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ジュビロ磐田 大井健太郎 オーストラリアへ渡る!

2022シーズンでジュビロ磐田を契約満了となった大井健太郎

退団後の去就が非常に気になっていましたが、2023年1月30日、遂に移籍先が決まりました。

イースタン・ライオンズSC・・・??

オーストラリア!?

てっきり、移籍先は日本国内だと思っていましたが、海外で新たな挑戦をすることになりました。

私はオーストラリアのサッカーリーグについて全く知識が無かったので、以下のサイトを参考させて頂きました。

(ちなみに、「イースタン・ライオンズ」で検索すると、埼玉西武ライオンズの二軍情報もたくさんヒットします。)

■ Aリーグ(1部リーグ)

オーストラリアではAリーグが1部リーグになります。2004年リーグ開始なので比較的新しいリーグですね。

2012~2014年には、小野伸二選手がAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCに所属していました。

■ National Premier League(2部リーグ)

Aリーグの下のカテゴリーは各州ごとに分かれていて、2013年に新たに設立されたNational Premier League(2部リーグ),通称*NPL*が現在それぞれの州での一番上のリーグとなり、以下stateリーグと続いていきます。

メルサカより引用

オーストラリアの州ごとのトップリーグがNational Premier Leagueで、これがAリーグ下の2部カテゴリに相当します。

大井健太郎が移籍するイースタン・ライオンズSCは、National Premier League Victoriaに所属しています。よって、ビクトリア州(州都:メルボルン)のリーグで戦うことになります。

National Premier Leagueから3部以下への降格はありますが、Aリーグへの昇格制度はありません。

メルボルンサッカーエージェントの「メルサカ」によれば、ビクトリア州が圧倒的にレベルが高いそうです。




大井健太郎の契約内容の詳細は判りませんが、National Premier Leagueは一部プロ契約の選手もいるものの、セミプロ(サッカー以外の本業を持つ)選手が殆どで、年俸ではなく試合給のようです(メルサカより)。

恐らく、Jリーグよりも待遇は下がるだろうと思います。

日本人選手もそれほど多く無いであろうオーストラリアという海外での戦い。

現在38歳というベテランになりながらも、新しい挑戦を選んだ健太郎には敬意を表します。


思えば、大井健太郎は、自チームはもちろん対戦チームであっても海外から来た選手とコミュニケーションをとる姿をよく見かけました。

特にムサエフと仲が良かったのは、ジュビロサポーターには良く知られていると思います。

ムサエフが2020年でジュビロ磐田を退団した時には、インスタライブでエールを送っていました。

今度は逆の立場でサッカーの環境に身を置くことになります。

ここからは、私の想像でしかないのですが、大井健太郎が、選手を引退した後のセカンドキャリアを考えた場合、今回の海外移籍は凄く貴重な経験になるのではないでしょうか?

もし仮に、将来サッカーの指導者を目指すならば、海外から来た選手のメンタル、コンディションなど自身の海外経験を還元することができると思うのです。

日本から遠く離れた広大なオーストラリア大陸で、かつてヤマハスタジアムのジュビロサポーターを沸かせた我らが「キャプテン」大井健太郎。

見知らぬ地で新たな挑戦をするベテランの姿。

私は、大井健太郎とは全く別の環境に身を置く社会人の一人ですが、その大井健太郎の背中には本当に勇気をもらったような気がします。

昨年、2022年の最終節では大井健太郎が退団することが発表されていませんでしたので、ヤマハスタジアムのスタンドから直接お別れを伝えることはできませんでした。

オーストラリアに向かう大井健太郎へ、文面ではありますが、チャントで送り出したいと思います。


「おーいー!けんたろう!おおいけんたろう!」

「おーいー!けんたろう!おおいけんたろう!」

「おーいー!けんたろう!おおいけんたろう!」


最後までお読みいただきありがとうございました。
大井健太郎に歓喜が訪れることを願って。


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