金子浩久書店

「10年10万キロストーリー」「ユーラシア横断1万5000キロ」のキロキロ・モータリングライター金子浩久の投稿を平置き。

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「10年10万キロストーリー」「ユーラシア横断1万5000キロ」のキロキロ・モータリングライター金子浩久の投稿を平置き。

    マガジン

    • 10年10万kmストーリー

      一台のクルマに長く乗り続ける人々のルポルタージュ。自動車ライター金子浩久が全国に出掛け、クルマ好きの喜怒哀楽を共有する。

    • 試乗ノート

      新型車やビンテージカーなどに試乗した時にノートに記したことと、帰宅して考えたことなどを手短に。

    • Modern Classic Car Owners

      イギリス『TopGear』誌の香港&中国&台湾版に寄稿した日本のモダンクラシックカーオーナーの記事の日本語オリジナル版。

    • スーパーカー西遊記

      2014年8月に中国の西安から敦煌までの現代のシルクロードを、中国のお金持ちたちと一緒にマクラーレン650Sで10日間走った紀行。

    最近の記事

    10年10万kmストーリー 第77回 トヨタ・セリカクーペGT-R(1984年型) 15年29万3000km

     調べてみると、セリカという名前を持ったクルマが造られなくなって15年以上が経っている。  セリカは時代によって、さまざまに姿を変えてきた。7代36年間の歴代モデルの中には、バリエーションもいろいろある。メカニズムも変わった。XXやスープラなど、派生や転生も多い。だから、どのセリカに親しみを抱くのか、人によって違ってくる。筆者の場合は、初代の(ダルマ)セリカやリフトバック以上に憧れていたのは、2代目である。曲線と曲面が多用されたボディは当時の他のどのクルマにも似ておらず、子

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      • 10年10万kmストーリー 第76回 マツダ・アテンザXD(2014年型) 8年10万3000km

         最近のクルマだったら、10年間乗り続けようが10万km走ろうが、まず大きなトラブルに見舞われることはないだろう。  クルマが壊れなくなったのだ。

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        • 10年10万kmストーリー 第75回も休載です。第76回は復活します。

          2回連続の休載となってしまいましたが、第76回は復活します。以下のような 経緯がありました。

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          • 10年10万kmストーリー 第74回をお休みさせて下さい。

             74回目の「10年10万kmストーリー」をお届けする予定でしたが、お休みさせて下さい。

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            10年10万kmストーリー 第73回 日産Be-1(1987年型) 12年9500km お葬式の席で話しかけられたことが何度もあります

             1987年に日産Be-1が登場した時の騒がれ方は、よく憶えている。まったく異質のクルマに世間は大騒ぎしながら、大歓迎して予約枠1万台はすぐに埋まった。  それまでのクルマが、走行性能や燃費などの“数字で置き換えられる”機能などをもっぱら訴求していたのに対して、Be-1は正反対だった。  それまでのクルマは、いかに「優れた機械」を造るかに注力されていたのに対してBe-1は違っていて、いかに「魅力的な商品」に仕上げるかを追い求めていた。  イギリスのミニを意識したスタイリ

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            試乗ノート #3 マツダ CX-60 時代錯誤か英断か!? 新開発3.3リッター6気筒ディーゼルMHEVの実力と魅力 “プレミアム”への道は平坦ではない

            ・XD Hybrid Premium Modern(車両本体価格552万7500円、オプション価格20万200円。合計税込価格572万7700円) ・箱根の一般道と新東名高速道路で約2時間試乗。 ・新開発の大型プラットフォームに新開発の3.3リッター直列6気筒エンジン+マイルドハイブリッドを縦置き搭載したSUV。 ・FRベースの4輪駆動。 ・画像ではCX-60は既存のCX-5によく似ている。でも、実物はずいぶんと違う。ボディがひとまわり大きく、フロントグリルの造形も異

            B面の10年10万kmストーリー その2 MINIはミニをセルフサンプリングした別のクルマ。BMW E1やi3こそが精神的な後継車だ。

            MINI シルバーストンサーキット ミニ生誕40周年イベント オリジナル・ミニ 等速ジョイント スエズ動乱 エコカー フィアット500 フォルクスワーゲン・ビートル 空冷エンジン 後輪駆動 前輪駆動 ミニクーパー クラブマン セルフサンプリング E1 フランクフルト自動車ショー EV i3 カーボンファイバー製シャシー アルミ合金製サブフレーム 観音開きドア 鹿島茂氏  BMWが造るMINIが登場してから20年以上経つけれども、ここまで成功することになるとは、とても発表当時

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            試乗ノート #2 日産エクストレイル カジュアルで手頃だった先代までから、「e-Power」による電動化によって上質かつ高価に。

            ・G e-4ORCE 499万1500円(車両本体価格は449万9000円) ・長瀞周辺の一般道と関越自動車道を1時間強試乗。 ・お家芸の「e-Power」によって発電した電気を前後2基のモーターに送り4輪を駆動。2輪駆動版もあり。でも、今のところの受注の9割は4駆。 ・「e-4ORCE」は、モーターとブレーキを統合制御して、4輪それぞれの駆動力をコントロールする。 ・「e-Power」は、1.5リッター3気筒VCターボエンジンで発電する。VCターボとは、マルチリンク

