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センスが無い…と感じてしまう時

こんにちは。センスについてです。
厄介なものですよね。実際に軽々と努力を上回ることもまた事実なのでやるせ無い気持ちになってしまいますよね。
今回は、

自分ってセンスが無いな…
あの人はセンスがあっていいな…
才能がある人だから上手くて当然だし、自分には出来ないな…

と、後ろ向きな気持ちににってしまう方へ向けてのお話しです!
バスケに限らず何にでも応用できる様な事ですので、自分を変えたいと思っている方は是非読んでみてください!

まずはみなさん、センスとは何か説明できますでしょうか?
一言でセンス。才能。と終わらせてしまっていませんか?
先にお話ししますと、冒頭でもお話しした通りセンスや才能は事実、存在するものです。
ですが、センスとはどういうものか細かく分解していくと実はセンスのうち8割位は作る、育てる事ができるのです。

手始めにこの記事を読んでいる時間だけで大丈夫です。心や頭の中から一旦「諦め」を横に置いておいてください、一緒に「仕方ない」もどけておきましょう。記事を読み終わったらご自身なりに整えてまたしまっておいてあげてくださいね!

バスケットボールを土台にそれらを紹介していきますので、しっかり分解して考えていきましょう!
細かく分けるとセンスには2種類あります。


・練習で磨けない、個人の能力によるもの
・練習や努力で磨く事ができるもの


大きくこの二つにわけられます。


練習で磨けないものとは
・身長や体格体重、それに伴うMAX筋力
・骨格や身体構造による身体の可動
・視力や聴力
・肺活量や基本心拍数等の内臓機能の限界値


練習で磨けるものは
・運動神経、リズム感
・ジャンプ力
・スピード
・判断力、駆け引き力
・パワーの使い方
[メンタル]
・コミュニケーション力
・魅力


簡単に思いつくものを挙げましたが、練習で磨けるものはまだまだ沢山浮かぶと思います。


残念ながらバスケットボールにおいて、身長、体重、体格は絶対的に大きい方が有利です。
最近のNBAではトレンドになりつつありますが、2M10センチを超える選手がガードのようなハンドリングとスピード、アウトサイドシュート力を持つと止めることができません。
全く同じ運動能力、スキル、同じメンタリティを持った双子の選手がいるとして、片方は2m10センチ101キロ
片方は177センチ79キロ
あなたが監督でどちらかのみチームに加えれるとしたら当然大きな方ですよね。
条件が同じならよりゴールに近い背の高い方が有利なのです。
これはバスケットボールの特性で、ゴールが上にある以上は仕方のないことなのです。


ですが、これはあくまで机上の空論です。
実際にこの様な理想の選手は超一流の選手が集うNBAの歴史においてもケビン・デュラント選手くらいでしょう。気になった方は是非調べてみてください。どう対処すればいいのか分からないと思います(笑)
オフェンスにおいて史上最も止められないスコアラーかもしれません。


ですが、NBAでさえこれ程の選手はほとんどいないのです。
皆がそれぞれの能力を活かして戦っています。
なので、低身長だったりでセンスがなくても、とても強力なシュート力、あるいはハンドリングスキルとスピード、身長に対して高いフィジカルとフィニッシュ力、プレイメイキング能力を等、磨きを掛けた自らの武器があれば十分戦うことはできるのです。


センスのある選手も無限に練習出来るわけではありません。
何か自分の武器を極めて、センスのある選手のその能力を上回ってしまえば勝つ事が出来るのです。


自分が苦労して会得した技術をあっさりと真似されて身につけられてしまうかもしれませんり
ですが、その技術自体の練度や完成度、今まであなたが苦労して来た経験はどれだけセンスがあっても手に入れる事ができないのです。


「センスが無い」は武器に出来ます。


センスが無いから試行錯誤します。
センスが無いから時間をかけて努力します。
センスが無いから努力の仕方を学びます
センスが無いから出来ないを経験できます。
センスが無いから出来ない人の気持ちが分かります。


人間という生き物は、上手くいかないから成長、進化出来るのです。
そんな観点から見るとむしろ、センスが無い方が有利なんです。


初めから出来てしまうと進化しなくなってしまうのです。


バスケットボールは非常にレベルの高く、奥が深いスポーツです。


常に常に成長しようと、変化しようとしなければすぐに通用しなくなってしまいます。
満足したら終わりなのです。


生きている中でも同じ事が言えます。
自分を振り返って現状に満足してしまっていると感じた方は少しだけでも自分を成長させようと思う所から始めてみましょう。


バスケットボールにおいては、100の努力で100の天才を超えることはできないかもしれません。

ですが、事実100の天才なんて存在しません。
生まれ時から高身長でもシュートの仕方は練習しないといけません。
何もかも苦労せず出来てしまってはメンタルが成長しません。


