自分を「緩める」ために
昨日は素晴らしいライブを聴きました。
おそらく、若手でプロとして活躍するピアニストの中には、彼女より個性的だったり、人をあっと言わせる人もたくさんいると思うのですが、なにより真摯で心のこもった演奏が素晴らしかった。
もう若くはない自分(むしろ老人 笑)にとってはその姿は眩しく、うらやましく感じられました。
自分が打ちのめされされたのは、
「仕事の片手間に趣味でやってるんだからこの程度でしょ」という自分の音楽に対する姿勢のいい加減さが、彼女の真摯さという光に照らされ、まざまざと浮き上がってみえたから。
このピアニストさんも仕事をフルタイムでしながら、自分の音楽の道を進んでいる。
けっして楽な道ではない、心折れ途中苦しんだこともあると、おっしゃっていました。
それに引き換え、自分ときたら。全然ダメだ。
…と思ったけど、よく考えたらダメなのは今から始まったことではなく、前から繰り返し書いたりしてる。反省しても治んないんだわ。
自分のダメダメに向き合うのは辛いけど、やっぱり音楽は好き。
開き直って自分を緩めようと一曲のんびりつくってみました。
ああ、楽しいなあ、と、ここで書くしかないのが切ないけれど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?