【アメリカ編vol.1】怒涛のパッキング/涙の別れ/家族の愛を感じた
こんにちは、kanekoです!
今回はアメリカサンディエゴ滞在日記第一弾、日本出発のストーリーです。
遡ること4ヶ月弱、あれは2024年4月10日。
パッキングのことはずっと頭にあったけれど、1年分となるとなかなか荷物が揃わないこと。ホストファミリーへのお土産、冬服、夏服、インナー、下着、コート、靴、サンダル、洗面系、風呂用品、日用品、常備薬、その他風邪薬、胃薬、酔い止め、風邪引いた時用のお粥パウチ、持てるだけの日本食、ハンガー、ドライヤー、もちろんパソコン、ガジェット系、あらゆる充電器、パスポート、必要書類系…。ていうかホストファミリーへの手土産って何がいいんだ…なんて考えながら、この出発前日に何をしていたのか。告白しましょう。数年ぶりに中高の時にお世話になった英語の先生に地元で会っていました笑。え、何でこのタイミング?ふふん、実はね、感謝を伝えたくなったんです。この1年半、紆余曲折を経ながら英語勉強をして、勉強開始しして半年で英検準1級取ったこと、1年半かけて英会話で意思疎通ができるようになったこと、オンライン英会話で大好きなフィリピン人講師ができて、その講師となんと640回以上もレッスンしたこと(もはや友達!)、その全ての始まりが、その日お会いした先生との出会いだったと思うんです。その先生と出会っていなかったら、私はこんなに英語にハマっていなかったかもしれないし、こんなに英語を好きにもなっていなかったと思うし、そもそもイングリッシュネームを持っていなかったはずなんです。このイングリッシュネームを使えていること、英語を「話せる」ようになったこと、英語に対して圧倒的な自信がついたこと、全部その先生のおかげだと思っているんです。だから、日本出国するまでに、どうしても会っておきたかった。実際、お会いしたところで大した感謝は伝えられなかったのだけれど、自分としては大満足。連れて行ったいただいたイタリアンも最高に美味しかったです。ついでにアメリカ人へのおすすめのお土産も聞きました。無事スーパーでゲットして帰宅、地獄のパッキング再開です…!
そんなこんなであっという間にスーツケースはパンパン。え、これ入らなくない…?てか重量制限大丈夫…?自分的にはかなり最低限にしたつもりなんだけどな…。なんやかんやであっという間に深夜に。
日付を回った頃、カナダにいる日本人の友達に泣きついて、電話を繋いでもらい、「あれはいる!?」「これはどう!?」なんて聞きながらパッキングを進めることかれこれ2時間(大迷惑、本当ごめん、そして超ありがとう)。
よしできた!と思って荷物を計測。35kg。さすがにこりゃダメだ…何を減らせばいいの…
そこから引き続き電話でアドバイスを山ほどもらい、さらに1時間、およそ30kg前後の収まったと思われ、一件落着。友達、本当ありがとう、一生感謝します(真顔withスライディング感謝)。ただこの時懸念点としてあったのが、スーツケース、きちんと計量できなかったこと。もはや重すぎて持ち上がらなくて、持ち上げたところでスーツケース全体が真っ直ぐに上がってくれないので、微妙に自分の足に当たってしまうので、実際よりわずかに軽い数字が出ている可能性がとても大きかった、ただまあ、30kgも31kgも一緒でしょ、流石に国際線、見逃してくれるでしょ、の気持ちでした。舐めてるって言われそう、はい。
2024年4月11日、つまり翌日、無事に朝を迎え、決死の思いで最後追い込みラストのパッキングをしました(昨夜サボってたわけじゃないよ、洗顔系とか、洗顔のヘアバンドとか、化粧水とか!)。ふう。てか重すぎ。
妹は空港まで着いて来てくれるって前から言っていたので、父親には最寄り駅まで(スーツーケースが重いので)送ってもらおうと思っていたのですが、なんと父親、空港までついてくるらしい。まじか。あざす。
飛行機が16:25の便だったので、たしか朝10時前に家を出たような。家から成田まで遠いのよ。早ければ2時間半、乗り継ぎと電車の快速次第では、最速でも3時間半かかることもある!遠い!!!
