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時速1500㎞だって、本当~?!

昨日まで読んでいた論文系の本の余韻を感じながら、今日はいちょうの木を前に、ベランダでブランチを食べた。

メニューはスライスした若い玉ねぎたっぷり入りのレタス&トマトのサラダと、オニオンベーグル。そして、ちょっと濃いめの淹れ立てコーヒー。

これじゃまるで、春の玉ねぎフェアのようなメニューだ。しかし、この時期の採り立ての玉ねぎは美味しいから、しょうがない。

今日はちょっと風が強くて、いちょうの木が揺れている。その揺れが一瞬止まった時、葉っぱたちが覗き込むようにしてこっちを見る。

「えっ、一緒に食べる~?」なんて、いちょうの木に言ってみた。

若い葉っぱが一つも無い、枝だけだったある冬の日。隣の山の住人の鳥がこの枝に座って、雪と戯れていたこと思い出す。

「よくもこんな青々とした葉っぱを、たくさんつけることができたねぇ。凄いエネルギーだね!」なんて、ほめてあげながらね(笑)


そして何気なく空を見ると、あれ?!雲の流れが、ほとんどない。

目の前のいちょうの木は、こんなに大きく揺れているのに・・。

「空の上の気流の方が、地上の風よりも穏やかなのかな?なんで、あんなにゆっくり流れているのだろう??」

「そうだっ!!実は地球の回転(自転)の速度と、空の上の気流の流れの速度が同じだから、もしかして動いてないように見えるのかな?!」と、自分なりの答えを出してみた。

しかし、ちょっと待てよ。

では、地球の自転の速度って、いったいどのくらいだったけ?

ネットで調べてみたら、小学校1年生の男の子が同じ質問をしていた(笑)

自転の速さは、日本ぐらいの場所で時速1500キロメートルです。というのも地球はまるいから回るスピードが場所によってちがってしまうんです。赤道のほうが速度が早くなって、北極や南極あたりでは自転の早さが「ゼロ」になります。ちなみに時速1500キロメートルというと、新幹線のスピードの5倍ぐらいです。(全国子ども電話相談室「ほし・うちゅう」から)

えっ?新幹線の5倍のスピードで、今もこの地球は回ってるってこと??

チョー速い回転木馬に乗って、酔ってしまうような感覚に思わずなる。

よく考えてみると、人間を始め地球上の生物はみんな、そんな速度の中で生きているから・・・というか、この速度に適応しているからこそ生きていて、この速度がなかったら生きていけないってことなんだよね?!

そしてもうひとつは、太陽の周りを回っている「公転」です。公転は1年に1回、回ります。さらに公転の速さは、自転のはやさよりもずっと早いです。時速11万キロメートルです。公転は太陽の周りを回りますが、ハシからハシまでだいたい3億キロメートルのほんとうに大きな円にそって回っています。とにかくものすごく早くまわっているんですよ。(同上)

ここまでくると、高速~回転木馬どころじゃない!!

チョーマッハな世界で、私たちは生きているんだ!!!

これはもう、認識の範囲を越えてしまった・・・。


これ程の速度で地球が回ってるということは、世の中動いてないものはないということになる。

動いているという言葉を「変化」という単語で表現するならば、変化してないものはないということになる。

ミスチルの桜井さんだって、「進化論」の歌詞の中でこういっていた。

変わらないことがあるとすれば 皆 変わっていくってことじゃないかな


結局このような環境の中で、私たちはみんな、常に変化している。

実際に今でも体の中はすごい速さで、古い細胞が死に、新しい細胞が生まれている。

だから実は、変化していても変化していないと思うのは、自ら変化していないと思う「認識」を、無意識的に「選択」しているからだろう。

科学の発展は目まぐるしいのに、人間の頭の中の認識だけが天動説を選択しているように。


だから変化そのものになって、変化を楽しもう~!!

変化が怖いんじゃない、実は固定こそが恐ろしいことなんだよね。

この頭の中の認識ってやつも、時速1500㎞まで飛ばしてあげちゃおう~♡


・・・と、私の認識は既に公転レベルまで、飛んで行ってしまいました!


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