#19. 推し文化と少子化の関係性

ここ10年ほどで急速に発展してきた推しの文化。
この推しの文化と少子化は、強力ではないが関係性があると考えてます。

そう言われてパッと思いつくのだと、
ルックスがいい人たちが当たり前に見れてハードルが高くなり、現実に付き合える人とのギャップが生まれる。ということでしょうか。

だがこれ以上に、アイドルがもつ人生の「主役代行」という役割が「我が子」のポジションに取って代わられていることが関係してるのではないかと思います。

自分の人生で成しえなかったことを我が子に託す。これを我が子がいなくても、推しに託すことができる。

そして、「我が子の成長」は「推しの成長」に、「養育費」は「グッズ代」として置き換えることができる。

もちろん子育てで得られるものは他にもたくさんあると思うが、この構造は似ている。

子育てをする目的のうちの1つが、「推し」によって満たすことができ、これが微力ながら少子化にも繋がっていると思うのです。

だから推し文化は良くないなんて1ミリも思ってません。
女性の社会進出や子育て費用の増加以外にも、意外なところが要因として考えられるってことを共有したくて書きました。

それではまた!

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