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年貢に「米」じゃなくて「木」?!

我が家の前の銀杏の木も、青い葉っぱを拡げ始めた。

冬の間は枯れ枝だらけで、春になったら本当に青い葉を付けるのだろうかと心配したが、今年もちゃんと葉っぱを拡げた。

この子(銀杏の木)は、いったい何歳ぐらいになるんだろう。

引っ越ししてきた時はこんなに大きくなかったのに、今では家を覆うぐらいまで大きくなった。

鹿児島県の屋久島には、世界遺産に指定された樹齢7200年の縄文杉(上記写真)があるらしい。

いつかは必ず、その木に会いに行きたいな~と思っている。

屋久島は「一か月に35日雨が降る」といわれるほどの豊富な雨によって島の90%が森林で、連なる山々は「洋上アルプス」ともいわれているそうだ。

森林の中でも特に屋久杉が有名で、その資源に目を付けた薩摩藩主・島津氏は屋久島を支配し、米の代わりに屋久杉の平木(ひらぎ)を年貢として定めたという。ちなみに木2310枚を、米1俵で換算したそうだ。

へぇ~~!!  年貢=米だけじゃなくて、木もあったんだ?!

結局、江戸時代には米だけではなく、その地域で生産できるものにも価値を認めたってことだよね?!臨機応変に。

ある意味、今の時代って、価値が固定され規定され過ぎてはないだろうか。

逆に価値を創っていけること自体に、価値を置いたらどうだろう

例えば「米」じゃなくて「木」でもいいじゃん!と、米が全ての判断基準だった時に「木」の価値をみつけて、「木」に価値を付与したように。

そのように価値を発見し、価値を規定できるような・・そして、ついには自ら価値を生みだせるような、そんな人たちがいっぱいになってこそ、これからの時代「AI」と共存できるようになるかも知れないねっ♡

拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