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前のめりな人と受け身な人 No.748

皆さんセミナーや勉強会って参加したことありますか?

セミナーと聞いただけで拒絶反応が出る方もいらっしゃると思いますが、定期的に受けているという方もいたり、むしろ大好きで頻繁に参加しているという方もいらっしゃると思います。

現在私はセミナー講師や勉強会を開催していますが、今でも受ける方も定期的に受けているんです。

今日はそんな中での気付きを書いてみたいと思います。


自分が受けている時も気が付いていましたが、教える側になってより強く思うのは「学ぶ側の姿勢が一番大切」という事です。

当たり前なのですが、本人にやる気がなければどれだけ良い話を聞いても身に付く事はありません。

皆さんも学生時代を思い出していただくと、興味のある科目に良い先生がいたのでより好きになったという事はあっても、先生が良かったので嫌いな科目が好きになったという経験はほとんど無いと思います。

「馬を水辺に連れていけても、水を飲ませることは出来ない」ということわざの通り、本人に受け入れる気が無ければ折角の学びも、時間とお金の無駄になります。

まずは本人が前向きかどうかってとても重要なんですよね。


しかし、経営者が良くやる間違いの一つに「自分が良いと思ったものは全員に良い」と勘違いする事です。

私も以前の会社の社長時代にやってしまった失敗があります。私が受けて良かったと思う研修に幹部二人に強制して参加してもらいましたが、まったく響かずかえって距離が開くという事件がありました。

なぜそうなったかと言うと、私がしっかりと価値を説明して、幹部にどれだけ期待して参加してもらっているかという事を説明していなかったんですね。


逆に皆さんが、社長に言われて参加する側だったら「なぜ社長が自分に声を掛けたか」を考えてほしいと思います。

セミナーや勉強会に参加するというのは、参加費もかかりますがそれ以上に、その時間仕事をしていたら生み出していた売上も使って参加しているという事になります。

例えば、参加費は5万円だとしても、もしあなたが1日仕事をして10万円売り上げが出来たとすると、あなたの参加費は15万円の価値があるんですよね。

社長から「それだけのお金と時間を出しても学んでほしい」というのは何かを理解して参加しなければ無駄になります。


私もセミナー講師として話をしていると、自腹で参加している人と、会社負担で参加している人はすぐにわかります。

もし自分のお金で参加していたら、真剣に聞くと思うのですが、会社負担の方はいやいや聞いていて、全く身になってないケースもあります。大切な時間とお金を投資して、本当にもったいないと思います。

もちろん私も講師なので、そんな方でも楽しんで価値があったと思ってもらえる話をするのですが、それでも意欲が無い方ばかりの前で話すのはなかなか大変です。


前のめりで聞いてくれる人ばかりだと、講師も調子に乗って良い話が出来るようになるので、結果としてお互いが幸せになります。

せっかく参加するのなら、目的を明確にし、自分のためにも講師のためにも前のめりで聞くようにしていきましょう。


今日の一言
学びの場では前のめりで参加する
成長するための実践行動
・セミナーや勉強会に参加する時は目的を明確にする
・社長から言われて参加する時は目的を社長に聞く・社長は説明する
・参加した後はかならず学びの内容をまとめ報告する
・会社負担の時は自腹ならどうするかを考える


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