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「考えるな、感じろ。」まだちょっとよくわからんゲシュタルト療法

わたくし、もやしの自己紹介

わたくし、もやしの勤めるオルタナティブスクールは子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。
・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う
を大切に記事を書いていきます。

「気づきのセラピー」を少し読んでみた

子どもの行動や自分の行動に「どうしてだろう」と考えることはよくある。
しかし、さまざまな人がよく言っているのが
「考えるな、感じろ」という言葉。
なんとなく分かるような、分からないような。

私は特に頭で考える傾向があって、心で感じることはあまりしてこなかったこともあってか難しい。
そんな私だが、ゲシュタルト療法に興味があって「気づきのセラピー」を手に取り読んでみた。

自分の体の声に耳を傾ける

本書はまず「体に言葉を与える」という意味のわからないことが書かれていた。
足が話せるとしたら、心臓がが話せるとしたら、涙が話せるとしたら、など

自分の体の一部が何かを話していると仮定すると、何を話しているかを感じる(想像)のである。
そして、体の一部の声に耳を傾けと小さな気づきが生まれる。
また体の一部の声に耳を傾けると小さな気づきが生まれる。
それを繰り返すことで、本当の意味に気づく
ポイントは途中に出てくる「なんでだろう」という原因は保留して、今の体の一部の声に耳を傾けること。

「そんなわけあるかい」と軽く思った。

まずは自分で試してみることにした。

ちょうどお腹が空いていた私は、お腹の声を聞いてみることにした。

お腹「おなかすいた〜、おなかすいた〜、おなかすいた〜」連呼するお腹。
「なぜってまだ昼ごはんを食べていないから」←は思いついたけど引っ込めて、お腹を感じてみる。

お腹「なんかどんよ〜りした感じ。お腹がモヤモヤした感じ」
ちょっとお腹が重い感じの印象が見えてきた。私がお腹空いている時はよくなる感覚。
「ちょっと水を飲んでみよう」と思いつき、冷たい水を一口。
お腹に水が流れて、その重たい部分を中和していく感じがした。
少し心地よい感じ。
すると、自分の意思ではなく勝手に、お腹のモヤモヤから胸に意識が向きた。

「ちょっと苦しい、息苦しい感じ」
これはお腹が空いているからではない。けど原因はまだ探らない。
「ちょっと焦っている、疲れている感じ」

体の声を聞いて感じたこと

今日はこのぐらいにしてみた。
胸の焦りや疲れは、今の仕事への思いかもしれない。
また、仕事の変化に対する自分の気持ちが語られたのかもしれない。
お腹だの胸だのしゃべらせているのは、結局自分なので、自分の奥にある気持ちが出てきたのだと感じた。

最初意味のわからなかった体の声に耳を傾けること。少し理解できた気がする。
悲しかったり、嬉しかったり、怒ったり、辛かったりの感情は自分の体に現れる。
ゲシュタルト療法では心と体を一つのものとして捉えるそうです。

原因を探らない考え方について
自分の体の声に耳を傾けきっていないのに、すぐに原因を見つけて解決しようとする傾向が強い。すぐに結果を求めずに、ゆっくりと体と心の声に耳を傾けることが目的なのかも。

まだまだ、理解できないことは多いですが、少し試してみる価値はあるかも。

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