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今の働き方楽しいですか?「モチベーション革命」で概念変えよう

こんにちは、かねぽんです。
今日は尾原和啓さんの著書「モチベーション革命」を紹介します。

主に働き方について書かれている本で、「乾けない世代」を称する若い世代とそれ以上の世代で、働くモチベーションについての考え方を説明しています。


1. どんな人におすすめか?

■今の仕事で「何のために頑張るか」がわからない人

・今の会社で出世したいわけではない
・頑張ったからと言って給料が上がるわけではない
・残業をしてまで仕事したくない

■自分にとって「楽しい仕事」がわからない人

・会社では、やりたくもない仕事を上司に言われたから・押し付けられたからやっている
・自分がやっている仕事の意味合いを見いだせない

■職場で、若い世代の価値観や考え方がわからないと悩んでいる中高年の方

職場にいる若い社員たちが「残業したくない」「上司に従う理由がわからない」と言っているが、私たちの世代とは考え方が異なっている


2. この本を紹介しようと思ったきっかけ

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上の部分で上げたような悩みを持っている方って多いのではないでしょうか。
そういった方に対して、悩みの根本原因を突き止めてもらい、ぜひ解決してもらいたいと思い、この本を紹介します。

今、働き方についての考え方が以前とは大きく変わっている状況です。
そんな中で、「自分にとって楽しい仕事って何かを見つけたい。若い世代が考えていることを少しでも理解したい。」
という課題に対して、一歩踏み出す勇気を出してほしいと思い、本を紹介します。


3. この本を読んだきっかけ

私がこの本を読んだ理由です。

■働き方に対する考え方についての本に興味があったから

「稼ぐために働きたくない世代」
本書中で使用されている言葉です。出世のため、お金のため、人生をかけて仕事に捧げるという考え方が「稼ぐために働く」といった考え方です。今の若い世代は、そんなものは働く上でのモチベーションにはなり得ないというのが作者の考えです。

自分もふと、今の若い世代に共通する考えがあったので、どんな内容が書いてあるんだろうと興味を持ち、本を手に取ってみました。

■作者の実績に興味をもった

作者の尾原和啓はマッキンゼー、リクルート、Google、楽天など有名どころの企業を含めて13職という数多くの環境で働いた経験をもっています。
そんな方が書く本には、きっと勉強になることがたくさんあるのだから、読んでやろうと思いました。

■Amazon Kindle Unlimitedで読める本に登録されていたから

地味な理由ですが、この本を読む一つのきっかけです(笑)
普段、Amazon Kindle Unlimitedを漁って本を読むことが多いのですが、Amazon Kindle内での総合ランキング1位の作者が書いた本ということで、どんな内容が書かれているんだろうと思いました。

ちなみに、Amazon Kindle Unlimitedはおすすめですよ。
スマホさえあれば、隙間時間にどこでも本を読むことができます。一度使用して便利さを享受すると、なかなか紙の本に戻ることができませんね(笑)

4. 本を読んで変わった考え方・行動

■考え方 ~自分が好きなことは何かをよく考えるようになった~

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乾けない世代
「乾けない世代」とは、作中で、若い世代の方たちのことを指している単語です。団塊世代よりも前の方たちが出世やお金などの欲望・成功に向かって頑張るのに対して、若い世代の方たちはいまれた時から「ないもの」がない状態です。
別に頑張らずとも人生を生きていけることができるため、埋めるべき空白がない。つまり、何かが欲しいと「乾けない」ということです。

私も26歳という若さで「乾けない世代」であることは重々承知しています。
だからこそ、仕事に対する「意味合い」が大切だなというのは、普段仕事をする中で実感しています。

そういった考えがあると知った中で、自分にとって何が「楽しい」仕事なのだろう、何がモチベーションの起点なのだろうというのをよく考えるようになりました。

この考え方は、会社で上司から言われたことのみをこなすのではなく、自分で考えて仕事をするという点で、これからの時代とても大切な考えだと思っています。

好きを「生きがい」に変えていく

皆さんはこれまでの生活の中で、お金にならないとしてもついつい取り組んでしまうことってあったんじゃないかと思います。それが一つの生きがいにつながるきっかけです。

作中では、「好き」が「得意」になり、「得意」によって「お金」が得られて、その結果、「世の中」のためになる繋がりが合致したときに、「生きがい」になるそうです。
これって素晴らしい考え方ですよね。
自分が好きなことを見つけて、その強みを磨き続け、自分にしかできないことを仕事にするということですね。

もちろん、お金は生きる上で重要なものです。お金がなければ生きていくことはできないので。でもその中で、自分が好きなこと・得意なことを極めて、有償無償を使い分けながら突き進めることで、お金を得るというのも一つの選択肢ではあると思います。

作者が言うには、仕事ができる人ほど公私混同をするようになるそうです。
でも、ここで言う公私混同というのは別に悪い意味で使っているのではないです。
「自分のやりたい」がある結果、人生そのものをプロジェクトとして捉えて、その中に家庭があり仕事がある。その中で、優先順位をつけながら生活するということです。

もちろん、ブラックな働き方が良いといっているわけではないです。あくまで、自分にとっての「やりたいこと」を見つける中で、それを達成するために日々生活していくということだと思います。

■行動 ~チャレンジすることが多くなった~

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この本を読んで、何か自分が手を伸ばせる範囲で挑戦してみようと思い、副業などを始めました。
もともと文章を書くことが好きだったので、フリーのライターとして活動するようになりました。
こうやってnoteを発信しているのも、その一環です。
自分の考え方を少しでも多くの方に発信したいと思ったことがきっかけですね。

もちろん本業での仕事もあるので、多くの時間を割けるわけではないです。
ですが、副業って基本的には自分が好きなことをきっかけとして始めることができるので、その少ない時間の中でも楽しい時間(=生きがいのある時間)なのではないでしょうか。

今時、クラウドソーシングサービス上でいくらでも仕事はあります。ピンポイントで自分がやりたい仕事を見つけて、嫌だったら辞めればいい。そんなこともできます。

会社員として受け身の姿勢で働くのは本当のやりがいは得られないんじゃないかなと思います。もちろん、価値観は人それぞれですし、別に会社員を否定しているわけではありません。会社にいたって、自分の頭で考えて行動できる優秀な人は多くいます。なので、この考えが正しいとは思いません。

ただ、会社での仕事だけで、「自分がやりたい」を全て埋められるわけではない時代の中で、自分がなりたい姿を定義して、好きを追求していくことが、本当のやりがいや生きがいを見つけることができるのではないかと思いました。

5. おわりに

「モチベーション革命」は現代の働き方についての考え方を解説している本です。
私自身この本を読んで、考えや行動を今時の働き方にシフトさせる必要があるという感想をもちました。
好きなことを仕事にしつつ、それが世の中のためになっているのであれば、とても気持ちがいいですし、「生きがい」にもつながっていくのではないでしょうか。
この本に興味をもった方は、ぜひ手に取って読んでみてください!


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