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深く深く観察することで見える 想いの質量

「ありがとう、お母さんとても助かったわ」


この言葉を伝えたとき

嬉しさと恥ずかしさで
歩き方がおぼつかないまま部屋をでていった長男。


その姿をみて、

くすっと笑ってしまった。


そういえば、長男が

自発的に誰かのために、行動することはあまりなかったかもしれない。


私が熱をだして部屋で寝ていた時に、自らごはんを運んできてくれたのだ。


長男にとって

自分が役に立っていると感じられる経験が

いままで少なかったのかもしれない。



こうした行動ができるようになった長男に

とても嬉しい気持ちが沸き起こった。


あぁ、ちゃんと成長しているんだな


いつも心配しすぎてしまうけど

もっと子供の行動を見守る寛容さを

持ちたいなと

そう気づかせてくれた。


それと同時に

最近忙しくして、ちゃんと子供の表情を観察してあげられていなかったな

という、ほんの少しの罪悪感を感じだ。


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自分の身近な人が

何に悩んでいて

何につまづいていて

どんな言葉を心の底に秘めて

どんな想いで時間をすごしているのか


行動や仕草や表情から

相手の心にある内なる言葉を推測する。


深く深く観察する。


そうすると、

最初は見えなかった、本音が見えてくる。


すると、

自然と相手へかける言葉の解像度があがる。


あぁ

この言葉が今のあなたには必要だったんだな


自然と必要な言葉が見えてくる。


しかし、

一番身近な人ほど

心の揺れ動きを見れていなかったりする。



自分のこと、そして身近な家族や仲間ほど

つい、わかっているだろう

という過信が生まれるからだ。


きっと

自分は大丈夫 とか

家族なら大丈夫

と勝手に思い込んでいる。


この意識のずれが

実は身近で大切な人を

雑に扱うということにつながるのだ。



わかっているだろう
わかってくれているだろう

その思い込みだ。


この思い込みが

知らない間に心に浸食すると


いつの間にか

相手との距離を広げる行動につながってしまうのだ。


いつのまにか1人・・1人・・・離れていき

気付いたときには、自分のそばにいてくれるひとが

居なくなってしまうという可能性もある。


ーーーーーーー


私が昔

仕事が忙しすぎて

自分のことばかり優先的に考えて行動していた時に

同じ年の職人さんから言われたことがあった。


「そんなんじゃ誰もついてこーへんで」


そのときは、

私だってつらいんだ
がんばっているんだ

という自分の気持ちを押し付けてばかりいて


この言葉をもらったときも

「もういい!」

なんて、考えもせずに跳ねかえしてしまっていた。



いま思えば、伝えてくれた仲間の職人さんに
なんてひどいことをいってしまったのだろうと

とても申し訳なく思う。



忙しいという言葉は

心を亡くす

と書く。



まさにその通り。

心を亡くして行動しているときは

誰にも言葉は届かない


むしろ、

助けて助けて!私をどうにかして!

という私利私欲な心の言葉が

ダイレクトに相手に届く。


他責思考
他人への依存となり

自分と向き合う姿勢などもなくない

楽な道へ逃げる行動ばかりしてしまうのだ。



だから

相手にもその想いは伝わり

ひとが 離れていくのだ。



そんなときこそ

溢れだす自分の気持ちを、ぐっとこらえて

自分の行動を客観的にみる という時間をとるべきだ。



こうすることで

軌道修正ができていける。


ここで

自暴自棄になり

自分を観察することから逃げてしまうと

いつまでたっても自分の軌道修正ができずに

どんどん道がそれてしまうのだ。



それを防ぐためには

いつも人生の目的を
忘れない時間を増やすことだ。

ーーーーーー

私はいま

常に毎日

自分の理想の人生を書き出す。


1日に1回ではない

1日10回以上だ

パソコンにメモを貼るだけでは
景色となり忘れてしまう。



理想の人生を書いて
そのために出来る行動は何かを

常に書き出す。


こうすることで

自分の理想の人生を常に意識して行動することができる。


すると

理想の人生へ向かう為に

必要な行動をすることができる。


もし

今自分の行動や生き方に疑問があるのであれば

まずは自分の理想の人生とは何か問いかけることから始めてほしい

そして理想の人生を問いかけたときに

心にある内なる言葉を

壊さずにそのまま素直に正直な言葉をメモをするとよい

そうすることで

本当にやりたかったけど認められなかった

小さな小さな声に気づくことができる。

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私はいま自分の小さな小さな声を

聞き漏らさないように

日々自分に問いかけている。


こうすることで

ちょっとずつ今までできなかったことや

自分の固執した考えや思い込みを

解きほぐすことができた。


もし、自分の行動が思い通りにいかない

なぜか前に進むことができないという人は

ぜひ、心が発する繊細な言葉に

向き合う時間をとることをおすすめする。


これが理想の人生を生きるための

一番の近道だからだ。


深く深く観察する習慣をつけるだけで

想いに質量がのる。

そうすることで、初めて大切な人に大切な言葉を届けることができる。


そう

まずは自分を観察することから始めよう。


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