見出し画像

【HANATABA】刑務所の壁を超えて、アートを通したコミュニケーションを

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

カナックスから社会に目を向け、問題解決に繋がるクラウドファウンディング企画をご紹介していくプロジェクト『HANATABA』。

今回は、Prison Arts Connectionsさんによる、塀の内と外をつなぐ対話を生み出す「刑務所アート展」プロジェクトをご紹介いたします!

▼刑務所アート展とは?

全国各地の刑務所で服役する受刑者から募ったアート作品で企画展を開き、作品を観た人のコメントを受刑者たちに返すことで、「壁」で隔てられた刑務所の内と外の交流をつくりだすプロジェクトだそう。

アメリカやヨーロッパでは、刑務所でアートを使用したプログラムを行うことは珍しくなく、そうしたアートプログラムが再犯防止や、犯罪からの離脱を促す効果があるといった実証研究は多く存在するそうです。

刑務所映画の名作『ショーシャンクの空に』の主演俳優であるティム・ロビンスは、実際に刑務所で演劇のワークショップを行う活動をしており、再犯率の低下や違反行為の減少などの効果も指摘されています。

▼なぜ「刑務所」で「アート」なのか?

こちらのプロジェクトのモデルとなっているのは、イギリス全土の被収容者を対象とした大規模な公募展を毎年開催している慈善団体Koestler Arts

Koestler Artsがこの取り組みにおいて重視しているのは、応募作品への「フィードバック」で、「表現は誰かとのコミュニケーションとなって初めて意味をもつ」という考えのもと、毎年イギリス全土の3,500人以上の応募者から、7,000以上の作品のエントリーがあるにも関わらず、受賞作品だけでなく応募作品の95%に対してフィードバックを返しているそうです。

今回のプロジェクトもKoestler Artsをお手本に、作品を見た方々のフィードバックを作者に送るシステムとされています。

日本でも、刑務所で表現活動に取り組む環境は多くあるものの、コミュニケーションの始まりとなる発表の場が少ない現実があります。
刑務所の外側にいる私たちにとってもそうした機会がないばかりに、受刑者=「危ない人々」とレッテルを貼り、お互いに歩み寄れていれば防げていたはずの犯罪も起きてしまっていたかもしれません。

また、暴力的な行動などではなくアートで自己表現をすることで、受刑者の方々も自分を見つめ直す素敵な機会になるのではと思います。


カナックスも、お花アートを取り扱う会社として、アートを通した人々のコミュニケーションの重要さは大きく共感する部分です。
刑務所アートというあえて異質な部分を取り上げることで、”表現”とはコミュニケーションを通して完成するものであるという、物事の本質にハッとさせられるプロジェクトでした!


▼HANATABA_Kannax respectful actions

「HANATABA」は、カナックスから社会に目を向け、社会問題の解決に繋がるプロジェクトやプロダクトのクラウドファンディングに対してリスペクトの気持ちを持ちながら、支援を行ったり、ご紹介をしていくプロジェクトです。


カナックスのアフターブーケ

カナックスは1987年に創業し、以来たくさんの方の大切なお花をアフターブーケとして残すお手伝いをしてきました。
アフターブーケは、お客様の想い出の花をお預かりし、「プレスフラワー(押し花)」または「ドライフラワー」に保存加工するオーダーメイドのサービスです。カナックスの独自の製法で、花びら一枚一枚、茎一本一本を丁寧に乾燥させ、熟練のデザイナー職人の手でアフターブーケとして想い出を形にしています。

※AFTER BOUQUET アフターブーケは株式会社カナックスの登録商標です。


カナックスのSNS

ぜひフォローしてカナックスのアフターブーケの世界をお楽しみください。

■カナックスのアフターブーケInstagram:@kannax87

■カナックスのアフターブーケTikTok:@kannax87

■カナックスYouTube:kannax


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?