見出し画像

時間管理で時間から自由になる③ 時間をブロックする No.707

一昨日より時間管理について書いていますが、今日は時間管理の中でも未来のための時間を作る方法について書いていきます。

時間は不可逆的で一度過ぎてしまうと取り返しのつかないもので、貯めることや、貸すこと借りることは出来ません。

その人のその瞬間は過ぎてしまうとそれまでです。しかし、そんな時間も投資をすることは可能です。


「時間を投資」というとどうやってやるの?と、疑問に思う方も多いかと思いますが、単純な事で「今取り組むことが未来に効果をもたらす」行動をすることです。

例えば、健康づくりや資格を取るための勉強、仕事が広がる人脈作りなどは今この瞬間に効果は表れにくいのですが、取り組むことで自分の未来が明るくなります。


未来のために今の時間を使うことで、今得られるものよりも大きな結果を手にするのが「時間の投資」という考え方です。


これは時間を緊急度と重要度のマトリクスで分類した時の、緊急ではないが重要な仕事に取り組むことになります。

7つの習慣の第二領域ですね。

第二領域2


もうひとつ大切なのは一番重要な事MIT(most important task)にフォーカスすることになります。

自分が達成したい目標に対して、これだけは絶対に終わらせなければいけないことを明確にしてまずはそれから取り組みます。


長期的な視点に立ち、重要度の高いことは見つかったでしょうか?
しっかりとリストアップしてみてください。

ではそれをいつやれば良いのでしょうか?


一番効果的に取り組めるのは朝なんです。


朝ブロックといって朝の時間に時間をブロックして、やらなければいけないことを朝のうちに終わらせてしまいます。

皆さん読書やトレーニングはやったほうがいいのは知っているのですが、出来ないのはなぜかご存知でしょうか?

出来ない予定の多くは取り組む時間を決めていないからなんです。


それを朝の時間を使い、何時から何時までやると決めて強制的に済ませてしまいます。

皆さんも経験があると思いますが、やらないといけないことが頭に残ったままでいると、それがどんどん大きくなって集中できなくなってきます。

例えるなら、古くなったPCの作動がだんだん重たくなってくるような感じです。「あれやらなきゃ」というストレスが朝からだんだん大きくなってきて、そればかりが気になって仕事が手につかないという状況になったことは無いでしょうか?

それを朝のうちに終わらせてしまうと1日がとてもスッキリと過ごすことが出来ます。

朝の時間が良いのは、脳がすっきりしているのと、ほかの邪魔が入らないという2点です。

朝ブロックの方法は

①やる事をリストアップし時間を見積もる
②通常の業務に入るまでに終わるには何時に始めればよいかを確認
③すべてを終わらせるために起きる時間を決める
④必要な睡眠時間を確保するために寝る時間を決める

この手順で行います。

大切なのは早起きするために寝る時間を削るのではなく、それだけ早く寝ることを優先する事です。

睡眠時間が短いまま早起きを続けてもパフォーマンスが落ちるだけで、なにも良いことはありません。

寝る時間を早くすることにどれだけ注力できるかが、朝ブロックを成功させるコツになります。


丁度朝ブロックの達人の都さんとそんな話をしたのでよろしければこちらもご覧ください。

都さんは毎朝3時に起きて活動をされていますが、起きないと調子が悪いというくらい朝ブロックの達人です。

都さんのnoteはこちら

是非皆さんも朝に取り組むことを決めて気持ちの良い1日を過ごしていきましょう。

今日の一言
朝ブロックを活用して充実した一日を過ごす
成長するための実践行動
・未来のための行動が何が必要かを明確にする
・その行動に取り組むのに何時間かかるかを算出する
・その行動にいつ取り組むのかを決める(出来れば朝)
・その時間はその行動を最優先で行う

よろしければサポートお願いいたします。サポートいただいたお金は日々のビールやおつまみにありがたく使わせていただきます。間違っても募金箱や賽銭箱に入れませんのでご安心ください。