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ミニカニ講座

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ミニカニ講座に関する記事をまとめています🦀
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2022年6月の記事一覧

オカガニ氏登場!

オカガニ氏登場!

第4回目(6月23日)のミニカニ講座は、
「カニあわ絵」のアートワークをメインに行いました。

身体をゆるめて
自分の内側に目を向けて
カニあわのように浮かんでくるものを
画用紙に描き、言葉を紡ぎます。

なんと今回はワークの最中に珍客が現れました。

わたしのオンライン仕事中には
普通は声をかけない夫が、
切羽詰まった声で呼ぶのです。
緊急事態かもしれないと心配になり
ワークを中断して駆けつけま

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もっとkaniと仲良くなりたい!

もっとkaniと仲良くなりたい!

第3回目(6月16日)のミニカニ講座は
「カニのうたは魔除けのうた」でした。

その昔
島では森羅万象すべてに神が宿るとする
アニミズムの世界観がありました。
山に入る時、夜道を歩く時、海に出る時など、
精霊に悪さをされないように、
新しい着物を着る時、喉に魚の骨が引っかかった時など、
守ったり助けたりしてもらえるように、
人々は、言葉の力を使っていました。
島ではそれを「呪言(クチ)」と言ってい

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 魔除けのうたはカニのうた

 魔除けのうたはカニのうた

奄美大島のお隣の徳之島には、
呪いの歌「サカ歌」が伝承されているという。

そんな「サカ歌」の呪力を無害にするための
呪術的なうたとして
カニの歌が残されているのだ。

おそろしい呪いの歌を
カニが噛み切って無害にするというのだ。
カニってやっぱりすごい!

6月16日(木)のミニカニ講座では、
そんな魔除けのカニの歌や
呪言にまつわる島の文化についてご紹介し、
言葉の力についてみんなで連想を広げ

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あの世とこの世の波打ち際にカニたちは這いまわる

あの世とこの世の波打ち際にカニたちは這いまわる

きのうのミニカニ講座のテーマは「カニ這わせの儀式」だった。

かつて、奄美では生後7日か目に
新生児を外に出して光にあててお祝いする
「イジャシハジメ(出し初め)」という儀式があった。

生まれて7日目の赤ちゃんを外に出して
頭にカニを這わせ、
その後男児の場合は弓を引いたり
女児の場合は機織りに関する道具をもたせ
額に鍋墨をつけたり。
縁起ものの植物を植えたり。

そもそも
頭に這わせるのが

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今発するひかりは過去にも未来にも影響する

今発するひかりは過去にも未来にも影響する

第1回ミニカニ講座テーマは「月のリズム」だった。

雌のカニは
夏の満月や新月など大潮の日
日が暮れはじめると卵を抱えて浜辺に集まってくる。

そして
満潮を過ぎた頃
その卵が孵化した直後のゾエア幼生を
海に放つのだ。

わたしはてっきり
卵を放つのかと思ったら
孵化直後の赤ちゃんを海に放つと知ってびっくりした。
ちゃんとそのタイミングで孵化するのか!

しかも
満潮すぎた頃という時間もポイントだ

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第2回ミニカニ講座のテーマは「カニ這わせの儀式」

第2回ミニカニ講座のテーマは「カニ這わせの儀式」

先週から、
ミニカニ講座というものをはじめてみた。

個人的には非常におもしろかったのだが。
さしてカニ好きでもない参加者の方にも
「最初は何するのかわからんかったけど
終わってみたらなかなかおもしろかった」
とのお言葉をいただき安心した。

カニ好きじゃない方にも門戸を開く
甲羅のやわらかいカニ講座にできたらいいなあ

さて、
第2回目(6月9日)のテーマは「蟹這わせの儀式」。
かつて奄美では、

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ミニカニ講座はじめます

ミニカニ講座はじめます

自分の内側に耳を澄ましながら
この人生を生きたいなあ〜と
常々思っている。

それがなかなか難しい。
外側の世界が主張してくるので
わたしの頭はすぐにそっちに引っ張られる。

それに比べてカニたちは
なんと正直に我が道をゆくのだろう。
しかも横歩きときた。
なんと羨ましい。

自分の内側に耳を澄まし
自分の真ん中から湧きでるユニークなエネルギーのまま
すすみたい道を選びゆく
そのための智恵やヒント

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