし、様々なポケモンの寝顔を観測するのを目的にしてもよし。
その人の生活スタイルによって様々な遊び方ができるゲーム、それがポケモンスリープなのである。
…………で、鹿野含む学生時代からの友人3人はこのポケモンスリープにどハマりした。
ポケスリ専用のLINEグループを作り、毎週のように次の島の相談をし、新しく捕まえたポケモンのステータスを見せ合い……。
そんな中誰が言い出したのだろうか、ふとこんなことがLINEに投下された。
「リアルにカレー作る会やりたくない?」
…………実際にやってみた。
なぜならおれたちは行動力のあるオタクだから。
愉快なキャンパー達を紹介するぜ!
という訳で今回、ポケモンスリープに登場する料理をリアルに作ることにした行動力アップLキャンパーの紹介です。
※ポケモンスリープのプレイヤーはポケモンを集めるために毎日キャンプをしている、という設定。尚、公式的にはプレイヤーの呼称は「リサーチャー」が正しい模様。
鹿野(鹿野月彦)
筆者。
ポケスリのアイコンはチルタリス。
現実の料理とくい(絢一先生談)。
料理教室という名の金種を食べるくらいには作るのも食べるのも好き。
きのみとくいを育てすぎて食材が常に枯渇している。
ヤチェのみときのみSで殴ればだいたいの島はどうにかなると思っている。
※ヤチェのみは現在実装されているポケモンが持ってくるきのみの中で最もエナジーが高い。
へいか(四ツ倉絢一)
フレンドその1。
ポケスリのアイコンはブラッキー。
今回の発端(恐らく)。
ポケスリでは料理とくいだが実際はそうでも無いらしいと専らの噂。
食材とくいポケモンを編成しがちなのでしょっちゅうバッグを破壊されている。
ポケモンたちに食べ物の名前をつけているのでパーティーがいつも美味しそう。
ちなみにアイコンのブラッキーはコロッケちゃん。かわいいね。
インド(本場の味!本格インドカレーえみりぃ)
フレンドその2。
アイコンはメガニウム。
カレー作りの申し子と言っても過言では無い。
「本場の味!本格インドカレーえみりぃ」が正式名称なのだが最近Twitterを見たら「本場の味!本格カレーおうどんえみりぃ」になっていた。何故。
そもそもカレーうどんの本場ってどこよ。
恐らくこの中では最もポケモンそのものの知識が高い。
一人暮らし歴も一番長い自炊ベテラン。
この3人の中ではたぶんスキルタイプだと思う。たぶん。
以上の3名でお送りしていくぜ!
まずメニューを決めよう
ポケモンスリープで作れる料理は「カレー・シチュー」「サラダ」「デザート・ドリンク」の3つのカテゴリーに分類されている。
カレーを実際に作ろう!となったはいいものの、せっかくだから他のメニューも作りたくない?となったキャンパーたち。
今回は3つのカテゴリーからそれぞれ1品ずつ選んで作ろう、ということになった。
材料やレンタルスペースの設備、使える時間や食材などを考慮し、実際に作るレシピの会議が行われた。
採用されたのは以下の3つ。
メニューを決める際の制約としては
①会場を借りている時間内に調理・実食・片付けまで終われるものであること
②材料の入手難易度が低いかつその場で材料を使い切れるものであること(やったのが真夏なのでまず残ったものを持ち帰るのは困難)
③高度な調理器具がなくても作れるもの(特にデザート)
④我々の料理スキルでなんとかなるもの
というようなものがあったので、それも踏まえて上記の3種類に最終決定した。
デザートはギリギリまでプリンのプリンアラモードなども候補に上がっていたのだが、鹿が現地に向かう途中で既製品のタルト台を入手することができたため、無事にはなびらのまいチョコタルトを作れることになった。
ありがとう富澤商店、愛してるぞ。
作るものは決まった、会場も抑えた。
あとは当日を迎えるだけ!
リアルキャンプ、開始!!
会場近くのスーパーで食材集めをしたのち、会場に向かう。
やいのやいの言いながらも、予定していた材料はほぼほぼ問題なく揃った。
ちなみに一番苦戦したのはクルトンです。
いい感じのがなかったのでパンを焼いて作ることにした。
そこにないなら作りゃええねや。
ポケモンたちに見守られながらリアルキャンプ開始!
と、いっても実際はキャンプ場っぽいレンタルスペースである。
最初はガチ野外キャンプも視野に入れていたのだが、調理設備が充実している点も踏まえて今回はレンタルスペースを利用。
電子レンジも冷蔵庫も使えるのでデザートまで作成可能という訳だ。
ありがたいね。
野外だと作れたとしてもほっこりスイートポテトあたりが限界だっただろうから……。
はなびらのまいチョコタルト
こちらは鹿野がメインで担当。
チョコタルトと言うくらいだから中はチョコが入ってるんだろうな……と推測し、チョコレートガナッシュを入れたタルトの上にリンゴのコンポートをトッピングしたものを目指す。
ガナッシュが固まるまでに時間がかかるため、まずは真っ先にそちらに取り掛かっていく。
火に……火にかけ……火がつかなァァァい!!
慌てる鹿。ピーピーさわぐIH。
…………鍋の大きさがあってないだけでした。
バカめ。
…………仕切り直します。
チョコレートと生クリームとバターを火にかけて溶かしていきます。
溶かしたガナッシュをタルトに注いで冷蔵庫へ。
行ってらっしゃい〜!
