【日本一周Day42(7/19)】北海道網走市→北海道弟子屈町
本日の走行距離 65.4km
網走から、阿寒摩周国立公園へ向かいます。
快適さはどこで決まるか
お世話になった民宿「いもだんご村」を出る前に、周辺を記念撮影。
絵になる風景があって、いい感じなんです。
ここは、オーナーのお父さんが入植して農業を始めた場所だそう。
その息子さんは、「もう後期高齢者だから…」と言っていましたが、農業はやらずに、広大な農地は人に貸しているそうです。
天気が良かったら、その広大な農地を写真に収めるのも楽しかったでしょうけど、残念ながらポツポツと雨降りの朝です。
この名前から連想する宿がイメージできず、ちょっと怯みましたが、なんのことはない、とても居心地よい素敵な宿でした。
私たちは、屋根裏のような2階に、ずらりと布団を敷くドミトリースタイルを選択。
それでも、くつろげるソファスペースもあるし、布団にマットレス、タオルもついて、何も不満はありません。
宿泊する施設を、どんな基準で選ぶかは人それぞれですが、いもだんご村が宿泊サイトで評価が高いのも頷けます。
民宿いもだんご村
北海道網走市鱒浦75番地66
お天気回復
朝は空が真っ白で、ポツポツと雨が降っていましたが、少しずつ回復。
マックで作戦会議をしながら朝マックしたり、ちょっと古い駅をのぞいたりしていると、雨も上がってきました。
その後、交通量の少ない畑に囲まれた道道を走っているうちに、お日様が顔を出してくれました。
おかげで、道端でこんな感じ。
かんいちは、日焼けすると黒くなるタイプ、私は、日焼けすると赤くなるけどあまり黒くはならないタイプ。
その違いから、私だけしっかり対策しているように思われがちです。
けれど、かんいちも写真のようにしっかり日焼け止め塗りたくっております。
雨は辛いけど、日焼けもなかなか大変ですよね。
お昼休憩
E-BIKEの旅では、食事ができるところに、お昼に辿り着けることがなかなか難しい。
そのため、唯一のよりどころセイコーマートに頼ることが多くなります。
そんな中、今日は美味しいものに巡り会えました。
大空町に着いて、どこかでお昼を食べられないかと検索。
道の駅の裏に美味しそうなソーセージ屋さん。
ソーセージを買ってきて、キレイな道の駅のベンチでコーラ飲みながら食べます。
お天気もいいし、気温もちょうど良くて気持ちいい。
私、こんな感じのランチタイムが一番好きかもしれません。
峠越えに挑む
今日は弟子屈町の川湯温泉を目指します。
そこの周辺には見どころも多いので、3泊ほど滞在予定。
そして、そこに至るためには、いろいろなルートがあり、そのどれもが峠を越えなくてはなりません。
作戦会議の結果、距離の短い藻琴峠を行く事にしました。
北海道に入って、峠らしい峠を走っていません。
三国峠まではいかないものの、ちょっと覚悟しないといけないと、緊張しながら進みます。
森に囲まれた道を、ゆっくりゆっくり登っていきます。
そのうち、登っているのか、ただゆっくり走っているだけなのかわからなくなります。
これは、アシストが効いているからなんだけど、なんかE-BIKEと一体になっているような不思議な感覚。
ゆっくりでも、時間をかけてでも、あゆみを止めなければ、ゴールに近づきます。
あるかどうかわからないけれど、峠でご褒美にソフトクリームを食べることを想像して、ひたすらペダルをこぎます。
そして、こんな素晴らしい景色に出会うことができました。
実は、藻琴峠に着いたら、その先があったんです。
「感動風景あります」という言葉が書かれた看板が、その先の坂道を上がった先の小清水ハイランド725を案内していました。
せっかく峠に辿り着いて、あとは下るだけなんだけど、ここまで来たら行きますよ。
だって、もう少し頑張ったら、念願のソフトクリームですもの(この時点ではあるかわからないので、妄想です)
いや、それほどソフトクリームが好きなわけではないのですが、なんかそういうモードでした。
そして、さらに坂道を登った先にあったのが、絶景と本当にソフトクリーム。
そして、そこから少し階段を下りたところからは、屈斜路湖を一望する素晴らしい景色が広がっていました。
結局、網走のほぼ0m地点から、725mを登った事になります。
森に囲まれて展望が開けていなかった登りと違って、峠の先は視界が大きく開けたとても見晴らしのいい風景でした。
自転車は、登りは必死でも、下りは何もせずに楽に下れるのも醍醐味のひとつ。
風を感じながら、どんどん降っていきます。
下り切ると、どこまでも広がるような青空が待っていてくれました。
頑張って走った本当のご褒美は、ソフトクリームではなく、この風景と体験なのだと感じます。
クラウドファンディング挑戦中
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私たちの旅を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
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かんいち目線の旅の日々を写真とともに紹介しています。
E-Bike JAPAN/コラム「eバイク旅ノート」
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