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【授業:関西文化芸術高等学校】”箔”をつかってクリスマスカードをつくろう!

2023年11月15日(水)に、奈良県にある関西文化芸術高等学校で講師として授業を行ってきました。

話は2023年の6月に遡ります。
当時、「煌葉-kiraha-」の販促活動の一環として箔を使った七夕飾りを制作しており、社内では、「せっかくならどこかの学校で七夕飾りをつくる体験をしてもらうのはどうか?」という話になりました。
そこで、ご縁があり関西文化芸術高等学校の生徒の皆さんに箔を使った七夕飾りをつくってもらうことになりました。

七夕飾りの詳細はこちらから

この七夕飾りがきっかけで今回の講師のお誘いをいただき、授業を行うことになりました。

関西文化芸術高等学校では年に2回、全学年を対象とした選択授業があり、この選択授業では普段の専攻とは異なる芸術分野の表現や技術を学ぶことを目的としています。
今回、そのうちの一つの講座を担当させていただきました。

今回はトナーインク印刷とラミネーター、そして「煌葉-kiraha-」を使用して「”箔”でクリスマスカードをつくろう!」と題したワークショップ形式の授業を行いました。

トナーインク転写方法はこちら

初めての授業開催で「どんな内容にしたら高校生は楽しんでくれるのか?」ということに、とても悩みました。
そして、約3時間という今まで経験のない長時間のワークショップ形式の授業に、相当なプレッシャーを感じていました。

授業の軸を「箔を楽しんでもらうこと」に設定し、まずは箔の転写条件をテストすることから始めました。
箔は条件が変わると転写にも影響が出るので、学校で箔の転写がスムーズに行えるよう、何回も転写のテストを行いました。

そして、いよいよ授業当日。
直前まで「楽しんでもらえるだろうか?」「時間配分は大丈夫かな?」などとドキドキしていましたが、、生徒の皆さんが真剣に私たちの説明を聞いてくれ、当日担当していただいた先生にも場を盛り上げていただき、私たちも大変楽しく授業を行うことができました。

箔をカッターで細かくカットしてとても繊細な作品をつくる生徒さんや、普段使っている画材と掛け合わせて個性的な作品をつくる生徒さんもいて、さすが美術を学んでいる学生さんたちだ!と感動しました。
私たちにとってもとても勉強になった素敵な時間でした。

オリジナルの形にカードをカットにする生徒さんや、
ツリーをキャラクターに見立てたカードをつくった生徒さん
箔を細かくカットしてツリーのオーナメントにした生徒さん。
右の作品はマッキーペンをつかって「煌葉-kiraha-」を転写して制作していました。
マッキーペンを使ったことで線の表現が柔らかい!
どの作品も皆さんのこだわりが見られる力作揃いでした!

後日、生徒の皆さんから、
「顔料箔が予想以上に自分の作品とマッチして、すごくいい経験ができた。」
「カラフルな顔料箔を使って色々な形に切ったり転写したりして自由に模様を考えたり、細かい作業が多くとても大変だったが、すごく新鮮で良い経験になった。」
「普段使うことのない材料を使って工作できて楽しかった。こんな画材もあるんだなと勉強になった。」
といった、とても励みになるような感想をいただきました。
”顔料箔”という初めての素材に戸惑った生徒さんもいたと思うのですが、それぞれ楽しさや魅力を見つけて楽しんでいただけたようで、とても嬉しい限りです。

関西文化芸術高等学校の先生方、生徒の皆さん、今回は貴重なご機会をいただき、ありがとうございました。
皆さんの制作に”顔料箔”を使ってもらえる日を楽しみにしております!

今回クリスマスカードづくりに使用した「煌葉-kiraha-」は、ECサイトでもご購入いただけます。

ぜひ、ご自宅でも季節に合った素敵なカードを作ってくださいね。

箔を使用した講義やセミナーにご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問合せ先:cs@kanmaki-foil.com

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