ガナッシュを冷やしている間にリンゴを薄切りにして煮込みます。
今回ははなびら感を出したかったので皮ごと煮てうっすらピンクが残るようにしました。
欲を言えばシナモンとか入れた方が美味しいんだけど……。
今回は材料の持ち帰りを極力減らすために水と砂糖のみで煮ていきます。
ほら……シナモンって少量しか使わないから……。
少なくとも1回で使い切るもんではない……。
ちなみに今回は万が一残った時にも持ち帰りが出来るように、スティックシュガーを採用しています。
だんだん楽しくなりすぎて迷言も止まらなくなってきた。
この辺から皆IQ5くらいで話している。
パールボーシュガーって言いたいだけ。
煮つめたリンゴを並べてくるくる巻いて……。
チョコタルトの上に載せる!
完成ー!!!!
ぜったいねむりバターカレー
続いてカレーの申し子えみりぃさんがメインで担当してくれた「ぜったいねむりバターカレー」。
……が、ここで我々あることに気がつきます。
「炊飯器……なくね????」
そう、設備の中に炊飯器が無かったのである。
スペースを借りる際に調理器具の一覧には確かあったような気がしたのだが……。
もしかしたら探している途中で見た他の候補の場所と間違えていたのかもしれない……。
そんなわけで急遽、鍋で米を炊くというミッションが発生。
絢一先生、頑張れ………………。
(※のちにこの件については最初から炊飯器はレンタル品に入っていなかったことが発覚した。すまぬゥ……)
絢一先生が米の面倒を見ている間にえみりぃさんが着々とカレーの準備を進めていく。
大きい鍋が米を炊くのに使っている1個しかないので、とにかく米を最優先で炊きます。
コンロが埋まっている間はできる作業が限られるので雑談を交えつつ米を待ちます。
キタニタツヤの『青のすみか』をBGMにしつつも無事に米を炊くことに成功。
続いて具材を炒めて煮込んでいきます。
炒め油をそのためだけに用意するのはキツくない?
……ということでガナッシュに使ったバターで代用。
いいんだよバターカレーなんだから。
そしてルーと牛乳を入れて煮込んでいきます。
今回はバターチキンカレーのルーを購入済みなので完璧です。
そんでもって炊きあがったご飯の上にカレーをかけて、完成~!
ゆきかきシーザーサラダ
そして最後にシーザーサラダである。
今回は市販のサラダミックスの力を借りる。
レタスとか丸ごと買っても消費しきれないもんな。
ゆきかき風味を演出するために粉チーズ・温泉卵、そして原作通りまめミート……あらためベーコンをトッピングする。
ちなみに買い出しで一番テンションがブチ上がったのはちょうどよく3個入りの温玉が売っていた時です。
都合がいい、あまりにも都合がいい。
尚、この裏ではなびらのまいチョコタルトを作っていて超てんやわんやしていたがために調理過程の写真があんまりない。すまぬ。
ほとんどえみりぃさんがやってくれました。
完成~~~~!
リアルキャンプメニュー、完成!!!
そしてすべての料理+αがついに完成~!
そこそこ制約がある中で作ったにしてはちょっと、いや、かな~~~りいい感じなのでは!?!?
ちなみに、ポケスリ内のカビゴンは一回の食事で1メニューのみを食すので単純に考えるとカビゴンの3食分である。やばい。
味はというと、どれもめちゃめちゃおいしかった。
まあおいしいものしか入ってないから当たり前っちゃ当たり前だけど。
でもやっぱり皆でワイワイ言いながら作った料理は格別のおいしさなのだ。
大人になって1人で食事をとることが多くなったからこそ染みるものがあったりなかったり。
ありがとうポケスリ、また青春をくれて。
尚、ここまでひたすらにぐだぐだ雑談しまくっていた我々だったが、食べ始めた瞬間に全員一斉に無言になってもぐもぐしていたのは後から思い出してじわじわ来ている。
まあね、これ完成したの夕方ごろでしたからね。
そらお腹すくわな。
……全員初手でシーザーサラダに向き合い始めたのには若干年を感じなくもない。大人になったね、色んな意味でね。
リアルキャンプ第1回、閉幕!
たっぷたぷの胃をいたわりつつ、後片付けをしてリアルキャンプ閉幕!
今回選んだ3品以外にも再現できそうなメニューは他にもあるのでぜひ第2回も開催したいところ。
難易度が高いとしたらデザートか……。
料理自体の難易度というよりは、見た目のクオリティの観点で。
ポケスリのデザートって見た目もポケモンモチーフで可愛いの多いんだよな……。
公式カフェでコラボメニューとか料理デザインのグッズ出ないかな~と思うくらいにはかわいい。
ちからもちソイドーナツとかね、好きだね。
そんなこんなで「次はグランピングしような!!」などといいつつ解散。
レベルアップの仕方がすごい。
今回企画の発案をしてくれた絢一先生、料理の大部分を担当してくれたえみりぃさん、そしてこの会のきっかけともいえるポケモンスリープに多大なる感謝を。
ありがとうね、本当にね。
君たちのおかげで鹿は今日も生きています。
リサーチャーの皆も、よかったらリアルキャンプしてみてくれよな!!!
それでは、最後はポケスリらしく!おやすみなさい!
追記
四ツ倉絢一先生もレポ書いてくれたぞ!
集合!!
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