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カナダでの税金・所得税
ども、カニカマです。カナダでアプリとかを作ってます。
カナダでお給料を頂いていますが、あんまりちゃんと税金のことを理解してなかったので調べてみました。
はたしてどのくらい給料からとられているのか、日本とどっちが税金高いのか。
カナダの所得税
カナダの所得税と日本の所得税を見比べてみましょう。
こちらがカナダ政府のホームページから引っ張ってきたもの。
![](https://assets.st-note.com/img/1706404525152-bZ9U2gw9q5.png?width=800)
1ドル110.088円換算
$55,867(約615万円)までは15%
$55,867 ~ $111,733(約615万円から約1230万)までは20.5%
$111,733 ~ $173,205(約1230万から約1900万)までは26.5%
$173,205 ~ $246,752(約1900万から約2716万)までは29%
$246,752 ~ (約2716万以上)は33%
これは連邦税で国から徴収される所得税率です。
注意したいのは超過累進税率方式というもので、超過分に対して税率が適応されます。
例えば、1500万の収入なら615万までの金額は15%で、そこから1230万までの金額は20.5%で、残りの金額は26.5%という計算になり一律で税率が変わるわけではないということです。
確か日本はある一定を超えるとすべての収入に対して税率が変わる単純累進税率方式だったと思いますので、同じ累進課税でも少しシステムが違うみたいです。
そして、さらにこれに各州によって違う税率の州税が乗っかります。
例えばトロントがあるオンタリオ州では
最初の$45,142に5.05%
次の$45,145に9.15%
次の$59,713に11.16%
次の$70,000に12.16%
次の$220,000からは13.16%
これは住んでいる州によって若干の違いがあります。
日本の所得税
これに対して日本の累進課税を見てみましょう。
1,000円 から 約194万円まで5%
195万円 から 約329万円まで10%
330万円 から 約694万円まで20%
695万円 から 約899万円まで23%
900万円 から 約1799万円まで33%
1800万円 から 約3999万円まで40%
4000万円 以上45%
日本のほうが段階が多いですね。
これに住民税を合わせて支払わないといけないですが、高所得者であればあるほど一律で税金が上がってしまうので、1000万以上稼ぐ場合はカナダと比べてちょっと損かもしれません。
カナダと比べると州税を合わせた金額でも税率は少しだけ日本のほうが高そうです。
ただ、ちゃんと計算しておりませんがそこまで大きくは変わらなさそうなシステムかなぁという印象です。
消費税
カナダでは消費税はGST(連邦消費税)とPST(州税)と2つありそれの合算になります。
国からのGSTは一律5%になっています。
ただし日常に密接に関わっているものは0%になっていて、パンや野菜とかの食料品にはかかりません。
州からのPSTは州によって違い、オンタリオ州では8%、ブリティッシュコロンビアは7%とかです。アルバータ州なんかは0%で州税はかからない州もあります。
なので住んでいる州によって消費税は違います。
日本はもちろん全国一律10% なので、トロント・バンクーバーなら日本のほうが消費税は安い場合が多そうです。
アメリカとかもそうですが、日本人の僕にとっては場所によって税金が違うという感覚がよくわからないです。
州境に住んでいる人は隣の無税の州まで買い物にいくとか聞いたことがあります。不思議だ。
というわけで
税金のことは細かいルールがあってなかなか避けがちですが、理解しておいたほうがいいかもしれないと思い軽く調べてみました。
間違いがあればご指摘お願いします。
これを理解しておくと、どこまで自分がRRSP(日本で言うiDeCo)の投資に回すとお得かがわかります。
もういい大人なんだからそれくらい知っとけよと自分に言い聞かせて、これから少しは気にするようにします。
みなさんは税金でどのくらい持っていかれているかご存知ですか?
iDeCoやふるさと納税を上手く活用しましょうね。
ではでは。
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