            試乗ノート #1 シトロエンC5 X 軽快感とソフトな乗り心地を現代的に両立。音声入力操作の精度高し。PHEV版はお預け。

            ・C5 X SHINE PACK 1.6リッターガソリンターボ、180ps/250Nm、8AT。前輪駆動。530万円税込。 ・都内の一般道と首都高速を約2時間 ・フンワカ心地良い乗り心地 ・205/55R19という大径ながら細いタイヤが功を奏している。ステアリング操作がパワーアシストされた“軽さ”ではなく、タイヤの細さゆえに軽く正確な ところが心地良く、他のクルマに似ていない。身のこなしも重々しくない。 ・上下動する質量も少ないので、走行中に段差や凹凸を乗り越えた際に伝

            10年10万kmストーリー 第72回     MINI COOPER S (2018年型)      4年10万2000km           

            事故とワンコが絆を深めてくれた  拙著『ニッポン・ミニ・ストーリー』という本を読んでくれた人からメッセージをもらった。  BMW製のMINIが登場するのに合わせて、BLMCのミニがいかに1950年代終盤からの日本の自動車産業やモータースポーツ、カルチャーなどに深い影響を及ぼしていたかを探った本だった。  当時の関係者を取材し、ミニがいかに“存在としての新しさ”に満ちていて、みんなそれぞれどうやって吸収していったかを聞くのは、とても面白かった。まだ、クルマ造りに“手本”や

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            B面の「10年10万kmストーリー」 その1  トヨタ・セリカXX2000GT (1985年型)37年14万8000km

            記事で書き切れなかったことやクルマそのもののディテイル、自分の思い出などを書いてみました。 ダルマとLB、フォード・マスタング、リーダーズダイジェスト、パレスサイドビル、『メディアの興亡』、毎日グラフ、丸ビル、日比谷三信ビル、赤坂飯店、坦々麺、シャーヨーバン麺、ブラックセリカ、コム・デ・ギャルソン、ヨージ・ヤマモト、“黒の衝撃”、リック・ジェソン、『コンバット』、bZ4X、ビジーフォー、 グッチ裕三、モト冬樹、ウガンダ・トラ。  初代セリカが登場したのが1970年。バリエ

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            10年10万kmストーリー 第71回 トヨタ・セリカXX 2000GT(1985年型) 37年14万8000km

             ガレージを見せてもらうと、クルマの周りにビッシリと詰め込まれたモノというモノの集積ぶりに眼を奪われてしまった。  クルマというのは、1985年型のトヨタ・セリカXX(ダブルエックス)2000GT。新車で購入され、現在まで37年14万8000km乗り続けられている。  その白いダブルエックスは車高が低いから、天井との間の空間を利用して、ガレージの左右と後ろの壁に合わせて、建築現場で使われる鉄パイプが組み上げられてある。他にもスチール製キャビネットなども利用して、増え続ける

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            10年10万kmストーリー 第70回 日産レパード3.0アルティマグランドセレクション 1988年型 13年8万5000km

             映画やテレビドラマに登場するクルマが好きで乗り続けている人がいる。“劇中車”という言葉も一般化しているようだ。僕も、『ブリット』でスティーブ・マックイーンが悪者のダッジ・チャージャーを追い詰めるフォード・マスタングや『サムライ』でアラン・ドロンが盗むシトロエンDSなどに憧れて、のちにマッハ1だったけどマスタングとDSの後継のCXを手に入れて乗っていたことがあった。どちらも好きな映画だったし、好きなクルマだ。  テレビドラマから始まり、何本もの劇場用映画にもなった『あぶな

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            10年10万kmストーリー 第69回 トヨタ・アリストV300 TTEバージョン (2000年型) 22年9万6000km

             待ち合わせた駅の改札を出る前から、真正面に立っている男性がクルマのオーナーさんだろうということは、遠くから見ただけですぐにわかった。  なぜならば、着ている黒いポロシャツの左胸に、赤い糸で“TTE”と“LEXUS Racing”、右胸にはレクサスやプーマのロゴマークなどが刺繍されているからだ。  挨拶に続けて、彼が教えてくれた。 「自分で作ったんですよ」  業者に依頼して刺繍してもらったそうだ。自動車メーカーのロゴマークが刺繍されたシャツを買って着ている人は珍しくない。しか

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            10年10万kmストーリー 第68回 トヨタ・カローラレビン 2ドア GT-APEX(1986年型) 35年48万1000km

             僕は昭和36年生まれなので、平成、令和と過ぎてきて、中村草田男の俳句「降る雪や明治は遠くなりにけり」と同じように「昭和は遠くなりにけり」と、ちょっと寂しい気持ちになることもある。  特に、クルマのような身近な生活道具であり、楽しみの対象となるようなものに大きく様変わりしてしまったものが多い。  昭和の頃は、みんなだいたい18歳になったら、まるで元服を迎えるかのように運転免許を取り、家にクルマがあってもなくても、自分のクルマを買っていた。僕は都心に生まれてそこで育ち、両親とも

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            10年10万kmストーリー 第67回 アルピナD5リムジン(2013年型) 8年16万8400km

             初めて運転したクルマが想像をはるかに超えていたら、どうしても手に入れたくなるだろう。ハードルを乗り越えて入手できたら、それ以上の幸せはない。  そんな幸せを2度続け、2013年型のアルピナD5 リムジンに8年16万8400km乗り続けている人を神奈川県に訪ねた。  最初の幸せは、それまで乗っていたスバル・レガシィ 3.0RからBMW530iに乗り換えた時のことだった。  セダンが好きで、18歳で運転免許を取得して最初に買った日産ローレルを、C31型から始まりC32、C3

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