【読書感想】 ゴリラ裁判の日
ゴリラ裁判の日 須藤古都離
これは面白い‼️(*´艸`)
第64回メフィスト賞受賞作品。
何でもありのメフィスト賞受賞作品。
ずっと気になっていました❗️
「ハランベ事件」をベースにした作品のようです。
動物園のゴリラの柵を超えて、子供が落下してしまう。
オスゴリラが子供を引きずっていた為、危険と判断した動物園側は、ゴリラを射殺。
子供とゴリラの命の重さが議論された事件。
この事件は読後に知りました。
そして、非常に上手くベースとして活用していると感動。
しかもエンタメ性を忘れない遊びごころも取り入れているなぁと思いました。
まず、ゴリラの生態についてかなり学べます。
オスゴリラが一頭だけしか妻を娶らないというのはジャングルでは意味をなさない。
だが、メスは自由により強い他のゴリラの元へ行くことができる。
メスの方が主導権を握っているそうです。
あと、ゴリラは暴力的な動物ではない。
人に危害を加えるようなことはないそう。
ローズは言葉を使えますが、それに加え、非常に賢いです。
空気も読めます。
ある意味、自分より人間です。笑
急に脱糞する事がありますが、それらも含めて愛おしい(*´艸`)💕
そして、半分を過ぎた辺りから、かなり面白くなってきます。
「私、ゴリラ裁判の日読んでるよね❓」
と思ってしまうくらい笑
全てのエピソードに関連性があり、読後はため息が出るほどでした。
関心して、
驚いて、
切なくなって、
笑って、
感動しました。
心に残る作品って、随所にインパクトありますよね(*^^*)
かなりおすすめ❗️
めちゃめちゃ面白かったです‼️
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