プログラマーとして英語環境で働いてなかなか苦労しているがなんとかなってるって話
どうも。カニカマです。
現在はカナダに住んで現地のIT会社で働いており完全に英語環境で仕事をしています。
これから英語環境でプログラマーとしてやっていく人に向けて自分の状況を少しだけシェアできればと思います。
ちなみに北米の海外生活6年目に突入しようとしていますが、まったく英語がうまくなりません。
ある時期から英語の勉強をサボりまくってるのでピタッと止まってしまいました。やっぱりなんでも継続は最強なんですよ。わかってはいるんですがねぇ。
それでも案外なんとか生きていけてしまってるので英語を継続して勉強するモチベーションがなかなか保てないです。
苦労したこと
ちなみにこちらへ来た時はTOIEC630点位だったと思います。全く刃が立たなかったのを覚えています。
正確に聞き取れない
最初にいた会社のマネージャーの英語が早すぎて、最初は3割くらいしか言ってることが分かりませんでした。
これはさすがに焦りました。
なのでその都度聞き直したり自分の認識があってるかの確認作業はするようにはしてました。
何回も聞き直すのは億劫で申し訳なく思いました。しかし全く求められてることと違うことするよりはマシです。
ただ何ヶ月か経ってその人の喋り方のクセやアクセントがわかったり、しゃべる内容が予想ついたりするとだいぶ分かるようになってきました。
なので最初は聞き取れなくても大丈夫です。すぐ慣れます。
粘り強く聞き直したりしてその人の英語に慣れてください。
かならず聞き取れるようになります。
ちなみに後で気付いたのですが、そのマネージャーが言ってることの7割はしょーもないジョークとかだったので別に聞き取れなくてよかったです。
言いたいことが正確に言えない
これはいまだに苦労してます。
日本語ならもっと上手に説明できるのにというフラストレーションは日々感じでいます。
表現方法を増やして練習するしかないと思ってます。
頭の中で翻訳する前に口から出てくるまで繰り返し口に出して練習。
毎日使うような英語はだいぶすんなり出てくるようになりましたがまだまだです。
ただ言いたいことがある時は相手が理解してくれるまでいろんな言い方で説明します。
日本語でもそうなんですが、お互いわかってるようで認識がズレていたってことがすごい嫌なんです。
なので多少英語が出てこなかったり間違えてもお互いの認識が合うまで説明します。諦めないのが大事。
専門用語がわからない
プログラミング用語は日本語でもそのままカタカナで表記されてることが多いですが、それでも最初はやっぱり難しかったです。
「変数」「引数」「継承」etc…みたいな。
ふとした瞬間に単語が出てこなくなる場合があります。
こっちに来てからプログラミングの勉強したので英語から入ったものも多いのですが日本語の本で勉強したのもあるのでたまに出てこなかったりします。
普段使う英語はある程度決まっているのでそんなに心配しなくても大丈夫だと思います。
英語のプログラミングの本とかwebの記事を読むとかでちょっとづつ増やしていくのがいいと思います。
英語を読むのが大変
ドキュメントの読み書きでReadingとWrittingはよく使います。
というのもプログラムの公式のドキュメントはだいたい英語です。
これを読むのは最初だいぶ苦労しましたが最近はマシになってきました。
おそらく多くの日本人にとっては聞く話すはできなくても読み書きはできるっていう人多いんではないでしょうか。
受験や日本の英語教育の「おかげ」と言うべきか「せい」というべきか。
google翻訳を使わず読み続けるしかないと思ってます。
何か分からないことがあったら日本語で検索するのではなく英語で検索するクセをつけましょう。ヒットする数もかなり多くなると思います。
日常の会話
よく「英語できますか?」「日常の会話なら」みたいな会話見かけますけど、日常の会話の方がよっぽど難しいです。
仕事の英語の方がよっぽど楽です。
だって話す内容はある程度予想できますし自分の得意分野ですから。
趣味の話、昨日あった変なやつに絡まれた話、先週あったニュースの話など。
うまく説明できない。できるはできるがもっと冗談とかうまく入れて話したい。
チキショーって毎日思いながら頑張ってしゃべってます。
プログラマーの英語
個人の感想なんですがプログラマーは比較的(他の職種に比べたら)英語が下手でもなんとかなるような気がします。
一日のうちに喋るのは朝のスタンドアップと所々にあるミーティングくらい。お客さんと喋ることもないし、相手に商品を売るために説得するわけでもないですしね。
相手が毎日喋ってる同僚なんでこっちの英語力もだいたい理解してくれてるし慣れてくれてるので大いに甘えてます。
ただ英語がうまくならないと信頼性の問題もあります。
出世したり重要なポジションについたりが難しくなるかもしれません。
よほど技術があってOSSで名前が売れているとか実績が証明できるのであれば話は別ですがそんな人は限られてます。
そんなこんなで
最低限の英語は必要ですが、まぁ案外プログラマーならなんとかなるって話です。
でも絶対勉強したほうが得ですね。
出世して大きな仕事ができたり、転職していい会社に行けたりとチャンスは広がるよってことでグッド・バイ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?