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【プレイリスト】私が最近5月に聴いている曲

早くも5月も半ばというか終わりそうですね。2022年も半年が過ぎようとしているので今月特に気に入って聴いた曲について纏めようかな。自分で書いていて思ったけど、今年ももう半年が経とうとしている...?単純な恐怖ですね。とりあえずお暇でしたら今月の10選をどうぞ。

1.おいしくるメロンパン / 5月の呪い

最初は5月にまつわる曲を、ということでおいしくるメロンパンから「5月の呪い」を。今月JAPANJAMに参戦してきたんですけれども、この曲をこの月に野外で聴けるの最高すぎましたね。軽やかなスネアの音から響く透明な歌声が好き。曲調は跳ねるように軽やかなんだけど、"呪い"というだけあって五月病を思わせるような少しの重さを感じさせる歌詞の対比。"曇り空"から始まる歌い出しや"灰色の今日"、"埃被ったベッドの上 ゆっくりと沈んでいく"など。過ぎ去った春に想いを馳せたり、これから来るさわやかな夏を思いながらゆったり聴きたい曲です。好きポイントは、"春が終わってしまったら 暑い日が続くでしょう"、"そんなメイデイ"です。

2.KEYTALK / sympathy

これも一応5月にまつわる曲。ビバラでやったらしいじゃないですか、羨ましい。『SUGER TITLE』大好きヲタクとしては、このEP自体どの歌詞も曲調も繊細というか若干斜に構えていそうな感じがいいですよね。私の語彙力が死んでいますが。揺蕩うような誰にも触らせないような歌声、無機質で淡々として掴めない感じが好きです。それでいてサビはキャッチーに振り切っていてノリやすいっていうバランス感が天才。好きポイントは"壊れたライトが照らした夜の車道 みんながみんなこうして 間違えてる" 、"ひらひら揺れてる 白い髪飾り 君の声は夜風に揺れて"です。

3.スピッツ / 空も飛べるはず

ここからはもう5月にまつわるとか関係なくて、今月よく聴いてたものの紹介になります....。スピッツの「空も飛べるはず」。名曲すぎて説明する必要とか本当に要らないんですけど、とにかくいいので載せます。恥ずかしながら最近まで本当にスピッツを聴こうと思って聴いたことがなくてですね。好きなアーティストがカバーしていたのをきっかけにアルバムとか一通り聴いたんだけど、やっぱり名曲で多くの人が好きなものはそれなりにちゃんと理由があることが分かりました。とにかく心が温かくなって、少しきゅっと締め付けられる感じがたまらない。不変の愛という感じがします。スピッツのどこかのMVにあった"この世の秘密を全て知っているみたいな歌詞"みたいなコメントが凄く的を得ているなと思う。散歩しながら聴くのが好きです。音楽には割と辛いことから救ってくれるというイメージもあるのだけど、これは幸せな時に聴いても幸せになれる。好きポイントは、"幼い微熱を下げられないまま"、"ゴミできらめく世界が僕たちを拒んでも"です。

4.THE ORAL CIGARETTES / Mr.ファントム

完全にJAMの影響です。しばらく触れてこなかったけど、あの日をきっかけにライブキッズの血が騒ぎ出している。高校以来にちゃんと聴いてるよ、格好良いね。AメロBメロは地を這うようにギラギラとしているんだけど、サビの高音で一気に抜けていく感じが最高に気持ちいい。イントロのギターリフも耳に残って離れないんだよな。リズムが変わるCメロの3拍子大好きだし、こうなんか段々とその色気に絡め取られていく感じがえっちですね。褒めてます。"狂っちゃいなよ"。ありがとうございます。好きポイントは、"今誰も知らないこと 君はもう知ってんだろう?"、"その音はやがてきれいな闇を掴んでは負に向かって"です。

