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【日本一周Day24(7/1)】北海道稚内市滞在②

本日の走行距離 23.8km


今日は、稚内の新聞社の取材を受けました。



旅人たち


最初は、この方の取材だったのですが、私たちも便乗です笑

清水さん76歳まだまだ旅も現役

後期高齢者と呼ばれる年齢になっても、旅を続けられる好奇心と行動力を失わないこと。

そして健康でいられることが、本当に大切ですね。

ライダーハウス「みどり湯」には、様々な旅人がやってきます。

みんなを紹介していたら大変なことになるので、とても印象的なカップルだけご紹介。

香港人カップルのソフィア&ホーン

とってもキュートなソフィアと、シャイなホーン。

自転車につけられた様々なバッグは、DIYしたものなんですって、なんだかとても可愛いのです。

聞かなかったけど、2人にとって日本はどんな印象なのでしょう。

最後まで、日本の旅を楽しめるように願っています。


この日は、ここ数日よりも寒さは和らいだものの、午前中は雨が降っていました。

ソフィアたちのキャンプ場の予約とか、時間通り行けなかった場合は対処してもらえるのかとか、彼女が不安に思っていることを電話して、代わりに確認する。

日本語なら簡単なことでも、英語だと相手も難しいだろうし、その辺は私たちも海外で体験してきました。

まぁ、その場に行けばだいたいなんとかなるんだけど、不安は解消できた方が精神的にもいいもんね。


稚内散策


そんなことを、あれこれしていたら雨も上がり、天気も回復してきました。

お互いに今夜も連泊なので、出発準備をしてそれぞれ稚内散策。


私たちは、ノシャップ岬を目指します。

岬って、なーーーんにもないところの先にある、というイメージなんだけど、ずっと町が続いていてびっくり。

稚内の町って、かなり広いんですね。

そして、たどり着いたところがここ。

岬がアゴのように突き出たところという
ノシャップ岬
雲がどんよりしていて、ちょっと淋しげ

ちょうどお昼時を過ぎた時間。

みどり湯のおばさんに教えてもらった、「漁師の店」でウニ丼を食べましょう。

私、昔だれかから「利尻昆布を食べているバフンウニが一番美味しい」と聞いていて、食べてみたかってんですよね。

注文は食堂ではなく売店?の方で
お客さんも多く順番待ち中
かんいちが頼んだほっけは
自分で焼くスタイル
そして、うにいくら丼
2,200円

お値段からすると、ムラサキウニだと思われますが、それでも充分に美味しかったです。

関東で食べるウニは、鮮度を保つためミョウバンを使うそうですが、それがなとなく嫌な感じなんですよね。

流石にここで食べるものは、そういうものは一切入っいない鮮度抜群のものでしょう。

臭みもえぐみもなく、とろりと溶けてしまうような感覚で、とても美味しかったです。

私の記憶の中では、ウニはそれほどたくさん食べられるものではない、と思っていましたが、これなら全部ウニでもいけたでしょう。

それほど美味しかった、と言うことですね。

そうこうしているうちに、青空になりました。

青空だと全然雰囲気が違います!

青空が出てくると、それだけで気分が上がります。


ノシャップ岬から、町の方に戻ろうとしたら、シカさんが横断歩道渡ってました。

信号無視ですけど、車はあんまり通らないから、大丈夫でしょう笑

みんなここを通るもんね、わかっているね


繁栄を極めた時代


町中に戻ると、こんな歴史的な建造物が見られます。

稚内港北防波堤ドーム

26歳の若い技師が設計した、美しく斬新なデザインの防波堤。

のちに「北海道遺産」に指定されました。


さらに、北海道の漁業は、その昔、ニシンが大量に取れたことで、とても潤っていました。

その名残、旧瀬戸常蔵邸を見学。

繁栄の頃の港の様子
お膳を並べて賑やかに食事した時代があった
ここで何を思っていたのでしょう

漁業で潤っていた頃は、それはそれは華やかだったのだと思います。

今も漁業は行われています
ホッケ漁が盛んとのこと

今は、人口もどんどん減っていると聞きます。

駅前野商店街は大部分がシャッターが下されていました。

けれど、街の中心が駅前から移動しているらしく、少し離れると新しく建てられたモダンな家も多く見かけます。

旅行者も多くなってきているし、風力発電の関係者がたくさん来ているとかで、稚内の宿はどこも満室。

昔の繁栄とまではいかないだろうけれど、最北の町は今も健在です。

そして、伝説のライダーハウス「みどり湯」も健在です。

恒例のミーティングも毎晩行われ、旅行者同士のつながりもでき、きっと思い出に残る時間になります。

33年毎晩行われるミーティングの一コマ


ライダーハウス「みどり湯」
北海道稚内市緑1-10-23
一泊1,800円


北海道イベント

ここで、お知らせをふたつ。

「藤原かんいちのレトロバイクイラスト展」

7月8日から30日まで、北海道旭川市にある北海道ツーリングの情報発信地&カフェギャラリー「HOKKAIDER BASE(ホッカイダーベース)」にてイラスト展を開催します。

7月8日(土)・9日(日)は、トークショーも行います。

北海道ツーリングの途中でぜひお立ち寄りください。

■日程/
2023年7月8日(土)〜30日(日)
■場所/
ホッカイダーベース・カフェギャラリー
北海道旭川市西神楽1線15号357-5


写真展「原チャリ世界旅行展」

2023年7月15日(土)に、北海道紋別郡にあるゲストハウス「西興部ゲストハウスGA.KOPPER 」にて開催します。

「電動バイク世界一周」の時のエピソードを中心に、トークショーも行います。

■日程/
2023年7月15日(土) 午後2時頃~
■場所/
西興部ゲストハウスGA.KOPPER
北海道紋別郡西興部村上興部176
https://gakopper.com/


クラウドファンディング挑戦中
https://camp-fire.jp/projects/view/669580

私たちの旅を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。


藤原家の旅ごはん」Instagram
https://www.instagram.com/fujiwarafamilymeal/

高級なものは出てこないけれど、実際に私たちが食べたその土地の気軽に食べられるものなどをご紹介します。


藤原かんいち&ヒロコのe-bike日本一周旅」Instagram
https://www.instagram.com/fujiwarakanichi

かんいち目線の旅の日々を写真とともに紹介しています。


E-Bike JAPAN/コラム「eバイク旅ノート」


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