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【HANATABA】絆創膏を通して、アフリカの医療問題を知る

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

夏休みが始まり、アウトドアアクティビティの機会が多くなってきましたね。海やキャンプで思い切り遊んでいたらいつの間にか切り傷ができていたなんてこともしばしば。そんなとき、私たちはまず絆創膏などで軽い対処をして、しばらくして悪化するようであれば病院に行きます。
では、それは本当にどの国でも当たり前のことなのでしょうか?

今回は、日本発祥の文化である「置き薬」を、医療が十分に行き届いていないアフリカ農村部で広める活動をはじめとする、医療事業を展開している非営利団体のAfriMedicoさんのプロジェクトをご紹介させていただきます。

このプロジェクトでは、「怪我や病気をした時に笑顔になれるもの」をテーマに、アフリカの子どもたちに描いてもらった絵がデザインされた絆創膏「AfriMedico TSUNAGU BANSOKO」を日本に届け、その収益を置き薬事業に還元するそうです。

▼アフリカの医療問題と置き薬

アフリカでは医師を含めた医療従事者の数が少なく、根本的に医療教育が行き渡っていないそうです。
医療資源が十分でなく、インフラの不整備により病院や薬局まで通えない、診療費が高すぎるなど、問題が山積みの現状となっています。

AfriMedicoさんは、その現状を富山県発祥の文化である「置き薬」を導入することによって、アフリカの人々の医療アクセスを低コストで身近な存在にしようと活動されています。

置き薬とは、初期費用無しに基本的な薬剤や医療品のセットを家庭に置いておき、使用した分だけを患者さんが払うシステムとなっています。患者さんたちにとって低コストで手軽なだけでなく、医療の基本的な知識も増えるきっかけとなるそうです。

▼絆創膏で日本とアフリカをつなぐ

今プロジェクトで販売される絆創膏は、アフリカの子どもたちによって描かれた素敵な絵がデザインされています。
アフリカのアートは日本にはない色彩感覚で、みているだけで元気になるような不思議な力があるように思います。
この絆創膏を使うことで、アフリカの価値観、アート、そして医療をはじめとする問題に思いを馳せるきっかけになるかもしれません。

怪我や病気をした時に笑顔になれるもの」をテーマに描かれているので、1つ1つの絵にストーリーがあるのもとても面白いと思いました。
ピンクの背景にマンゴーが描かれている絆創膏がありますが、Mangacheという13歳の男の子が描いた絵で、病気のときは、栄養を取れるように近くの木になっているマンゴーを食べるそうです。
近くの木にマンゴーがなっているなんて、羨ましいですね!

kannaxでは、商品ひとつひとつをデザイナーさんが手作りしています。
繊細なガラスなどを扱う中で手が傷ついてしまうこともあり、絆創膏は常に備えてあります。支援させていただいたリターンでkannaxにもAfriMedico TSUNAGU BANSOKOが届くので、ぜひデザイナーさんたちを中心に活用させていただきたいと思います。
怪我をしてしまって少し憂鬱なとき、この絆創膏の明るい色がふと目に入り元気をもらえるかもしれません。


▼HANATABA_Kannax respectful actions

「HANATABA」は、カナックスから社会に目を向け、社会問題の解決に繋がるプロジェクトやプロダクトのクラウドファンディングに対してリスペクトの気持ちを持ちながら、支援を行ったり、ご紹介をしていくプロジェクトです。


カナックスのアフターブーケ

カナックスは約35年前に創業し、たくさんの方の大切なお花をアフターブーケとして残すお手伝いをしてきました。
アフターブーケは、お客様の想い出の花をお預かりし、「プレスフラワー(押し花)」または「ドライフラワー」に保存加工するオーダーメイドのサービスです。カナックスの独自の製法で、花びら一枚一枚、茎一本一本を丁寧に乾燥させ、熟練のデザイナー職人の手でアフターブーケとして想い出を形にしています。

※AFTER BOUQUET アフターブーケは株式会社カナックスの登録商標です。


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