5.サイダーガール / サテライト

サイダーガールで1番好きな曲です。サテライトは衛星って意味を持つんだけど、サウンドからも宇宙の星屑みたいなキラキラを感じて心が優しくなってしまう。爽やかな清涼感がある曲でドキドキした気持ちになるし、今すぐ走り出したくなる。今電車に乗ってるけど、走り出してしまいそう。慣性の法則が効けばバレないかもしれない。また、君に届きそうで届かない距離感大好きヲタクなので"君がもしあの星だったなら"って歌い出すとこからそのシナリオが見えて大好きです。好きな子に色々想うことはあるだろうに、最後は手を繋いで歩きたいに着地するのが良すぎて永遠そこだけ聴いたりしてます。好きだった先輩がサイダガが好きだというからドキドキしながら聴いてたな〜クソ〜〜健気すぎる〜と自分の思い出を振り返るなどします。好きポイントは、"君の軌道上だって想って疑わないから"、"ほんの少しでも 君と手を繋いで歩きたい"です。

6.sympathy / 海辺のカフェ

KEYTALKでさっき「sympathy」を出しちゃったから紛らわしくなるな。今回は、バンド名がsympathyの方から「海辺のカフェ」。時期的には絶対夏なんですけど、最近またこの感じのベース動きまくりクリーンめのギター、スネア!(?)みたいなバンドに耳が回帰しつつあるので。これはギター歪んでるけど。浮世感があるというか。えげつない巻舌から気だるげに入る歌い出しで、この世の8割の人類は心を掴まれるはずです。あとは多分猿人類とかなので無視します。"あなたって強いのね"とか少し呆れて嘲笑するように歌うのが堪らなく好きです。Mかもしれない、どうしよう。棘のあるあざとさを持った女の子っていいですね。友達になりたいかは別ですが、。好きポイントは、"イカれた心臓"、"メロディックが泣いた丘 アネモネの咲いた庭"です。

7.相対性理論 / スマトラ警備隊

実の所、相対性理論との出会いは私の1番長く好きなバンドのKEYTALKよりも早くてですね。当時聴いてたのは、『シンクロニシティーン』から「気になるあの娘」と「ミス・パラレルワールド」の2曲だけだったなあ。永遠にそこをリピートして、パラレル繋がりでKEYTALKの「パラレル」に興味を持った経緯すらあるのでした。それは置いといて、なぜこんな今更聴くに至ったかと言えば前述した浮世感のあるバンドブームが私の中で勝手に巻き起こっていることと、最近好きバンドのアーティストが影響を受けた血筋を漁っているからというところです。相対性理論でいえば、おいしくるメロンパンのナカシマさん経由かな。友人からお勧めも聴いて、とりあえず一通り全部聴きました、ありがとう。現時点で1番ハマってるという所で、「スマトラ警備隊」を。前説、長いね。曲に触れていきますけども、ベースラインが好きだな。動きまくっていて指弾きっぽくてぷりぷりしていて。そこにのるアルペジオ、"良い"ですよね。やくしまるえつこの声が良いことはもとより言葉選びの思考回路が好きで、インタビュー読んだりもしました。歌詞と曲が一緒に出るらしいね、楽しいだろうな。この曲も含め、普段使わないだろうなというとんでもワードいっぱい、だけどちょっと近くて覗きたくなる世界がとにかく大好き。好きポイントは、"迎え撃つ私サイキック"、"CIA KGB FBI 共産党の陰謀よ"です。

