高野秀行も驚愕した、春間豪太郎のキルギス冒険記が本に!(No. 887)
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高野秀行も驚愕した、春間豪太郎のキルギス冒険記が本に!(No. 887)

考える人 メールマガジン
2020年10月29日号(No. 887)

「こんなにヘンで、こんなに凄い冒険家は見たことがない」
高野秀行氏も驚愕! 新時代の冒険家・春間豪太郎の新刊『草原の国キルギスで勇者になった男』試し読み


「リアルRPG」を合言葉に、キルギスで新たなる冒険に挑んだ春間豪太郎さんによる連載が、『草原の国キルギスで勇者になった男』として本日発売されました。

人生は、RPGだ。愛馬を引き連れ、広大なフィールドを駆け巡れ! 舞台は中央アジアの秘境・キルギス。ほかにもイヌワシとの共同生活、羊飼い珍道中、はたまた誘拐婚に遭遇したりと、トラブル満載。最新ガジェットも駆使した、これぞ、リアルRPG。新時代の冒険譚だ!

「冒険家・春間豪太郎」が生まれるまでの経緯を綴ったプロローグ「さあ、冒険をはじめよう!」と、キルギスでの写真を紹介する「ぼうけんのきろく」を公開しました。

遠出もままならない近頃ですが、この本で、ともに勇者になりましょう!

坪内祐三さん『玉電松原物語』試し読み、担当編集者による追悼エッセイ掲載


今年1月に急逝した文芸評論家の坪内祐三さん。雑誌「考える人」では、創刊時からその名も「考える人」という連載をしていただきました。

坪内さんの最後の著書となった『玉電松原物語』の試し読みと、長年の担当編集者である新潮社・江木裕計による追悼エッセイ「坪内さんがどうしても書きたかった物語」を掲載いたします。

じつは坪内さんは、かつて「玉電松原物語」と題する七十枚の短篇小説を仕上げて、新潮新人賞に応募したとか。その後、文筆家として活躍されてからも〈いずれ必ず『玉電松原物語』を書く〉と周囲には予告していたそうです。

そうして小説新潮で連載「玉電松原物語」が始まりましたが、突然の最終回を迎えました。まとめられた本は未完ながら、昭和カルチャーの申し子たる坪内さんの、私小説のような昭和文化論となりました。ぜひご一読を。

道草晴子さん『よりみち日記』試し読み!

新連載「よりみち日記2」が好評の道草晴子さんの新刊『よりみち日記』が本日発売! 「考える人」では第1~3回を公開しています。

長い人生、たまには“よりみち”したって大丈夫。道はどこまでも続いてる。13歳でちばてつや賞を受賞した翌年、精神科にもデビュー!? 波瀾万丈過ぎる人生を送る著者が、もう一度漫画の道を歩き出す。下北沢の人々とのふれあいに励まされながら、懸命に前に進もうとする著者の日々を綴る、泣き笑いエッセイ漫画。

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■第1位 村井理子「村井さんちの生活」
段位審査会にて

次男くんの剣道の段位審査会に付いていった日のこと。慣れない場でウロウロしてしまう自分の不甲斐なさや、真剣勝負を控えた子どもたちの表情。なにげない一瞬を切り取ってそのまますくい上げたエッセイが初登場1位になりました。


■第2位 ロジャー・ペンローズ(聞き手・茂木健一郎)
ペンローズへの巡礼 前篇

「ペンローズの三角形」「ペンローズ・タイル」でも知られる、今年のノーベル物理学賞受賞者のひとり、ロジャー・ペンローズ。15年前、茂木健一郎さんはペンローズに何を問うたのか。ロングインタビュー復刻記事が話題です。


■第3位 近藤雄生×重松清「吃音」をもっと知るために~重松清が近藤雄生に聞く~
第1回 当事者の苦しみとは

10/22の国際吃音啓発デーを機に、近藤雄生さん『吃音』をめぐる重松清さんとの対談記事が再度注目を集めました。飲食店で注文するときに食べたいメニューが言えないから、言えるメニューを注文する……なかなか周囲には伝わりづらい「当事者の苦しみ」について。

最新記事一覧

■大高郁子「考える猫のその日暮らし」(10/26)
幸福論2

朝晩がちょっとひんやりしてきたこの時期は、猫を飼う人にとっては幸せなひとときですね……!


■猪木武徳「デモクラシーと芸術」(10/28)
第22回 言葉が先か、音楽が先か――音楽の二面性

筒美京平氏は「詞先」、都倉俊一氏は「曲先」。サリエリは「曲先」。では、モーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナーは? 音楽界を二分する大論争「言葉が先か、音楽が先か?」について、猪木武徳氏が考察します。


■呉座勇一「名ぜりふで読み解く日本史」(10/29)
第3回 「関ヶ原敗死」も想定した家康の危機管理

今回は、NHK大河「麒麟がくる」で風間俊介さんが演じている徳川家康。関ケ原における「秀忠遅参」と「家康の叱責」の真相とは?

編集長のお気に入り


◎ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS)

三浦春馬さんの遺作となったラブコメディ「おカネの切れ目が恋のはじまり」全4話をまとめて見ました。

三浦さんの今回の出来事で考えていて一番苦しくなるのは、この世を去った当日夜まで、この作品の撮影をしていたという話です。そんな決断をする間際まで、いつもと変わらず全力で仕事に取り組んでいたのかと思うと、ぎゅっと心臓を鷲掴みにされるような気持ちになります。

撮影中だったこのドラマはお蔵入りの可能性が高いと報道されていましたが、結局、おそらく全10話ぐらいの予定だったものを、台本や編集を見直し、計4話の作品として放送されました。三浦さんのファンの中には、もちろん、すぐにはこの作品を見られない人も多かったようですが、でも、私はやはり作品として完成させ、放映することができてよかったのではないかと思います。

本格的な民放ドラマは初主演となる松岡茉優さんの、作品全体の構成をよく考え、時には感じ悪く映りかねない演技さえ厭わない、計算し尽くされた熱演。そしてラジオでの二回にわたる三浦さんのファンへの気配り。お金に無頓着で、無邪気な御曹司を演じる三浦春馬さんの魅力的な演技とスター性。最終回で、おそらく三浦さんの代わりに重要な役を演じた北村匠海さんの印象的な眼の演技。「ほころびを繕う」という言葉をキーワードに、ステロタイプな展開になりがちな恋の四角関係といった関係性を丁寧に描いて飽きさせない大島里美さんの脚本。それらがなかったことにならなくて、ほんとうによかった。いいドラマでした。

役者もスタッフも編集も、きっとつらい気持ちをこらえながら、歯を食いしばってこの作品を作り上げたのでしょう。「ワイルドスピード」シリーズのポール・ウォーカーへの追悼の仕方を思い出しました。このドラマを完成させ、世に出したことで、この世界の中では永遠に三浦さんは生き続けます。

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