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ワン

あまり頭も働かずに、何も考えないで過ごした今日、
そんな今日の最後のミッションは、犬の散歩でした。




幼馴染のお家には、犬がいます。
ちょっと大きめの、生まれて2年も経たないワンコです。

今日は散歩について行きました。
その時、将来はこういうワンコと二人で部屋でゆっくり暮らしたいと思っていたことを、思い出しました。

実は、今でも思っていると、思いました。




自分でも不思議なのが、
これだけ、人とのコミュニケーション力上昇に力を注ぎ、一生の友達を探そうと決めて、ようやく人と社会で立派に生きていこうと決意しても、
やっぱり人間を離れて動物と戯れたいと思っています。

これは、人との関わりをネガティブに感じていた時の理想
人との関わりをポジティブに感じている今の理想
そんなに変わらないんです。

逃げで描いていたはずの理想は、今逃げなくても良くなった今でも変わらないことは、僕にとって不思議なことでした。

ここまで僕の心を揺さぶるワンコの魅力とは?




ワンコと二人で暮らしてどうするんだと。

もう、それはそれは、ワンコをとにかく喜ばせまくりたい。
ワンコの喜びが僕の喜びだと思ったのは、広島に住む父方の祖父母のお家が飼っているワンコでした。

彼も我々家族が家に行く度に、喜びで部屋を走り回っていて。
撫でている時なんかは、あの表情はわからないのに尻尾を振っているのが、たまらなく可愛い。

ただただ、それが大好きなんです。
犬のポジティブな面を目にしすぎました。




相手がワンコの方が都合がいいだけなんです。

可愛いし、ある程度マニュアルあれば思い通り育つし。
自分の方が常に上に立てます。

人間関係はそうは行きません。
必ずしも自分が欲しいものは返してくれません。与えてもらえません。
かえって相手から求められることもあります。

おまけに何考えてるかわからない人もいて、と思えば気分を阻害した途端に怒り出す人も。
しかも、なんでこんなに怒られるの不快なの?

考えれば考えるほど、工夫しようと思えば思うほど、人はわからなくなります。

だから、やっぱり、あまり好きじゃありません。

だからって、動物の都合のいい面にだけ甘えるのは、、、

何が望みなんでしょう。

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