8.メランコリック写楽 / ルカは知ってる

次は、メランコリック写楽から「ルカは知ってる」を。メランコリック写楽の良さ、好きな気持ちを書き連ねたら卒論を書けるので控えめにいきます。本当に最近、廃盤になってしまったEP『地球でねむらせて』を手に入れられたのでいつでもどこでもこの曲が聴ける!嬉しい!当時高3の時かな、MVの入りで一気に魅入ってしまったのを覚えている。実家のリビングで。ももすちゃんの声がいいのはもちろんのこと、言葉の言い回しが好きすぎる。あとサウンドが大好きなのも強い理由かな。バッキングもリードもクリーンめの真空管〜という音作りが好き。ベースの動きも頭おかしくて好き。あとこれだな、初めて好きな叩き方するドラマーだなと思ったのも大きい。好きバンドは今まで沢山出会ったけど、ピンポイントでドラマーを好きになることはなくて...。ヨコピーのドラム本当に好き。Cメロのツインペダルとシンバルの叩き方が大好き、愛。とにかくどの楽器も声も特徴的すぎるのにひとつに纏まっているのがすごい。こういうバンド好きになりがち。でもこういうバンドは個性が強い分、バランス感が難しいんだろうなと思う。またメラシャラとして曲が聴きたい。好きポイントは、"七の段、背伸び、噂"、"湿った手帳は透明な臓器でしょ"、"片付けられない部屋を汚し続けるのはもうやめようよ"、"回路図浸した水溜まり飲み干して"等。ありすぎて終わらないのでここで。

9.UNCHAIN / make it glow

文系の癖に英弱なので、あまり英語詞は聴かないのですが...前述したように推しバンドの血筋を辿ろうということで、KEYTALKの義勝さん経由でUNCHAINを。「make it glow」を選んだ理由として、心地よく刻むギターリフが、ハイハットが心を軽くするような入りが春にピッタリかなと。シンプルに好きです。ボーカルも強いですよね。上手いとか儚いとかそういうんじゃなくて、強い。強いの中でもパンチを打つ感じではなくて芯が太い感じです。だから安心感がある。サビの裏声も好き。バイト終わりで語彙が死んでますが汲み取ってください。私の好きなジャンルには割と張り詰めた曲というのがあるのですが、それとは反対にただひたすら綺麗な曲も好きで。これは後者です。心も頭も解してくれる光のような柔らかさがある曲。好きポイントは"Why do you wanna get so wound up?"、"There's music and you supported me"です。

10.Indigo FM / Houston

最後は海外のインディーズバンドからという私にしては意外すぎる選曲で。インスタの広告に出てきたとこから出会いました。プロフィール等調べたいのだけど、英語だし多分結構若くてインディーズなので全然ヒットしなくて泣きそう。Google翻訳のカタコト英語をなんとか解読し、ロスのエンゼルス出身であることが分かった。遠いな。なんでこの曲に惹かれたかといえば、最近見てた映画が影響しているかもしれない。「シング・ストリート」という映画。好きな女の子を振り向かせるためにカーストド底辺男子がいちからバンドを始める青春の衝動を描いた作品。初めて作った曲で、好きな子を主役に、自分らでカメラを持ってMV撮るとこがサイコーに良かったな。途中でプロムかなんかでステージに立ち、陽キャが集まるフロアをわかせたのも好きだった。思い出したら止まらないな。気になったらネトフリとかで見てください。とにかく80年代くらいのカルチャーが死ぬほど詰まっていて、作品の核となる音楽もそう。UKロックがメインかな。当時を知らないけど、多分MTVでロックバンドの奇抜なMVが一日中流れまくっていただろう。デュラン・デュランとかスパンダー・バレエとか。Indigo FMにも勝手にこういうニューロマンティックの風味とノスタルジックを感じる。ニューウェーブの系譜いいですね。もう少し深堀してみようかな。少年というより青年という感じの声、ギターの染み渡る音、好きな人はかなり好きかと思う。Instagramもフォロワー2000弱とかなので推すなら今です、多分。え、ちょっと待って。は〜?今見たらYouTube835フォロワー?推せ推せ推せ推せ!今推せ!好きポイントの歌詞を書こうと思ったが、英弱なので読み取れないですごめんなさい。Hello、Helloのとこしか分からん。英強の人は訳を教えてください。

締りが悪いですが、この変で。なんだかんだ音楽との出会いは偶然とかタイミングが全てな気がします。この機会に誰かと好きが共有出来ていれば嬉しいです。では、また。

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