幾億の刹那
以前、「軽微なお知らせ」で紹介しました、フォト俳句雑誌『楽しむ!フォト五七五入門』の中に「日常記録~日々に徹する」と題されたページがあります。そのなかに、
朝のホームでも心が動いたらチャンス!
と、太字で記された箇所があり――。
こう記されていました。
そして、著者である板見さんが駅のプラットホームから撮影した「写真」と「句」が添えられているのですが、その写真というのが、ほんとうに、朝、駅のホームからなんとなく眺めている感じの一枚で、夏草に降り注ぐ陽のひかりかげんが、私の思い描く「刹那」そのものなのです。
幾億の刹那降りつむ夏の草
こちらが、著者、板見浩史さんの一句です。
あまりにも一体化しすぎて、思わず息をのんだ「写真と句」の「写真」をここに掲載できないのが残念でなりません。
一度、なんとか該当ページを写真に撮って画像を記事に取り込もうと試みましたが、うまくいかず諦めていました。
ただ、いつか自分で、自分が感じる幾億の刹那、草と光バージョンを写真で撮れたら、その時は、ここnoteに投稿したいと、虎視眈々とチャンスを狙っておりましたところ……。
昨日、ついに、撮れたのです!
思い描いていた刹那な一枚が!
それが、ジャジャーン。
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こちらです!
なんてことない光景ですが、私にとっては「ついに!」な一枚。
そのため、喜び勇んで投稿したしだいです。
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