そこを努力で上回っていきましょう。
圧倒的な才能を前にして落ち込みたくなる、モチベーションが下がることはあると思いますが、そこでグッと踏ん張って前向きに攻略法を考えて行きましょう。


繰り返しになりますが、センスが無い。を武器にしていきましょう。


NBAのトッププレイヤー達はセンスがありながら、このメンタリティを持ち合わせているのですからトップな訳なんです。


NBAプレイヤー同士でも最終的には最高レベルの気持ちで戦うのです。


以上長くなってしまいましたが、
今回知って欲しいのは
「センスが無い」方が有利
このメンタリティです。



絶えず進化し続けられる様になりましょう!


以下、NBA等におけるセンスを努力が凌駕したお話を少し紹介しますので、お時間があれば是非読んでみてください。

↓↓↓↓↓

センスのある選手がセンスの高さから見込まれる全ての能力を最大限強化出来るわけではありません。
先程お話ししましたケビン・デュラント選手は怪我がちなこと以外に弱点がほとんど無いのです。しかも天性のセンスがありながら、トップレベルの向上心を持っており、練習量や努力量はNBAプレイヤーでもトップに入ります。

そんなケビンですが実は数ヶ月前のプレイオフで、若手時代の元同僚、ラッセルウェストブルックという191cmのガード選手に抑えられました。
ちなみに私が歴代どの選手よりも好きで尊敬している選手です。
NBAでは小柄な身長に尋常じゃ無いスピードやジャンプ力、そして特筆すべきは無限かと思われるほどのスタミナと怪我をしにくい丈夫さを持っています。


元同僚という事で手の内がある程度わかっていた事もあるのでしょうが、ケビン・デュラントはその程度で止められる選手では到底無いのです。
そもそも、これまでに何人ものプレイヤーと戦っている中で止められる選手がいないのですから。


ラッセルウェストブルックことラスは先述した通り化け物みたいな身体能力を持っていますが、ケビン・デュラントだって並外れた身体能力の持ち主です。


では何が勝ったのでしょう。
気迫、気合いです。


ここに来てそれ!?っと思うかもしれませんが34歳のラスは35歳にして現役トップスコアラーのケビン・デュラントを気迫、気合いで何度もシュートブロックし、試合全体で抑え込みました。


それ程までに凄まじい気迫だったのです。
元々ラスは宇宙人みたいな身体能力と同じくらい、とんでもなく強靱なメンタルとパッションを持ち合わせたプレイヤーです。


ケビン・デュラントだって並大抵の選手とは比べ物にならないほど勝利に貪欲で、毎試合鬼気迫るものがあります。
ですがそれを凌駕する気力で普段誰も止めることの出来ないケビン・デュラントを押さえ込んだのです。


気力、気迫等はまとめるとメンタル面の事です。
これはセンスではなく、生まれてから今日まで様々な物とどれだけ強く戦って生きてきたか何度も何度も倒れては立ち上がってを繰り返して形成されるものです。


今、この瞬間からも成長することが出来ます。
センスや才能という言葉を使って諦めてしまうのは本当にもったいないことです。

ラスの座右の銘は
「Why not」

なぜやらない?という意味の言葉です。
ラスのメンタリティが詰まった言葉だと思います。
よろしければ一度ラッセルウェストブルック選手を調べてみてください。


もう一つ、こちらはNBAを目指す学生選手のお話です。
現在大学バスケで大活躍している、ハンセル・エマニュエルという選手がいます。
身体能力抜群で派手なダンクもかませて、ロングシュートもよく決め、チームとの連携もできるエース級のプレイヤーなのですが


なんと、片腕が無いのです。


幼い頃の事故で片側の肩から先を失ってしまったのです。
それでも、五体満足で一流のプレイヤーがはびこるアメリカ大学バスケ界で他を圧倒する活躍出来るほどの能力があるのです。
なんだかんだ元々身体能力が高かったから。元々背は高いから。元々…等と声も聞こえますが、
身体能力が高ければ、背が高ければ、何か生まれ持った才能で片腕というデメリットを果たして補えるでしょうか??


紛れもなく彼の努力で成長してきた結果なのです。
片腕でも左右どちらからでも攻める事ができ、両腕の選手が片腕の選手に勝てないのです。
よろしければ是非調べてみてください。


長くお時間頂きありがとうございました。
随時記事をあげていきますので宜しければフォロー、スキ等頂けますと励みになります。

カネキ

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