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チームつくりにおいて大切にしていること

こんにちは。いつも応援ありがとうございます♪
看護師社長のKUROです。

最近、
訪問看護の経営者さまや管理者さま、これから起業を志す方からのメッセージが増えたことと、今現在働いてくれているスタッフの中にもいつか自分のステーションを持ちたいと考えている方もいるので
一旦 “看護師社長になる前と後” シリーズは休憩して
今日からは、頂いた1つ1つの質問に私なりに丁寧に向き合い文章に書き留めていこうと思っています。 

是非、チェックやコメントフォローいただけたら・・・私も頑張れますのでどうぞ宜しくお願いします。


チームつくりにおいて大切にしていること

いろどりは2021年4月に開業、3人の看護師からスタートしました。

開業メンバー


開業から1年半、スタッフの出入りはありましたが
9月内定者含め12名のスタッフを抱える会社となりました。

チームや組織つくりについて書いてある書籍はたくさんあり、
私も数十冊と読み漁りました。

最終的に気づいたことは、
チームメイト(相手)をよく知ることから始めないと
そのマニュアル(本)通りのチームづくりは通用しないということです。

今、もしチームをまとめる側のチームリーダーの役職についている方がこれを読んでいたとしたら、
各スタッフ1人1人について
・何ををやりがいとして働いていて
・働く意味や目的は何で
・何を大切にしていて
・何が得意で何が苦手なのか
これを自信を持って語れる(紹介)できる人は果たして、どのくらい
いるのでしょうか?

また、チームメイト同士がお互いをどれだけ理解できているでしょうか?

仲良くなるために相手を知るというより、組織を動かしていく上で
私は、上記のような項目を把握しておくことを心がけています。
(何かしらの困難に出くわした時に役に立ちました。)
一つ一つを事情聴取のように聞き取るのではなく
普段の何気ない会話や交流からそれを読み取り、
またライフステージや時期が違えばその思いは変動するものだということを
しっかりと頭に入れて日々相手について情報収集することを大切にしています。そして、面談や面接の時は大体の人がしっかり準備した回答を持ってくるので何気ない会話から読み取るというのがポイントです。

どこからか、

そんな時間ないよ!!


と声が聞こえてくる気がしますが、
特に管理者は最優先事項としてスタッフを知る時間を設けるべきだと私は思っています。
毎日知ろうといくら努力しても他人は他人です。
全ては理解しきれません。
だから、知ろうとする姿勢を全力で取る必要があると思っています。

いろどりでは直行直帰やリモートワークを推奨しているため
他のステーションさんよりスタッフ同士直接対面する機会は少ないです。
その中での具体的な方法としては
ICTを活用した顔の見える朝ミーティングを全スタッフで行うこと(5分程度)私個人では必ず1人1人のスタッフと1対1で 1日30秒は会話をすることを心がけています。意図的なコミュニケーションです

3人から10人のチームに

開業して3ヶ月後には5人のチームに変わりました。
時短ワークや直行直帰も増えたこの時期に
月1のミーティング開催を習慣づけました。
3人のチームの時には終業前の30分くらいで
業務改善や提案など即日で意見をまとめ次の日から反映できていたのですが
5人となると、良いことに気付きが2倍にも3倍にも広がるため
この月1ミーティングまでに、各自対策や提案を練ってから持ってくる方法に切り替えました。
そして、1年後10人チームになる時
私は管理者を別のスタッフに任せ
代表業務と管理業務を細分化させました。この時期を見誤ったらきっと
10人以上のチーム創りも2店舗目の出店もできていなかっただろうなと振り返ります。

10人以上のチーム創り

ここからは、
これからのいろどりの課題と取り組んでいる内容です。
私自身、10人以上のチームをまとめるのは中学の部活で部長を務めて依頼です。(笑)あの時は30人の部員をまとめていましたがその時には
副部長・キャプテン・2年生リーダー・サブリーダー・1年生リーダーサブリーダーがいて、もちろんコーチやら先生が3人くらいついてました。
1人1人の声を1人が聞き取るのは、ほぼ不可能ですし
全員が納得いく答えなんてほぼない。
でも
【試合に勝つ】という単純かつ分かりやすい、全員一致の目標がありました。
そう考えた時、
会社でチームをまとめる時にも
揺らがないビジョン(試合に勝つ)
のようなものを浸透させ反射レベルでみんなが答えられる何かを持つこと、
そしてそれを貫き通す強さが必要なのだろうと考えます。
私はアツすぎるだろと言われるほど、ビジョンや方針は話してきたつもりでしたが反射レベルでどのスタッフもそれを認知しているかといったら
それはまだまだ行き届いていません。

これを、浸透させることができたら
そして、その思いを1人1人が解釈し自身の思いとして
次のスタッフに繋げることができたら
会社は成長できると私は信じています。

チームから組織に

そして、これから覚悟しておかなくてはいけないことが
メンバーの数が多くなると、会社の理念や目標、日々の業務で言えば業務改善を全員が全く同じ強さで共有することは困難だということ。
会社の理念や目標に共感していないメンバーが社内に一定数いるかもしれないというドライな前提に立ち、それでも会社が目指すべき方針で進めるよう
さまざまな方策を考える。組織の経営を心がけていく事が必要だと考えています。
管理職はじめ、役職をつけたスタッフによく伝えることとしては
“他人の問題と自分の問題を混合させないこと“
優しいが為に他人の問題を自分の問題かのように悩み
体調を崩すことがあります。
でも他人の問題は自分じゃどうにもならない。
自身が悩んでも解決しない課題に時間を割いている場合じゃないということ。
課題の分離は今も私の課題です。


まとめ

仲間が増えれば、やれることもたくさん増えます
救える利用者様も増えます
楽しみが何倍にも広がります

チームの拡大は簡単なことではないですが
私は一人ではなく仲間と共に
無限な可能性にかけるため会社を起こしました。

チームメイトや時代が変わればマネジメント方法は変化していきます。
代表として、私は常にスタッフを知ることに力を注ぎ、
成し遂げられるチームを仲間と共に創り続けていきます。

今回はチームマネジメント側からの視点で書きましたが
メンバー一人ひとりのメンバーシップは不可欠です。
いろどりのメンバーが協調性を持ちかつ主体的に良いチームを作るために働いたからこそ今のいろどりがあります!それはまた次の機会に。

最後まで読んでくださり有難うございます!
読みにくい文章で大変恐縮ですが、これからも質問への返答を投稿し続けますので
是非、チェックやコメントフォローいただけたら・・・私も頑張れます。