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子育ては聴き方が9割


わたくし、もやしの自己紹介

もやしの勤めるオルタナティブスクールは子どもがやりたいことをやる珍しい学校。3歳から12歳の子どもが毎日通っている。
・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う
を大切に記事を書いていきます。

ちょーおすすめ。
著書『スウェーデンに学ぶ「幸せな子育て」聴き方伝え方』


この記事の続き


4章 子どもは聞き方が9割

気質や成長を考えるとまだまだ大人の常識が通用しない時期。
子どもの中にある答えの鍵を探すために聴く。
まずは聴く。その次に教えたり、伝えたりするステップがある。

聴く時は子どもの「ありのままを受け止める」
そう言った態度は子どもの「自己肯定感」を育てることにもつながる。

しっかりキャッチの大切さ。
大人は子どもの話を聞いて、すぐに解決策がわかるからこそすぐに答えやアドバイスを言いたくなります。
まずは子どもの話をしっかりキャッチする。すぐにバットを振って打ち返さない。

無条件キャッチ5つのポイント

①ありのままを受け止める
「嫌って言われたんだね」とオウム返し
「つらかったね」など感情を言語化してあげる
②判断せず、手助けをする
親が判断して、答えを出さない。
子どもが考えることをやめてしまうかもしれない。
③待つことも肯定のメッセージ
子どもが黙っている時に、待つことも大切なコミュニケーション。
「待つ」行為そのものが、「あなたを受け入れていますよ」という肯定的なメッセージになる。
④否定語とさよなら
「泣いたらダメ」などのわかりやすい否定語もありますが、
「そんなに落ち込まなくても大丈夫だよ」と一見寄り添っているような言葉掛けも
事態を軽く扱う否定語となります。
⑤子どもの力を信じる
子どもの問題の主役は子ども。
子どもがどこまで自分で解決できそうかを見極めて関わる。
「子供の成長と自立」を意識してサポートする。

聴くだけではなく、子どもが解決するための情報を知らない場合は、教えることも必要である。忘れ物が多いのは「忘れ物の確認方法」を知らないかもしれない。
子どもが解決できそうなことなのか、解決できないことなのか
見極めることが大切。
大人側から働きかける時も「こうするべき」と結論づけるのではなく、子どもの側から見える世界に寄り添いながら「情報」を与え、手助けをする姿勢を見せよう。




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