家から成田第2ターミナルまで2時間半超えの小旅行、何度か電車を乗り継いで向かいます。本当空港行くだけで疲れちゃうね。遠すぎだよ。誰だよ成田空港を千葉のそれも結構行ったところに作った人。土地なかったんか。大変すぎだよ、他の国見習ってよ。東京ってほんとbusyな街なのね。
東京を抜けて千葉に入った頃、電車が空いて座れたタイミングで妹と色々話していたのですが、何かの拍子に私が荷物を開けたかったかなんかで、自分の帽子を妹に一時的に持っててもらいたくて渡したんです。そしたら妹、ニコニコしながら被って、返してこない。返せ。あなたなんか楽しそうでいいね。今何にし空港向かっていると思ってる?ディズニーにでも行く感じ?笑 仕方ないので写真を1枚パシャリ。ニッコニコの笑顔が撮れました。まじでいい笑顔。
昼頃空港に無事に着いたので、とりあえず腹ごしらえ。と思ったのですが、レストラン街、どこも混んでる!チェックインまでそんなに時間があるわけではないので、急がないと…。腹ペコで適当な値段でそこまで混んでないレストランを求めて探し歩いた結果、五右衛門に入ることに。少し並びはしたけど、なんとか入れた。ふう。
食べ終わって、いよいよチェックイン。の前に、ドキドキの荷物計量。
まずはスーツケース。まさかの…!30.6kg!よっしゃ!余裕しゃくしゃく勝ち誇った顔の私と対照的に、超心配そうな顔の妹。「オーバーしてるよ…?大丈夫なの…?飛行機乗れるの…?」「絶対イケる、たかが600グラムやん!絶対イケる(圧倒的自信)」
そして機内持ち込み手荷物。正確な数字は覚えてないけど、11kg超えてたような。まあそうですよね!だってパソコン入ってますもん!パソコン2kgあるもん!ガジェットも入ってますもん!だいたいこのバックパック自体の重さが2kg近くあるもん!まあそうよね!なので、ええと、ゴニョゴニョ…して、7.8kgくらいにしたような。ちなみにご存知の通り、制限は7kgです!(にっこり)
そんなこんなで次に自動チェックイン機でチェックインしようとしたら、パスポート読み込んでくれなくて。スタッフさん呼んで聞いてもダメで、隣で全く同じことしていたボーイもダメだったみたいで。仕方ないので長蛇のカウンターチェックインに並ぶことに。その前に、さすがに列が長すぎるから、家族とはここでお別れだね、と、写真をパシャリ。心を決めて(色んな)覚悟とともに長蛇の列へゴー。妹と父親と別れたあと、彼ら、このあと予定のある妹と、暇で飛行機の写真撮影をしたい父親で別行動するらしく(なんでやねん)、その間も私は重すぎる荷物と長すぎる列に耐えながら家族ラインしてました。
30分くらいたったころ、もう電車に乗れたらしい妹が一言「お父さん、(私)が保安検査入る最後まで見送るって言ってまだそこにいるよ」…え?聞いてないけど?!いや私まだ長蛇列中だからいいけど、それ知らんかったら勝手に保安検査入っちゃうよ?!ていうか父親が待機してくれてる場所って保安検査の方向と真逆ですけど?!そしてラインに既読がつかない父親(通知がうまくいかないらしい)。しばらく妹とライン続け、さあいよいよ自分の順番まであと3人!のあたりで父親の既読がつき、とりあえず待機場所を保安検査場の前に移動してもらいました。さっきの別れはなんだったんだ。
そんなこんなで自分の順番、何食わぬ顔で30.6kgのスーツケースを計量台に置き、目録通り、無事にパス。次に7.8kgの手荷物も何食わぬ顔で計量台へ。これもパス。どや〜〜〜〜〜〜〜〜!ハッハーン、これがワイの実力や!ややふっくらとポケットやら服の中やらが物で膨らんでいるけれど、まあこんな人の体型なんてカウンター越しで見えないですよね!!どうだ妹!これが国際線ってもんなんだぜ!(グランドスタッフの重量オーバー見逃してくださった寛大なスタッフの方本当にどうもありがとうございました)
無事に荷物も預けたということで、父親のいる保安検査場の前へ。父親と合流し、少し膨らんだ服を着たドヤ顔を私の写真を撮ってもらいました。誰得やねん。そういえばその写真って送ってもらったんだっけ?さて、保安検査にいよいよ突撃する前に、今度は保安検査で引っかからないように、少し膨らんだ服のポケットやら中やらにゴニョゴニョした物たちを救出。手荷物に収納し、任務完了。ふう。
保安検査場の前で父親との写真も撮って(2回目)、いざ!!保安検査の列に並ぶのに、もうお別れかなと思って「バイバイ」って言ったのに、父親、去らないのな笑 保安検査入る直前に振り返ったらまだいて、中に入って保安検査通る直前に振り返ったらまだいて笑、保安検査通って人混みの中から背伸びして一応、念の為もう一回入口の方振り返ったら、まだいた笑 いるんかい笑 もうこれが最後だよって大きく手を振って、お別れ。ありがとうなんか愛を感じたわ。これが愛。ちょびっとだけエモーショナルな気分になりつつも、ゲートに向かいます。もはや身軽で重量制限やら保安検査やらクリアした今、何にも怯えることはないので、無敵の足取りでゲートへ向かいます。この地を出たら、いよいよアメリカ、まずはサンノゼで乗り換え。そしてサンディエゴへ。3週間滞在後はカナダのバンクーバーへ。あたいのストーリーはここから始まるのさ!不安半分、緊張半分、楽しみ半分、怖さ半分(半分の定義?)、いよいよ搭乗、日本出国します。
次回、まさかの13時間フライトで機内食なし!?サンノゼでトランジット失敗!?預け荷物、重量制限オーバー!?8年ぶりのホストファミリーとのあっさりした再会。です!4000字で収まるだけ書きます!!次回予告つけておきながら、予定は未定です!この言葉雑で無責任なので大好き♡(にっこり)
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