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【HANATABA】畑のロスに、「食」以外の新しい価値を

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

カナックスから社会に目を向け、問題解決に繋がるクラウドファウンディング企画をご紹介していくプロジェクト『HANATABA』。

今回は、和歌山のまつばら農園さん主催による、畑のロスをなくすためのアップサイクルプロジェクト「のうかのしゅくだい」をご紹介いたします!

▼見過ごされがちな「畑のロス」

節分などでの食品の大量廃棄問題が注目される近年。
問題意識が高まる一方で、政府も把握しきれていないという、根本的なフードロスが農園では問題となっているようです。
プロジェクト主催のまつばら農園さんの畑では、年間約2tの果物が「見た目が悪い」「流通段階で腐ってしまう」などの理由から出荷規格に合わず、畑に廃棄するしかない状況だそう。
完全に食用不可能なものから、まだ食用可能だが加工するには安全性が危ういものなど、様々な状態の出荷規格品があるため、この問題に対して、一概的な案を出すのが難しいという点もあったそうです。

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/733880?list=search_result_projects_popular

▼「もったいない畑のくだものでつくった一筆箋」

そこで、「食べる」ことだけが作物を生かすことではないと気づいたプロジェクトチームは、作物に新しい価値をつくる 「アップサイクル」に目を向け、果物から紙を作る技術に出会ったそうです。
そこで完成したアップサイクルプロダクト「もったいない畑のくだものでつくった一筆箋」では、和歌山県紀の川市の特産品である、柿、キウイ、いちじくがそれぞれ使用された和紙となっています。

ストローをはじめとしたプラスチック製品の代替えとして紙は改めて注目されている一方で、原材料不足という現状があります。紙を構成する繊維として「作物の繊維」を活用することで、紙と作物、どちらの課題も一緒に解決する糸口になるかもしれません。

カナックスでは、お花を保存加工するだけでなく、以前には果物や野菜を押し花やドライフラワーにするなど、命の短い作物に新しい命を吹き込むという点でこちらのプロジェクトに大きく共感させていただきました。
カナックスにも一筆箋が届くので、スタッフみんなで使うのを楽しみにしています♩



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