カネユキ

産前産後のダメージから未だ回復していない霞ヶ関勤務のアラサー。1歳の娘がいます。 読書…

カネユキ

産前産後のダメージから未だ回復していない霞ヶ関勤務のアラサー。1歳の娘がいます。 読書が好きです。三島由紀夫が好きです。

最近の記事

小中学校では、zoomでのオンライン授業が広がっているけど、コロナが終わっても希望者には続けたらいいと思う。例えば不登校の子は、zoomで授業に参加できるようにしてあげたり。

    • 1999年 重信川とノストラダムス

      実家の整理をしていたら、石が出てきた。 1999 8才 10.24 しげのぶ川 (一番下は名前) わたしが8才のときに、地元の愛媛にある重信川で拾った石らしい。 形がまんまるの石で、きっと気に入って持ち帰ったんだと思う。 重信川というのは、愛媛の中予地方に流れる一級河川だ。 文禄時代に、松山の城主だった加藤嘉明が、家臣の足立重信に川の改修を命じて、その改修によって川の氾濫が収まったことから、足立重信の名前をとって、重信川と呼ぶようになった、らしい。 そして、川の名前に

      • 「生理用下着の捨て時」を勝手に定めたい

        捨てどきが分からないものがある。 例えば、はみがきは、毛の部分が広がってきたら変えるものらしいけど、わたしのはみがきは一向に広がらない。 半年くらい使っても広がらない。 ここまで使っても広がらないのは、磨き方が悪いからなんじゃないかと思えてくる。 もうひとつは、生理用の下着。 これは本当に分からない。 ひと月に一回くる生理のために、生理用の下着は4枚持っている。 生理はだいたい5日で終わるので、ひと月に1枚あたり1回は履くことになる。 1年で12回。 10年で120回。

        • 父は中学2年生のとき、腎臓を移植していた

          昨年の夏、帝王切開で娘を産んだ。 促進剤を2日連続で打っても、子宮口は3センチから開かないまま分娩停止となり、緊急帝王切開になった。 産みの苦しみは産んだら忘れる、とよく言われるけど、帝王切開は、その「産み」、には入らないのかもしれない。そう思えるほど、術後の痛みは凄まじかった。 帝王切開の傷跡は、1年経ってだんだんと薄くなり、今はもうあまり目立たない。 だけど娘は、一緒にお風呂に入ると、毎回その傷を見つけてちょんちょんと触る。 わたしの父も、左腹に20センチくらい

        小中学校では、zoomでのオンライン授業が広がっているけど、コロナが終わっても希望者には続けたらいいと思う。例えば不登校の子は、zoomで授業に参加できるようにしてあげたり。

          いつでも繋がれるこの時代に、あえて繋がらない

          わたしが高校生だったころ、地元の松山には、「カップルで行くと別れる」、と言われている場所がいくつかあった。 伊予鉄高島屋の屋上にある観覧車、「くるりん」もそのひとつだった。 観覧車が松山をくるりと一望できることからこの名前が付けられたらしい。 くるりんは1周15分で、松山城や瀬戸内海まで見渡すことができる。 15年前に高校生だったわたしも、そのとき付き合っていた子とくるりんに乗った。 当時はGReeeeNが大流行していて、みんなが愛唄をうたっていた。 生まれたときから松

          いつでも繋がれるこの時代に、あえて繋がらない

          大ぶりなピアスは、補聴器よりも目立っていた

          6月、母が耳の下の耳下腺というところに腫瘍ができ、手術をすることになった。 できた腫瘍は、取ってみないと良性か悪性かわからないらしい。良性なら取っておしまい。悪性なら転移していないかを、さらに調べる そして6月1日、手術は終了。後日良性だったことがわかった。 1週間ほど入院して、医者には、退院後すぐに仕事に復帰しても問題ないと言われたらしいが、母は1か月の傷病休暇を会社に申請していた。 人生初の手術だったし、少しゆっくりしたかったんだろう、母はたくさん本を買い込んでい

          大ぶりなピアスは、補聴器よりも目立っていた

          未経験には墓跡に名前を掘ってほしくない

          Eテレをつけっぱなしにしていたら、デーモン閣下がでてきた。 小学校高学年向きの番組だったけど、はじめてデーモン閣下と対面した娘は、閣下に申し訳なくなるくらい、泣いた。 わたしがデーモン閣下が悪者でないと理解できたのは15歳くらいだった気がする。泣くのも仕方ない。 人は見かけによらない、というのはよくあることだけど、そういうのはたいてい、優しそうな人が怒るとすごくコワイとか、誠実そうに見えてめちゃくちゃ女好きとかで、わりと想定内であることが多い。 友達がTinderで婚

          未経験には墓跡に名前を掘ってほしくない

          娘が「いや。」と言った日

          わたしには、1歳2ヶ月になる娘がいる。 今日、いつものように、娘の好きな納豆オクラしらすねばねば丼を用意して、スプーンで食べさせようとすると、 いや。 と言われた。 今までも、食事は結構拒否されることが多くて、トータルで100回くらいはスプーンを叩き落とされてきたけど、「いや。」と言われたのはこれが初めてだった。 せなけいこさんの絵本に『いやだいやだ』という有名な作品があって、そこに登場するお母さんなら、「それならかあさんもいや」と言うんだけど、わたしは何も言えず、

          娘が「いや。」と言った日