目標設定④ 正しい目標設定のやりかた No.685
今週は目標設定について書いていますが、昨日までが目標とは・良い目標・悪い目標などについて書いてきました。今日はいよいよ目標の設定方法について書いていきます。
昨日も少し触れましたが、目標を立てる時に重要なのは4つあり
・定性的でなく、定量的にしていく
・期限を決める
・ねばならないを外す
・社会的正義に反しない
上記に当てはまるようにしていきます。
定性的でなく、定量的にしていく
これは出来るだけ数値的な目標にするということです。例えばベストボディーの大会に出るにしても、自分の身長なら体重は68kgで体脂肪率は8%を目指すなど数値化できます。
結婚したいということならそのために出来る数値的な物をいくつか決めることが出来ます。見た目を変えたいと思っていれば、ダイエットで体重を目標にしても良いですし、コミュニケーションの能力を上げるための学校をいつまでに何回通って終了するなどでもOKです。
期限を決める
昨日も書きましたが、期限のない目標は後回しになりますので、必ずいつまでにと日付で決めましょう。
ねばならないを外す
やらないといけないという行動程ストレスを感じる物はありません。多少困難でも自分がやりたいと思える目標にしましょう。やりたいと思えるためにも自分の北極星に向かう目標にしていきましょう。
社会的正義に反しない
いくら世の中のためになることをするのでも、それが社会的正義に反した方法で行っていては意味がありません。
例えば災害があり、被災者に寄付をするために「特殊詐欺」で集めたお金を寄付していたら本末転倒です。
以上のような点に注意しながら、目標設定をしていきましょう。
立てる時に一番大切なのは現在位置の把握です。カーナビをイメージしてもらえればわかりやすいのですが、現在位置と目的地がはっきりしているのでナビのルートが決まります。
これが、現在位置がはっきりしていないといくらゴールが明確でもルートが決まりません。ここで言う現在位置とは何かと言えば下記のような項目になります。
・仕事
・住んでいる場所
・貯金の額
・家族構成や付き合っている方
・力を借りられる人
・資格や知識
あなたが現在どのような状況でいるかを正しく把握し、スタート位置を明確にします。
例えば車を買うためにお金を貯めるにも、現在の貯金額や今の仕事で得られる収入など条件を明確にしなければゴールまでの道筋を立てられません。
スタートとゴールが明確になればそのギャップも明確になり、行動計画に落とし込みが出来るようになります。まずは自分の現在の状況を正確に把握しましょう。
次に大切なのは自分の決めた北極星に沿っているかということです。家族を幸せにすると決めているのに、給料が良いからと言ってアフリカに3年間の単身赴任では、家族は幸せに出来ません。
自分が大切にしている価値観に沿っているかを確認して進んでいきましょう。また、何のためにその目標に向かうのかも明確にする必要があります。
医者や弁護士といった努力の必要な目標を設定する際に「なんとなく」資格を取るという方はいないと思います。必ず何のために取るのかという目的が明確でなければ挫折してしまいます。
しかし、民間の資格などでは意外と「なんとなく」取っている方がいらっしゃいます。インストラクターや講師といった資格も趣味で取るのは良いですが、時間もお金もかかることですので「何のために」を明確にした方が価値があります。
最後のポイントが、相反するものを入れないということです。健康とダイエットのために毎朝トレーニングをすると決めているのに、営業成績を上げるために毎日接待するという目標は両立できません。
また、目標設定の時に「否定」を入れないように注意しましょう。ダイエットなら間食をやめるという否定的な物でなく、毎日運動を15分するという方が続けやすくなります。
上記のような点に注意して目標設定していきましょう。
正しく目標設定されていれば、必ず結果につながり人生が良くなっていきます。
明日は目標を達成するための行動について書いていきます。
今日の一言
正しく目標設定していく
成長するための実践行動
・定量的で期限が明確な目標を立てる
・ねばならないではなく自分がしたい目標にする
・現在位置を明確にしてゴールまでのルートを決める
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