2023年の運氣を味方につけるための前知識
みなさま!あけましておめでとうございます!
旧暦(月を基準にする暦)では2023年1月22日が元旦でした。
そもそも現代の日本では旧暦のことをあまり知らなかったり、暦のことだってごっちゃになって案外知らない人が多いんです。
しかし!運を味方につけるためには「時」「流れ」などを感じ取ることができる力がとても大切になってきます。
そのためには、時(時のサイクル・暦)について最低限のことを知っておくことで、流れを読み解くことが可能になってくるのです。
今日はその暦についての色々をお伝えしたいと思います。
旧暦ってナニ?
『旧暦(』とは月の満ち欠けを基準にして割り出した暦を言います。よく『暦月で見る』と言われる暦とはこの旧暦のことを指します。
新月を月の始まりとしてみていく暦ですので、月の影響を大きく使える暦として占いでも大切に引き継がれています。
太陽の動きで見る暦とは?
現在の日本では、一般的に使われている暦は太陽暦(グレゴリオ暦)と言われるもので、太陽周期を基準にして出される動きを暦にしています。『新暦』とも言われます。これは旧暦(月の暦)をもとに、季節を表す太陽暦も組み合わせている暦です。
戦前の日本では太陰太陽暦を使っていたのですが、戦後になってアメリカとの付き合いを重視したことで、アメリカが利用している暦、つまり太陽暦(グレゴリオ暦)を使い始めたのです。
本当の七夕とか中秋の名月などは、この太陰太陽暦で割り出された日なのです。
風水暦について
それらの暦とは別の見方で風水暦で観る方法があります。
二十四節気の立春を初めの日とする暦の観方です。
おおむね2月3日が節分で立春が2月4日になる場合が多いのですが、年によってそれが1日ずれる年もあります。
立春を基準に9つの星のエネルギーに分けているのが九星氣学。
風水は立春を基準にする暦を使うので、運勢も九星氣学を元に観ていくわけです。
十干十二支(干支・エト)について
令和5年は十支十二支では癸卯(ミズノト・ウ)年です。
生まれ干支は12種類に分類されているのですが、これは一般的にも知られていますよね?
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
その組み合わせともう一つ十干(じっかん)というものが組み合わされます。
十二支は知っているけれど、十干は知らない!という人も多いのです。
十干の「干」と十二支の「支」、この二つが組み合わさって干支(えと)になるのです。
案外知られていない十干
十干とは
古代中国の思想から考えられたもので、10日間を一区切って作られたのです。
甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)
という10個の要素で十干は成り立っているのです。
不思議なことになぜか、日本では独自の十干の読み方になったらしいのですが、陰陽五行説の五行木(き)・火(ひ)・土(つち)・金(か)・水(みず)なのです。
甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)と呼ばれる所以です。
きのえ、ひのえ…などの「え」とは『兄(陽)』を表し、ひのと、かのとなどの「と」は『弟(陰)』に分けられて五行を陰陽に分けられているのです。
木の陽の質が「きのえ」、木の陰の質が「きのと」と表されるのです。
10年周期でこの十干画ぐるぐる周り12年周期で十二支がぐるぐる周るのです。
知っているようで知らない十二支
さて、十二支は知っている方は多いと思います。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥という、あれです。
「私は辰年生まれです!」という形で知っている人が多いのですが、「私は甲辰(きのえたつ)の生まれです!」と知っている人は結構いないのです。
さて、十二支についてですが、実はこれ。。
本当は動物に当てはめられたのは後の話。
本当は、紀元前の中国って木星を基準に暦を使っていたのです。
木星は12年周期で動くため、天の氣を12等分したことが十二支の始まりなのです。
「子」とかいて「ねずみ」と読むって不思議だと思いませんでしたか?
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鳥・犬・猪
本来の動物と表す字と違うのは、年の意味に動物を当てはめたからなのです。
さてさて。
ここまでが暦のうんちく。
次回は風水暦で時流を読み解くことをテーマにお伝えしたいと思います!
お楽しみに!
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