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マダガスカルラフィアを使用したワークショップへ

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

今回はHANATABAプロジェクト第三弾にて支援をさせていただいた、マダガスカルを拠点にマダガスカルラフィアを使用したカゴバッグなどを展開されているアパレルブランドAMPIANA+(アンピアーナ)さんのワークショップに参加させていただいた様子をレポートさせていただきます!

マダガスカルの生活のお話を聞きながら

用意されていたワークショップ用の道具や素材たち。

マダガスカルで実際にカゴバッグ職人として活躍されているジャダさんが、クラウドファンディングでの目標であった来日をされ、リターン品の一つであったワークショプが開催されたため、参加をさせていただきました!

ワークショップ参加者みんなで挨拶と自己紹介をしたあと、
さっそく「マダガスカルラフィア」について教えていただきました。
マダガスカルでは国の産業としてマダガスカルラフィアをとても大切にされており、輸出などについても細かな取り決めが多くあるそうです。
ラフィアはヤシの木からできており、柔らかい部分はバッグや衣服などに、固い部分は椅子などに使用されるそう。バッグなどを編む際に出る切れ端はクッションの中身として使用するなど、ラフィアを捨てることはほとんどないそうで、マダガスカルでいかにラフィアが愛され、大切にされているかを感じました。

まずはそのラフィアを使って5つ編みに挑戦することに。

編み方について丁寧にレクチャーをしてくださったのですが、お話ししながらとっても簡単そうに編んでいるジャダさんの手元とは対照的に、私たちは初めての5つ編みに大苦戦をしました。

AMPIANA+で働くマダガスカルの職人さん達はおしゃべりをしたり、時には子供をあやしながら、1日で30~50m編んでいくのだそうです。カゴバッグのデザインによっては最大12本のラフィアを操って12つ編みまで行うことも。

私たちも手取り足取り教えていただきなんとか20cmほどの長さまで編むことができました。
同じように教えていただき、同じ編み方をしているのに不思議とワークショップ参加者それぞれ個性のある仕上がりに。

ラフィアの先を割いてニュアンスを出す技を教えていただいている様子。
針で1本ずつ割いていきます

初心者の私たちが編みやすいように5色のラフィアを用意してくださっており、カラフルで色味が楽しいデザインに仕上がりました。
色を染める素材もビーツなど天然のものを使用されているこだわり。本当に素敵な色合いです。

オールハンドメイドにこだわるブランド

続いて小さなポーチづくりに挑戦しました!

最初に作った5つ編みのものと同じラフィアを使用して形を作っていきます。

大きな針にラフィアを通して編んでいくのですが、縫い目が目立たないように編んでいく際の網目が複雑で、なかなか理解ができず四苦八苦する私たち。ジャダさんに何度も優しく教えてもらいながらなんとかポーチの片側を完成させることができました!

サイズ違いで二つ組み合わせることでポーチに。
「パカパカ」と呼ばれるこちらの小物入れはマダガスカルで広く愛されているデザインだそう。同じ形のものが二つ対になっていると縁起がいいとされているそうです。

全てオールハンドメイドでラフィアでの製品づくりをされているAMPIANA+さん。カナックスのアフターブーケも同じくオールハンドメイドにこだわっています。たくさんの職人さんが働くAMPIANA+さんとカナックス、職人さんをとても大切にされている姿勢に胸を打たれました。

AMPIANA+さんの取り組みについてはこちらをご覧ください↓


距離にしておよそ11340km離れた場所にあるAMPIANA+とカナックスのアトリエですが、日本とマダガスカルと場所は違えど、人材育成や商品管理についてなど悩みも本当に似ており、オールハンドメイドにこだわるブランド同士、共感できる部分が多くありました。

「ミソチャ」はマダガスカル語で「ありがとう」だと教えていただきました。「ミソチャトンポコ」は少し丁寧な表現になり「ありがとうございます」。日本人からするとキャッチーで覚えやすい響きです。
私たちは「ミソチャ」「ミソチャトンポコ」の二つしかマダガスカル語を話せませんでしたが、ミソチャが響き合う2時間は本当に素敵な空間でした。手作業の多いアトリエの中で、コミュニケーションはより大切なものであるとカナックス社内でも日々感じます。
今回のワークショップでは改めて言語や作っているものは違えど、これから改めて大切にしていきたいことも再確認ができた有意義な時間でした。

ジャダさんをはじめ、AMPIANA+代表の吉田夫妻もありがとうございました!

AMPIANA+


今回、HANATABAプロジェクトを通してAMPIANA+さんを支援させていただき、ワークショップに参加をさせていただきましたが、実はこの書き手の私はAMPIANA+さんの大ファンになりました。
後日行われていた、ジャダさんが実際にその場で商品を編んだり購入したものに刺繍を施してくださるポップアップにも行かせていただいたのでそちらの様子もお写真にてご紹介をさせていただきます!

青山にあるアナトミカさんにて。
とっても素敵な空間でした。
入り口ではマダガスカルコーヒーの販売も。
とってもスッキリとした味わいでした。
カラフルなポーチとたくさんのカゴバッグたち。
マダガスカルラフィアで編まれた帽子。
私は帽子を購入させていただきました!
ジャダさんがその場で好みのツバの長さにカスタムしてくれます。
ふちをかがる色も好みのものを選べ、その場で仕上げてくださります。
たくさんの色のマダガスカルラフィア。
刺繍で描かれた絵の展示もありました。



▼HANATABA

HANATABAプロジェクトのロゴが完成いたしました!
「HANATABA」は、カナックスから社会に目を向け、社会問題の解決に繋がるプロジェクトやプロダクトのクラウドファンディングに対してリスペクトの気持ちを持ちながら、支援を行ったり、ご紹介をしていくプロジェクトです。


カナックスのアフターブーケ

カナックスは約35年前に創業し、たくさんの方の大切なお花をアフターブーケとして残すお手伝いをしてきました。
アフターブーケは、お客様の想い出の花をお預かりし、「プレスフラワー(押し花)」または「フレッシュドライフラワー」に保存加工するオーダーメイドのサービスです。カナックスの独自の製法で、花びら一枚一枚、茎一本一本を丁寧に乾燥させ、熟練のデザイナー職人の手でアフターブーケとして想い出を形にしています。

※AFTER BOUQUET アフターブーケは株式会社カナックスの登録商標です。


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